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世界三大美術館の1つ、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館。
来場者数は年間約500万人、収蔵点数は約300万点。
1日かけても回りきれないほどの広さ多様さで、古今東西あらゆる地域、時代の美術品が収集、展示されています。
美術にはとんと疎い私ではありますが、やはりニューヨークに来たからには行っておかなければということで突撃してきました。
1つ1つの絵画や彫刻などの作られた背景や作者については知らなくても、これまで紡がれてきた世界のそれぞれの地域の歴史や文化、またそれらの違いを体感することができる素晴らしい場所でした。
世界のあらゆる地域の歴史ある美術品が集まる「メトロポリタン美術館」
メトロポリタン美術館の入り口にやってきました。日本ではまず見られない巨大な建物。
観光客が多い年始であることもあり、長い行列ができていました。
と思ったら行列は左右に分かれており、駅から遠い向かって左側の列はそれほど長くない。ハイシーズンに行くなら覚えておくといいかも。
まず入場券を買う必要があるのですが、私はメトロポリタン美術館を含むニューヨークの主な観光地を一通り巡れるシティパスを持っていたので、これで入場します。
シティパスを入場に必要なチケットに代えてくれるスタッフが入り口近くにいるので、その方に渡せばOK。
ゲット!左側のマークのところがシールになっていて、体に貼り付けて使います。
(私は途中で落としてしまい焦ったので、剥がれないようご注意を。。。)
玄関ホールから、様々な展示ゾーンへ通じる入り口があります。
ちなみに、美術館案内によると収蔵されているのはざっくり以下の18ジャンル。
・アメリカン ウィング
- 17世紀から20世紀初期のアメリカ美術
・古代中近東美術
・武器・甲冑
・アフリカ・オセアニア・南北アメリカ美術
・アジア美術
・素描・版画
・エジプト美術
・ヨーロッパ絵画(1250-1800年)
・ヨーロッパ彫刻・装飾美術
・ギリシャ・ローマ美術
・イスラム美術
・ロバート・リーマン・コレクション
- 14世紀から20世紀にかけてのヨーロッパ絵画、素描と装飾美術
・中世美術
・近代・現代美術
・楽器
・19世紀-20世紀初期ヨーロッパ絵画・彫刻
・写真
・ルーフ ガーデン
アメリカの美術館ということでそのルーツの1つであるヨーロッパが厚めですが、よくもこれだけ世界中から集まったものです…。
(ところでインディアンのものはないのだろうか)
絵画や彫刻が、驚くほど近くで見られる。しかも撮影自由!
メトロポリタン美術館で驚くのが、美術品それぞれが間近で見られること。ガラスケースどころかロープなどもほとんど張られていません。しかも撮影も自由!
(もちろん手を触れてはダメですよ。また、フラッシュは美術品を痛める可能性があるためNGのようです)
日本では万一に備えがっちりガードされているのが普通ですから、新鮮でした。
映画でしか見たことがないようなヨーロッパ風の部屋。
私は知りませんでしたが有名な絵画。ドミニク・アングルという画家の「ドブロリ公爵夫人」
カメラやスマートフォンで撮影している人ももちろんたくさんいます。
私の美術に関する教養レベルでは「なんかすごい絵画や彫刻がたくさんあるよ!」程度なのですが、それでも楽しい。
世界の文化の違いを体感できる
しばらく歩いていると、ここまでのヨーロッパ美術とは全く違うアジア美術のゾーンに。
あまりにもガラリと変わったので驚きました。
同じ人間なのに、違う地域で進化していっただけでこれほど違うものを作り出すのだと感慨深い。
国力によって現時点では欧米の影響力が強い世界となっていますが、アジアが世界を席巻していたらどうなったんだろう、と考えさせられます。
日本のゾーンももちろんありましたよ!中でも着物が大々的にフィーチャーされていました。
さすがに欧米に比べると少なめではありますが、普段はまず見ることのできない日本の美術品を多数みることができます。
名和晃平さんの現代アートもありました。
玄関ホールに出てきました。ここらで今更ながら、適当に回っていたのではどうしようもないことに気付く。
近くの案内所で美術館案内をゲット。多くの言語のものを取り揃えているようで、日本語もありました。
これから来場する方におかれましては、最初にこの案内を手に入れることをおすすめします…。
あとはざっくり写真をどうぞ。
楽器ゾーン!
武器・甲冑ゾーン!
ヨーロッパ彫刻。
ここは…なんだったっけか。確か古代中近東。
アフリカ・オセアニア。
古代エジプト。
テンドゥール神殿!
メトロポリタン美術館はショップも充実しているので、お土産を買うのにもいいですね。
あとがき
美術についての造詣がない私が1つ1つの作品について説明することもないと思いますし、例え詳しい知識があったとしてもここで語ることに意味はないでしょう。
写真からある程度見えるものはあっても、行って見て感じるものとは比較になりません。だから「撮影自由」。
興味のある人もない人も、ぜひ一度訪れてみてください。
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