この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
最近、家のものを整理しようとメルカリをはじめました。
今後遊ぶ見込みのないゲームソフト、パソコンに取り込んだ後は直接聴くことがないCDを出品中。
出品や購入などといった全てのアクションがなるべく楽にできるよう考えられているメルカリですが、発送についても同様。
3大コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)や郵便局などで、面倒臭い伝票記入をすることなく簡単に発送することができます。匿名配送可能なのも嬉しい。
メルカリにおける発送は、大きく分けて「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」の2つ。
両者を比較して何が違うのか最初はよくわからなかったのですが、いろいろ調べて実際に利用して、ある程度理解することができました。
この記事では、これからメルカリで出品したいという人のために「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」それぞれの特徴、実際の発送方法について解説していきます!
らくらくメルカリ便とは?
らくらくメルカリ便は、メルカリとヤマト運輸が連携してスタートした配送方法。
らくらくメルカリ便のメリットは、公式サイトによると大きく6つ。
- 宛名書き不要
- 全国一律の送料
- 対応サイズが幅広い
- 確認できる配送状況
- あんぜん匿名配送
- あんしん配送サポート
伝票に送付先の住所や氏名などを記入するのは、意外と面倒。らくらくメルカリ便の場合、その面倒な宛名書きが不要となります。
ファミリーマート、セブン-イレブン、ヤマト運輸の営業所、宅配便ロッカーPUDOなど41,000ヶ所以上で発送可能。
日本全国どこでも配送料が同じなので、全国各地に出品者や購入者がいるメルカリとの相性がとても良い。
この特徴により、メルカリではほとんどの商品が送料込みになっているのもわかりやすくていいですね。
らくらくメルカリ便には「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」の3種類の配送方法があり、それぞれ全国一律の料金が決められています。送る商品のサイズに合わせて分けるだけなので簡単。
小物や薄手の衣類、CDやDVDといったディスク類などに使える「ネコポス」(A4サイズ、厚さ2.5cm以内)は、全国一律210円。
衣類や雑貨などにちょうどいい「宅急便コンパクト」(縦×横×高さが60cm以内)は全国一律450円。
それ以上の大きさの「宅急便」は以下の料金となっています。
出品者、購入者ともに相手方に住所や氏名を伝えなくても配送が可能なので安心。
配送時のトラブルで商品の紛失や破損が発生した場合、メルカリがサポートしてくれます。
ゆうゆうメルカリ便とは?
ゆうゆうメルカリ便は、メルカリと日本郵便が連携し提供する配送サービス。
ゆうゆうメルカリ便のメリットは、大きく以下の6つ。
- 郵便ポストから発送可能
- 郵便局/コンビニ受取
- 宛名書き不要
- 確認できる配送状況
- あんぜん匿名配送
- あんしん配送サポート
ゆうゆうメルカリ便は、全国約15万か所の郵便ポストから全国一律料金で配送可能。
「ゆうパケット」(A4サイズ、厚さ3cm以内)は230円、「ゆうパケットポスト」は215円、「ゆうパケットプラス」は455円、「ゆうパック」(60〜100サイズ、重さ25kgまで)だと以下の料金となります。
2023年には、小さい商品を160円(+専用封筒20円)で安く送れる「ゆうパケットポストmini」も加わりました。
送料160円の「ゆうパケットポストmini」使い方。メルカリなどフリマアプリで小さな商品を匿名配送するならこれ自宅だけでなく、郵便局・コンビニ・はこぽす(郵便物を受け取れる専用のロッカー)で受け取れます。
アプリで生成されるQRコードをかざすだけでよいので、面倒な宛名書きが不要。
アプリの取引画面で、現在荷物がどのような状況なのかをかんたんに確認できます。
出品者、購入者それぞれ住所や氏名を明かさなくても配送可能。
万が一配送時にトラブルが起きた場合でも、メルカリが取引をサポートしてくれるので安心。
らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便の違い
なんだか似たような感じに見える「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」ですが、比較してみると一体どこが違うのでしょうか?
ざっくりとまとめると、以下の表の通り。
特に多くの出品者が気になる違いは、『取り扱っている発送場所』と『対応サイズ・料金』じゃないかと思います。
らくらくメルカリ便 | ゆうゆうメルカリ便 | |
---|---|---|
発送場所 |
ヤマト営業所 ファミリーマート セブン-イレブン 宅配便ロッカーPUDO |
郵便局 ローソン |
集荷 |
可能 (ただしネコポスを除く) | 不可 |
受取場所 | 自宅 |
自宅 郵便局 ローソン ミニストップ はこぽす(日本郵便の宅配ロッカー) |
対応サイズ |
・ネコポス ⇒A4サイズまで、厚さ3cmまで ・宅急便コンパクト ・宅急便60〜160サイズ ※PUDOは55cm × 44cm × 37cm以内 |
・ゆうパケット ⇒A4サイズまで、厚さ2.5cmまで ・ゆうパケットプラス ・ゆうパック60〜100サイズ ※はこぽすは54cm × 41cm × 24cm以内 |
宛名書き | 不要 | 不要 |
匿名配送 | ○ | ○ |
らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便の料金をそれぞれ確認しておきましょう。
例えば、A4サイズ以内で厚さ3cm以内なら、らくらくメルカリ便の「ネコポス」の方がゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケットポスト」より5円安い。
ゆうパケットポストはさらに専用箱と発送用シールで+70円が必要ですが、その代わり2kgのものまで送れる(ネコポスは1kgまで)。
中〜大型サイズだと料金はほとんど変わらないが、ほとんどの場合はらくらくメルカリ便の方が若干安い。
このような感じで、上の表を見比べつつ配送方法を決めるとよいでしょう。
梱包について
梱包についてはユーザーにより様々なやり方があると思いますが、ここではいくつか例を挙げておきましょう。
ネットショップ等の梱包材を再利用する
Amazon等のネットショッピングで自宅に送られてくる荷物の梱包材を再利用する方法。
私の場合は楽天ブックスの若干大きめなプチプチ付き袋を半分に切って、CD・ゲームソフトの発送用に使いました。
楽天ブックスで本を注文すると、大きめの袋で届きました。
これを半分に切って、
ガムテ等で端を留めれば一丁上がり。
ホームセンター、100円ショップ、ネットショップで購入する
100円ショップやホームセンター、梱包材を販売しているネットショップ等で購入してもいいですね。
私の場合、今回は「ダンボールワン」というサイトでクッション封筒を購入しました。当時の価格は50枚入りで1枚あたり40円ほど。
CDやDVD、ゲームソフト、小物類はこれに入れて送るだけなのでとても使い勝手がよい。
たまたま検索で見つけた「ダンボールワン」、実はダンボールや梱包材通販の業界No.1サイトらしい。
さまざまな材質やサイズの梱包材やダンボール箱が安く手に入るので、まずここをチェックしてみると良さそう。
Amazonや楽天市場といったネットショップでも、幅広い種類の梱包材が販売されています。価格などが折り合えばこちらでもいいかも。
メルカリで専用資材を購入する
メルカリでも、オリジナルの梱包資材を販売しているようです。
見る限りは特に高価だとかそういったこともないようなので、迷っているならメルカリ公式で購入するのもアリ。
メルカリのアプリ上で商品リストを横にスワイプしていくと「ストア」というタブがあり、そこで販売しています。
らくらくメルカリ便の発送方法
ファミリーマートの場合
ファミリーマートでらくらくメルカリ便を送りたい場合の手順について解説します。
メルカリのアプリで購入された商品の取引画面を開くと、「らくらくメルカリ便」で設定している場合は
・コンビニ・宅配便ロッカーから発送
・ヤマトの営業所へ持ち込んで発送
・ヤマトの集荷サービスを利用して発送
の3つが表示されます。
今回はファミリーマートで送るので、「コンビニ・宅配便ロッカーから発送」→「ファミリーマート」と選択。
F
発送する商品のサイズを選び、「配送用の2次元コードを表示する」をタップ。
すると、QRコードが表示されます。この画面を表示したままにしておきましょう。
ファミリーマート店内に設置されているFamiポートで、レシートの出力をします。
メニューの中から「配送サービス」を選択。
さきほどスマートフォンの画面に表示させておいたQRコードを、スクリーンの左下あたりにある読み取り部にかざします。
表示内容を確認し、右下のOKをタップ。匿名配送なので、相手先の住所等は表示されません。
ここまで終えると、レシートが印刷されます。これを30分以内にレジに持っていきましょう。
レジでレシートを渡すと、サイト連携専用袋なるものを手渡されるので送る郵便物に自分で貼ります。
ネコポスサイズの場合、ファミリーマートの専用袋は大きすぎるので若干戸惑います。
なので裏の台紙を半分剥がして貼る
→店員さんから渡される伝票用紙を入れる
→もう半分の台紙を剥がして折り曲げて貼る
という手順がおすすめ。ネコポスの場合なら、貼り終えると↓の画像のような感じになるはず。
レジで発送手続きを終えたら、アプリ上で「商品の発送をしたので、発送通知をする」をタップ。
すると購入者に発送が通知されます。
さらに、メッセージで購入者に到着予定日も含めて発送した旨を伝えておくとよりいいですね。
あとは購入者の受け取り評価を待つのみ。
セブンイレブンの場合
セブンイレブンでらくらくメルカリ便を送る場合、アプリで「コンビニ・宅配便ロッカーから発送」→「セブン-イレブン」を選択します。
サイズを指定し、ボタンをタップしてバーコードを表示させます。
セブンイレブンの場合はQRコードではなくバーコードが表示されるはず。
セブンイレブンの場合は、このバーコードを直接レジに提示すればOK。
サイト連携専用袋が手渡されるので、発送する郵便物に貼ってレシートを入れれば終了です。
ファミマやローソンのように店内端末を経由する必要がない分、セブンイレブンの方が若干ラクな印象。
宅配便ロッカーPUDOの場合
比較的大きな駅や提携店舗などに設置されている、宅配便ロッカーPUDOでの発送方法について解説します。
(PUDOの設置場所については、こちらを参照 → ロッカー設置箇所一覧 | ヤマト運輸)
取引画面から「コンビニ・宅配便ロッカーから発送」→「宅配便ロッカーPUDO」を選択。
サイズを指定し、QRコードを表示させておきます。
宅配便ロッカーPUDOの画面上で、右側の「発送」をタッチ。
既に開いているボックスがある、というなんだか不穏なメッセージが表示されました。とりあえずスルーして右下の「続ける」。
バーコードをスキャンしてくださいと表示されるので、画面下の読み取り部にさきほど表示させておいたQRコードをかざします。どうでもいいけどバーコードとQRコードって別物では。
今度は赤文字でさらに不穏なメッセージ。確認して次へ。
配送できないものに関する注意事項が表示されます。これも確認して次へ。
ネコポスでは日付や時間は指定できないらしいので、「指定なし」を選択して次へ。
PUDOのどのロッカーを使うかの選択。ネコポスの場合はSサイズで十分。
すると、「お荷物をボックスに入れ、扉を閉めてください」という画面表示に。
その表示と同時に、パッカーンとどこかのロッカーの扉がオープン。ここに発送する荷物を入れてしっかりと扉を閉めます。
画面にはボックス番号を確認してくれと表示されるものの、ボックスに番号が振られていないため果たして正しいのかどうかわからない。
受付番号は合っていたため、たぶん大丈夫だろうということで「確認しました」をタップ。
以上で手続きは完了です。
いちいち画面の案内がわかりにくい上に、ロッカーの扉が開いたときに写真を撮ったりしていると画面が初期表示に戻ってしまい、扉も閉まらなくなってしまうという事態が起きました。
2度目はうまくいきましたが、1度目に失敗してしまった原因はよくわからない。
仕組みとしては先進的で良いと思うのですが、現時点では発送ミスが起きてしまいそうでオススメしづらいというのが正直なところです。
ヤマト営業所の場合
ヤマト運輸(クロネコヤマト)の営業所でも、らくらくメルカリ便の発送が可能です。
メルカリのアプリで、「ヤマトの営業所へ持ち込んで発送」を選択。
サイズを指定して、QRコードを表示させておきます。
配達スタッフさんたちが慌ただしく働いている営業所内へ。
まず使うのは、こちらの「ネコピット」というタブレット型の端末です。
画面に触れるとメニュー画面になるので、右下の「提携フリマサイト、提携企業サイト」のところをタップ。
今回はQRコードを読み込むので、右側の「2次元コードをお持ちの方」をタップ。
背面のカメラが起動するので、タブレットの後ろにQRコードをかざしてスキャンします。
送り状の内容を確認し、印刷。
あとは、印刷された送り状と発送する荷物を一緒に配達員さんに渡すだけ。
手間としてはファミマやローソンと同程度なのですが、配送準備等で忙しそうなヤマトの配達員さんに対応してもらうので個人的にはちょっと申し訳ない気持ちになってしまう。
営業所はコンビニのように常にカウンターに人がいるというわけでもないはずなので、最寄りがヤマト営業所というわけでもない限りはコンビニの方を使った方がいいかなという気がします。
ヤマトに集荷に来てもらう場合
集荷料としてプラス30円を払えば、クロネコヤマトに集荷に来てもらうこともできます。
例えば育児等で家を離れられない場合なんかには便利ですね。
ただし、現時点(2019/3/31)ではネコポスには非対応らしい。
私がメルカリに出品しているのはゲームソフトやCDとなど全てネコポスサイズの商品なので、今回はヤマト集荷を利用できませんでした。今後使うことがあれば追記します。
ゆうゆうメルカリ便の発送方法
郵便局の場合
セブンイレブンの約2倍、約25,000もの店舗をもつ郵便局にて「ゆうゆうメルカリ便」を利用する手順は以下の通り。
店舗内にある「ゆうプリタッチ」という端末を探します。コンビニでよく見るバーコード読み取り機が設置されているのが見えるはず。
取引画面から送る荷物のサイズを設定し、「郵便局用2次元コードを表示する」をタップ。
するとQRコードが表示されるはず。
このQRコードをゆうプリタッチに読ませると、自動的に伝票が印刷されます。
あとは、この伝票と発送する荷物を一緒に窓口に持っていくだけ。コンビニのように自分で何か貼ったりする必要もなし。コンビニと比較しても一番手間がなく簡単でした!
なお、ゆうプリタッチがない郵便局もあるようなのでその場合は局員さんに聞いてみてください。
ローソンの場合
ファミマ・セブンイレブンの「らくらくメルカリ便」に対し、ローソンでは郵便局と提携して「ゆうゆうメルカリ便」の利用が可能。
ゆうゆうメルカリ便に設定した商品の取引画面から、サイズを指定して「コンビニ用2次元コードを表示する」を選びましょう。
するとQRコードがアプリ上に表示されるので、この画面のままキープしておきます。
ローソン店内にある赤い端末Loppiを使ってレシートを出力します。
真ん中の「Loppi専用コードをお持ちの方」をタッチ。
さきほどアプリに表示させておいたQRコードを、Loppiに読み取らせます。
画像右下の部分が読み取り部。ここにQRコードをかざしてください。
内容を確認して、発行するをタッチ。
と言っても匿名配送なので、お届け先は郵便番号と都道府県をのぞいて表示されません。
レシートが印刷されるので、これを持ってレジへ。
レジでレシートを渡すと、日本郵便の伝票納入袋が手渡されるので、発送する郵便物に貼りましょう。
A、B、Cと3枚綴りの伝票が渡されるので、切り取り線に沿って切り離します。
あとは切り離した伝票を袋の中に入れれば完了。
あとがき
以上、「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」についての詳しい解説でした。
面倒くさそうで二の足を踏んでいる方も、やってみるととても簡単なのでぜひお試しあれ!
【初心者向け】メルカリはじめての出品から梱包・発送、入金されるまでの手順
メルカリの売上金が使える支払いアプリ・メルペイの使い方まとめ。カード追加、銀行口座設定、Suicaチャージなど
メルカリでなるべく高く売るための7つのコツ