この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
AppleのデスクトップPCといえば、「iMac」か「Mac mini」の2つが思い浮かびます。
(※Mac Studioもありますが、プロ向けすぎて一般的でないので割愛)
私が最初に買ったMacはiMacでしたが、数年前からはMac miniに乗り換え。
現在のところ、この乗り換え決断は(少なくとも私にとって)良いものだったなと実感しています。
いま使っているM1 Mac miniからM4 Mac miniに買い替えを決め、到着を待っているところ。
この記事では、iMacとMac miniのどちらにしようか迷っている方へ、Mac mini派のひとりとして「iMacよりMac miniをえらぶ理由」を3つ紹介します!
① Mac miniは、中身とディスプレイどちらかだけの修理・交換ができる
iMacは、Macの中身(CPU、GPU、メモリ、SSDなど)と、ディスプレイが一体化した製品。
見た目は非常にスマートで美しいですが、一方で「Macの中身の部分」と「ディスプレイ」のどちらが故障しても両方を修理・交換しなければなりません。
(昔でいう「テレビデオ」と同じですね。通じる世代は40代以上になりそうですが。。。)
一方で、Mac miniは”Macの中身部分”のみの製品。ディスプレイなどの周辺機器は別途自分で用意する必要があります。
逆に言えば、Macとディスプレイがそれぞれ独立していて、どちらか片方だけでも修理・交換が可能ということ。
Mac側が古くなったり故障したら、そちらだけ買い替えたり修理すればいい。
もっと大きなディスプレイが必要になったら、ディスプレイだけ差し替えればいい。
Macで使わなくなったディスプレイは他のパソコン用にしたり、ゲーム用など他の用途で使うこともできる。
修理や買い替えのしやすさ、汎用性の面においてはMac miniのほうがはるかに優れているのは間違いありません。
② 同スペックならMac miniの方がトータルで安く済ませやすい
2024年10月の同時期に発表された、Apple M4チップ搭載のiMacとMac mini。
Mac miniの最小構成モデル(M4チップ、10コアCPU、10コアGPU、メモリ16GB、SSD 256GB)は94,800円。
同じスペックのiMacは234,800円なので、価格差は140,000円です。
つまり、14万円以内でディスプレイとマウス(トラックパッド)、キーボード、スピーカーがそろえられればMac miniの方が安く済むということになります。
……よほど高価格帯のものばかりを選ばなければ、14万もかかりませんよね。
私の場合だと、iMacより大きい27インチの4Kモニターを2枚買っても14万を下回りました。
もちろん、iMacのディスプレイは24インチ・4.5Kだったりと個々の機能・性能はiMacのものと異なりますが、自由に組み合わせていいなら”どうとでもなる”。
- 4K・27インチモニター①:ProArt PA279CV-J(約55,000円)
- 4K・27インチモニター②:27UL500-W(約30,000円)
- キーボード:REALFORCE TKL for Mac(約25,000円)※生産終了
- マウス:MX MASTER 3S(約16,000円)
- スピーカー:Creative Pebble(約2,000円)
- トータル約128,000円
(レビュー:高性能マウス・MX MASTER 3SをMacで使う設定方法。7ボタン2ホイールで快適、作業効率アップ!)
(レビュー:PCスピーカー「Creative Pebble」レビュー。2,000円ちょいで十分な音が鳴る圧倒的コスパ)
可能な限り安くしようと思えば、5万円以内でも十分おさまるでしょう。
統一感やらデザインやらを度外視してコストパフォーマンスで考えれば、間違いなくMac miniの方が上です。
③ Mac miniならディスプレイ、キーボード、マウスなど周辺機器を自由に選べる
iMacは、24インチディスプレイと一体化しているだけでなくスピーカーも内蔵。
キーボードとマウス(トラックパッド)もついており、少なくともデザイン・統一感の面においてこの構成を超える組み合わせはそうそうないでしょう。
一方で、24インチのディスプレイはサイズ的に物足りないと感じるユーザーもいるはず。
標準のMagic Keyboardはキーストロークが浅く、打鍵感の好みが分かれる。
Magic Mouseはボタンがないのでジェスチャーを使いこなす必要がありますが、多ボタンのマウスやトラックボールを使いたいユーザーもいるでしょう。
Mac miniなら、ディスプレイ・キーボード・マウス・スピーカーといった周辺機器をすべて自分好みのもので組み合わせられる。
私の場合、以下の条件でそろえました。
- ディスプレイは、4K27インチ×2枚で作業領域を広くとる
- キーボードは、しっかりとキーストロークがあって打鍵感がよいもの
- マウスはボタンが複数あって機能割り当てができるもの
- スピーカーはあまり使わないのでコスパ重視
→ メイン:ProArt PA279CV-J、サブ:27UL500-Wの2枚構成
→ 高級キーボード・REALFORCE for Mac(※販売終了)を購入。現行モデルはREALFORCE R3HH11
→ 7ボタン・2ホイールのMX MASTER3s
→ 2,000円と安価ながら評判のよいCreative Pebble
Mac miniにおすすめのディスプレイ、キーボード、SSD、スピーカーなど周辺機器まとめ
もちろんiMacと他社製品を組み合わせることもできなくはないですが、トータルのコストがかなり高めになってしまうのは避けられない。
(というか自由に組み合わせたいならあえてiMacをえらぶ意味が薄い)
Apple製品にこだわらずPC周りを自分好みのものでそろえたいのであれば、Mac miniのほうが明らかに適しています。
私がiMacよりMac miniをえらぶ理由 まとめ
iMacを購入するユーザーは、利便性だのコスパだの考えずにそのデザインに惹かれている部分が大きいのかもしれません。
そういった方にとっては、この記事に書いたことは野暮でしかないのかも……?
ですが、特にそういうわけでもなく「iMac、Mac miniのどっちがいいのかな?」と考えている人もいるはず。
そういうユーザーの方に、この記事が少しでも役に立ってくれると嬉しいです!