この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
日本で初めてのイタリア料理レストランは、新潟にありました。
現在、そのレストランはホテルニューオータニのアソシエイトホテル「イタリア軒」として営業中。
イタリアへ帰ろうと思い悩むミオラを周囲の人達が励まし、現在「ホテルイタリア軒」の立つ西堀に日本で初めてイタリア人が開いたレストランを誕生させました。
おすいの発案で「イタリア軒」と名付けた瀟洒(しょうしゃ)な洋館と料理の味はこのとき生まれます。イタリア軒は、時代の最先端をいくレストランとなり、「これぞ新潟の鹿鳴館」と誉めたたえられました。
イタリア軒物語 | ホテル イタリア軒
新潟旅行の宿を探していて偶然見つけたホテル、イタリア軒。
伝統あるレストランがルーツ&ホテルニューオータニアソシエイトホテルともなるとかなりの高級宿なのかと思いきや、(ご時世もあるのかもしれませんが)ビジネスホテル並にリーズナブルで驚きました。
2人で8,000円ちょい、しかも朝食付き。
※価格は時期により異なる可能性があります
新潟市街にあるので観光やビジネスにも便利ですし、朝には伝統あるおいしい洋食を食べられて大満足です!
ホテルイタリア軒へのアクセス・交通手段
ホテルイタリア軒は、新潟駅から信濃川を渡って海側にあります。
新潟駅から海側へつづく市街地の西の端あたり。
駅から歩くと30分以上かかるので、現実的な選択肢としては車以外だと新潟交通バス(徒歩と合わせて所要時間15分程度)かタクシー(10分弱)になるでしょう。
バスは新潟駅万代口から出ており、古町に向かうものに乗ればOK。
ほとんどのバスは古町方面に向かうはずですが、念のためGoogle路線検索するなり運転手に「古町に行きますか?と訊くなり、行き先表示を確認するのが確実です。
新潟空港から来る場合はタクシーで約20分程度、バスなら一旦リムジンバスで新潟駅や万代シテイバスセンターに向かって乗り継ぎとなります。
宿泊施設名 | イタリア軒 |
---|---|
住所 | 〒951-8061 新潟県新潟市中央区西堀通7番町1574 |
電話番号 |
025-224-5111(代表) 0120-800-876(宿泊予約) |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
価格帯 (2人1泊) |
5,000〜10,000円 (スタンダードルーム1泊朝食つき) |
重厚な雰囲気の漂うロビー、エントランス
ステンドグラスの窓が特徴のこちらの建物が、ホテル イタリア軒。
夜間はイタリア国旗の電飾が光るので特にわかりやすい。
中に入るなり、大きなシャンデリアと高い天井がお出迎え。
エントランス横のロビーもこの重厚な雰囲気。伝統を感じさせてくれます。
新潟県小千谷市が発祥の錦鯉。ウロコ1つ1つが美しい。
こちらのフロントでチェックイン手続き。スタッフの方々も非常に丁寧でした。
入り口すぐのエスカレーターを上ると、イタリア軒の歴史をめぐる展示スペースが。
旧館時代に使われていた食器や看板、太宰治氏が来館したときの写真などが飾られています。
新しくはないが手入れの行き届いた部屋と設備
私たちが宿泊したのはダブルルーム。
設備は新しくはありませんが、手入れがしっかりしていて雰囲気の良い部屋です。
逆のアングルから。
ちゃんとウォシュレットはついていたので一安心。トイレットペーパー上には謎の古びた電話が……?
つながると申し訳ないので取りませんでしたが、かなり古そうだったしそのままにしてあるだけで通じていないのかも。
ユニットバスタイプで、このあたりは一般的なビジネスホテルと変わりません。
アメニティも一通り揃っているので、特に困ることはないでしょう。
電気ポットやコーヒー、お茶も完備。
冷蔵庫もあります。良く見るとナショナル(昔あったパナソニックのブランド)製だ……!
冷やす分には全く問題ないですが、寝るときはちょっとコンプレッサー音がうるさかったのでコンセント抜きました。
8階にある部屋からの眺め。このあたりは高い建物が少ないので、開けていて気持ちいい。
イタリア軒に泊まるなら外せない朝食
イタリア軒には素泊まりプランもありますが、せっかくなら朝食付きプランにするのが絶対おすすめ!
プランによりますが1人あたり1,000円未満で朝食がつけられるし、ビジネスホテル並の価格で朝から本気の洋食が食べられますよ。
朝食は、1Fエスカレーター横にあるレストラン「マルコポーロ」にて。
サラダやソーセージなど定番メニューのほか、シェフがその場でつくるオムレツ、新潟県産米のおにぎりなど嬉しい料理が並びます。
具材とソースが選べる特製オムレツ。
おにぎり実演コーナーと、新潟名物タレカツ。
イタリア軒の看板メニューのひとつ、ビーフカレー。
新潟県阿賀野市の生乳を使ってつくられる、ヤスダヨーグルト。この後直営店にも行きました。
バイキング形式だとなるべく全品食べたくなってしまう欲張りな私。
全部は無理でしたが、可能な限り盛った結果がこちら。
コク深くてとてもおいしい自慢の欧風カレー。お土産化して販売しているのもわかるクオリティ。
シェフ作りたてのオムレツは伝統のデミグラスソースで。中はとろとろで文句なし。
十日町妻有そば。他のメニューが比較的濃厚なので、おいしいのはもちろんさっぱりしているのがいい。
サクサクのタレカツも、濃厚なヨーグルトも、全品おいしくいただきました。お腹パンパン。
この直後の昼食に村上市の「千年鮭 井筒屋」で鮭料理のコースとはらこ丼を食べたので、めちゃくちゃおいしかったけど本当にお腹が限界ギリギリでした。。。
鮭のまち・新潟県村上市の「千年鮭 井筒屋」で、人生最高のいくら丼(はらこ丼)に出会った最後にひとこと
立地が良い、部屋も良い、リーズナブル、朝食がうまい。これ以上何を求められようかというほどの良いホテルでした。
朝食には無かったけど、147年前の味を守り続けているというミートソースも食べたかったなあ。次来たときは必ず。
新潟市内中心部に泊まるなら、イタリア軒おすすめです!