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中国で生まれ日本で独自の進化を遂げ、今世界に広がりつつある国民食、ラーメン。
福岡に住んでいることもあり、私にとっても最も身近な食べ物の1つでもあります。
そのラーメンの中でも、福岡発祥で全国的に有名なラーメン店の1つが「一風堂」。
(福岡にある一風堂総本店レポはこちら)
一風堂は日本全国だけでなく海外にも進出しており、アメリカ、シンガポール、中国、タイ、イギリスなどなど世界各地に出店しています。
先日タイムズスクエアで年越しするために訪れたニューヨークにも、一風堂が2店舗。
「福岡からNYに来て博多ラーメン食べる」とかネタ的に面白そうじゃないか、ということで、そのうちホテルから近い方の店に行ってきました!
ニューヨークにある2店舗目の一風堂の 「Ippudo Westside」
私が訪れた「Ippudo Westside」はマンハッタンの中心部にあります。タイムズスクエアからも歩いて行ける距離。
よりによって12/31、カウントダウン当日の11:10頃に行きましたとも。
普段から行列のできている店とは聞いていましたが、世界中から人が集まる12/31ともなればさらに混むのは必定。開店して10分ほどにも関わらずごった返す店内。
中のカウンターのようなところで名前と人数を伝え、待ちます。40分ほど待つとのこと。
海外の人には私のファーストネーム「将太郎(SHOTARO)」は呼びづらいので、”SHOTA”(shorterみたいな感じで英語でも発音しやすい)と伝えておきました。
昼だからか営業していませんでしたが、時間によってはこのバーでお酒を飲みながら待つこともできるようです。NYでは他にもこういう店がありましたが、面白い仕組みですね。
なぜかキリン一番搾りのサーバーに相撲取りが鎮座。
バーのようなおしゃれ内装、オリジナルメニューも
1人だったからか20数分ほどで思ったより早く呼ばれ、入店できました。
おもいっきり日本語で書かれたカウンター上部のメニュー。
店内はコの字カウンターと、ほかにテーブル席もありました。
ワイングラスでもぶらさがっていればバーかと勘違いするようなおしゃれ内装。
メニュー。字が小さくて見にくいですが、赤丸、白丸、からか麺のほかに塩ラーメンや「精進」なる謎メニューもあります。
やはりここは基本でしょ、ということで白丸をチョイス。
酒メニューや枝豆、たこわさといったおつまみも。私はニューヨークオリジナルのメニューとして気になっていた「平田バンズ」を注文。
“CHA!CHA!CHA!”なるスペシャルメニューまで。
“bonito”がわからずそのときは解読できなかったのですが、カツオ風味の醤油とんこつラーメンのようですね。伝統的な”Cha-Cha style”って何やねん。
店内は日本人らしきスタッフもいましたが、ほとんどはアメリカ現地の人らしき方ばかり。
外国人が和っぽい格好をしていると妙に微笑ましく見えてしまうのはなぜなんでしょうか。
「おしぼり」も日本語。
平田バンズ(≒角煮まん) うまい!ラーメンも日本で食べる味にかなり近い
最初にやってきたのは「平田バンズ」!
実はNY行き飛行機の機内でちょうどNY一風堂2号店(つまりこの店)開店の様子のドキュメンタリーを見ることができ、このメニュー気になってたんですよね。
ちょっとハンバーガーっぽい見た目。
というよりも、これ私の故郷である長崎の名物・角煮まんとソックリ。というかほぼ同じ。
長崎で食べる角煮の味付けはだいたい甘じょっぱいタレなのですが、この平田バンズは現地の好みに合わせたのかややスパイシーで甘辛い。これはこれで美味しい!日本人も間違いなく好きな味。
白丸もやって来ました!
パッと見で日本の一風堂と異なる点としては、
・チャーシューと器がでかい
・紅しょうが、メンマが入ってる
といったところでしょうか。
レンゲが大きいのも海外(アメリカ?)ならではの特別仕様。
パスタを食べるときのスプーンのようにして使う人が多いことに対する配慮とのこと。
まずスープを一口飲んでみると、確かに一風堂の白丸の味!
豚骨っぽさは抑えめでややあっさりとしていますが、確かに元の味が同じなことはわかります。
現地の材料で作っているのか運んでいるのかわかりませんが、遠いアメリカ東海岸の地でここまで再現できるものなんだなあ。
麺は日本と同じ細麺。日本のものよりやや小麦っぽい味が抑えめな気もしますが(気のせいかも)、しっかりしています。
チャーシューは大ぶりで食べごたえあり!これは日本のものよりうまいかもしれんぞ。
トッピングの煮玉子。普通においしい。
日本の食文化の1つを広める店として素晴らしいと思いますし、現地の日本人にも重宝されていると思うのですが、ネックとなるのが価格。
ニューヨークの物価は体感では東京と同じ〜2,3割高いかなというくらいなのですが(もちろんモノによります)、輸入品かつ人気の日本食ということでラーメンはすごく高い。
円安も手伝って白丸元味14ドル(1,680円)、平田バンズ9ドル(1,080円)、煮玉子2ドル(240円)、税込みで27.22ドル(3,266円)!
※1ドル120円で計算
さらにチップがだいたい15〜20%でプラス5ドル、合計32.22ドル(3,866円)に。(※2014年当時)
煮玉子入りラーメンにサイドメニュー1つでこの値段とは。。。高級品ですなあ。
(2024年現在はさらに円安になっているので、一体いくらになるのか。。。)
それでも連日行列ができるわけですからすごい。
あとがき
海外に来たら当然現地の名物を食べたいものですが、時間があるならあえて日本のものを食べに行ってみるのもネタとして面白いかもしれません。
並ぶしお金もかかりますが、チャレンジャーな方はぜひ!
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