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記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
- 出品数はメルカリ > ラクマ > Yahoo!フリマ、出品手数料はメルカリ(10%) ≧ ラクマ(10〜4.5%) > Yahoo!フリマ(5%)
- 探しものが見つかりやすいメルカリに人は集まりやすいが、ラクマやYahoo!フリマに掘り出し物がある場合も。使い勝手はほとんど変わらない
- 売り手としては手数料が安いYahoo!フリマで売りたいが、メルカリやラクマの方が買い手はつきやすい
日本のユーザーにとって、今やとても身近な存在となったフリマアプリ。
ネットでの中古品流通といえば一時期はネットオークションが多くのユーザーを獲得していましたが、今やかなりの部分がフリマアプリに取って代わられたと言って間違いありません。
メルカリの流行に端を発し、今や多くのフリマアプリがリリースされています。
ジャンルを絞らず幅広く取り扱うフリマアプリの中では、言わずと知れたフリマ業界最大手・メルカリ、楽天グループが運営するラクマ、最後発でヤフーグループが手掛けるYahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)が3強と言っていいでしょう。
パッと見は3つともほとんど同じなので、どのアプリで売買するべきか迷っている人もいるかもしれません。
この記事では、メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマを手数料や出品数、現金化のしやすさなどの点で詳しく比較し、どれを選ぶべきかを考察します!
メルカリの特徴
メルカリは、言わずと知れたフリマアプリのパイオニアでありダントツの最大手。
出品数も圧倒的に多いので、他のアプリに比べて探しものが見つかる可能性が高い。
一方で、販売者にかかる手数料は今回する3アプリの中では最も高い10%。
発送方法としては、通常の郵便や宅急便のほか「らくらくメルカリ便(セブン-イレブン、ファミリーマート)」「ゆうゆうメルカリ便(郵便局、ローソン)」の2種類があります。
詳しくは、以下の記事を参照ください。
コンビニや郵便局で簡単!「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」の発送方法他のフリマアプリにはない機能として、「メルペイ」があります。
チャージすれば電子マネーiDとして利用可能なほか、持ち合わせがなくてもメルカリでの買い物ができる「メルカリスマート払い」(要するに簡易キャッシング)機能も。
さらにはメルカリでの利用は最大4.0%還元となるお得なクレジットカード「メルカード」も2023年に登場。
メルカリでの還元率は利用状況によって最大4.0%まで徐々に上がっていく仕組みで、他の場所でのメルカード利用は1.0%ポイント還元。
年会費無料、ホワイト一色のシンプルでスタイリッシュなデザインも特徴的。
メルカリ経済圏はさらなる広がりを見せています。
メルカリ新規登録時に招待コード入力で500ポイント獲得
これからメルカリに登録するつもりの方は、既存ユーザーからもらった招待コードを入力すると500ポイントがもらえます。
ポイントの有効期間はポイントを獲得してから30日間なので早めに使い切る必要がありますが、メルカリでのはじめての買い物にはうってつけ。
家族や友人にメルカリユーザーがいるなら、その人に招待してもらうのが一番。招待した人もされた人も500ポイントもらえます。
もし心当たりがいないなら、私の招待コード「DRNDHD」をお使いください!
以下のコピーボタンを押すことで、招待コードがコピーできます。
DRNDHD
もちろん、招待コードを使っても個人情報やユーザー名等が招待した側に知られるようなことはないので、ご安心を。
招待コードを入力するのは、メールアドレス・パスワードを入力したあとの2つ目の画面。
任意に決めるニックネームの下の「招待コード」欄に以下の通り「DRNDHD」と入力すればOKです。
メルカリ公式動画で言えば、以下の部分。
メルカリガイドによると、アカウントを登録完了してから14日後までにポイントが付与されるとのこと。
メルカリでなるべく高く売るための7つのコツラクマの特徴
ラクマは、楽天グループが運営しているフリマアプリ。
特に10〜20代女性に人気のあった古参のフリマアプリ・フリルを楽天が買収しラクマに統合したこともあり、メルカリに次ぐ業界2位の規模となっています。
販売手数料が3.5%と破格の安さだったものの、2021年1月13日より6.0%に変更。
さらに2023年8月には利用状況に応じて4.5〜10%の変動制となり、あまり利用していないユーザーは10%でメルカリと同額の手数料となってしまいました。
楽天グループのアプリなので、支払いに楽天ポイントや楽天ペイが利用可能。
また、メルカリと同様にコンビニや郵便局でかんたんに発送ができる「かんたんラクマパック」というサービスがあります。
Yahoo!フリマの特徴
大手3社の中でも最後発、2019年10月にサービスを開始したばかりの「Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)」。
こちらはYahoo!と名前についていることからもわかる通り、ソフトバンク(ヤフー)グループが運営しているアプリ。
クレジットカードのほか、PayPayでの支払いもできます。
2021年1月13日に販売手数料を10%から半分の5%に下げ、値上げしたラクマに代わって業界最安に。
後発なのに手数料がメルカリと同じでは勝負にならないのでは?と個人的にはスタート当初から思っていましたが、ついにテコ入れをしたようです。
メルカリやラクマに比べるとかなり出品数が少なかったYahoo!フリマですが、手数料値下げで今後ユーザー数や出品数が増えてくるかもしれません。
メルカリやラクマでよくある、コメント上での値下げ要望。Yahoo!フリマでは、これを「価格の相談」機能として備えています。
購入者にとっては便利な反面、出品者にとっては値下げ要望が気軽にバンバン届くのでややうっとうしい面も。
メルカリやラクマと同様、コンビニや郵便局で商品をかんたんに発送できる「ヤフネコ!パック」「ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)」というサービスがあります。
メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマを比較。どのアプリを選ぶ?
メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマを一覧表で比較
メルカリ、ラクマ、Yahoo!フリマを一覧表で比較しました。
なお、DL(ダウンロード)数はiOS版が調べられなかったためAndroid版のみの数字。
iOS版も含めるとだいたいこの数字の3〜5倍くらいのDL数があると考えられます。
品揃えも、おおむねこのダウンロード数に比例すると考えて間違いないでしょう。
メルカリ | ラクマ | Yahoo!フリマ | |
---|---|---|---|
経営母体 | メルカリ | 楽天 |
ソフトバンク (ヤフー) |
ユーザー数 (2021年12月時点) | 2,000万以上 | 500万以上 | 500万以上 |
販売手数料 | 10% | 4.5〜10% | 5% |
振込手数料 | 200円 |
210円 (楽天銀行かつ 10,000円以上 なら無料) |
100円 (PayPay銀行 なら無料) |
カード以外の 支払い方法 |
メルペイ スマート払い |
楽天ポイント 楽天キャッシュ 楽天ペイ | PayPay |
振込以外の 売上金額使い道 |
メルペイ (iD決済可) | 楽天キャッシュ | PayPay |
価格交渉 | コメント上で | コメント上で |
「価格の相談」 機能あり |
※2024年9月現在
結局どのアプリを使えばいいのか?
2024年9月現在で言うと、品揃え(出品数)で選ぶならメルカリ、手数料の安さで選ぶならYahoo!フリマ。
以前ならラクマがその中間のちょうどいい位置にあったんですが、ラクマも利用頻度が少ないと手数料がメルカリと同じ10%になってしまったので微妙。
手数料が同じなら、ユーザーの多いメルカリで売る方が買い手がつきやすいですからね。
楽天経済圏をよく利用するならラクマ、ヤフー(PayPay)経済圏ならYahoo!フリマが使いやすいかも。
多少機能の違いはあるものの、使い勝手は3アプリともほとんど変わりません。
先行するメルカリのUIに後続のラクマ・Yahoo!フリマが合わせてきているので、当然といえば当然ではありますが。
それぞれコンビニや郵便局でかんたんに発送できる点も同じ。
表には表れないメルカリの利点として、最も普及しているためコンビニで販売されている梱包材が見つけやすいこと、ネット上に関連情報が多くさまざまなことを調べるときに便利な点が挙げられるでしょう。
また、3アプリともよくポイントプレゼントなどのキャンペーンを実施しているため、キャンペーン次第でそのとき出品・購入する際に利用するアプリを決める手もありそうです。
最後にひとこと
私の場合、2023年8月の手数料値上げまではラクマを使っていましたが、それ以降はメルカリとYahoo!フリマを併用しています。
手数料が安いYahoo!フリマには少し安めの価格で、ユーザーが多いメルカリには手数料が高い分を加味したやや高めの価格で出品し、片方が売れたらもう片方は素早く出品停止にするスタイル。
【初心者向け】メルカリはじめての出品から梱包・発送、入金されるまでの手順