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他の地域ではなかなか食べられない、スープから順番にいただく福岡の本格的な鶏の水炊き。
個人的に、これまで行った中では「とり田」が一番のおすすめでした。
そこに並びかける店が現れましたよ、ついに…!
大濠公園近くにある水炊き専門店「橙(だいだい)」というお店です。
今回、弟家族が遊びに来たのに合わせて昼の席を確保できたので、満を持して味わってきました!
大濠公園駅近くにある、焼き鳥屋さんが運営する水炊き専門店「橙(だいだい)」
大濠公園の北、地下鉄大濠公園駅からなら徒歩3分ほどの場所に「橙」はあります。
この和風でおしゃれな店構えよ。
特徴的な外観とこのマルに「橙」の文字の小さな看板が目印。
隣にはこの橙を運営する焼き鳥屋の「鳥次(ちょうじ)」もあります。こちらも美味いらしい。
間接照明を使った雰囲気の良いテーブル席がずらっと並んでいます。
昼も夜も通し営業の間中変わらないメニューは、水炊きほぼ一本勝負。
一人前で2,800円は他の水炊き店とほぼ変わらない価格帯ですね。
何はともあれ、久々の再会にまずは乾杯。
鶏ムネ肉のごまだれ和え。あっさりした鶏に濃厚なごまだれがマッチして、ビールが進む進む。
鶏のエキスが溶けまくったスープ、最高
博多のちゃんとした水炊きであれば、まずは鶏を煮出したスープからいただくのが常道。
(最初から野菜含む全部の具材を入れて煮込み「水炊き」を名乗るところもありますが、あれは私に言わせれば水炊きじゃなくて寄せ鍋です)
お、こちらの店はやや褐色がかった透明スープですね。
※「とり田」では白濁していたりなど、店によって鶏や製法の違いで色が異なる
一煮立ちさせたら、店員さんがスープをよそってくれます。
鶏の旨味エキスが溶け込んだ至極のスープ!お好みで塩を入れてもいいのですが、このままでも十分なコク。
普段は味が濃い目のダシやスープしか飲まないという姪っ子(3歳)も、グビグビと飲み干して「おいし〜い!」と満面の笑み。
(この後3、4杯ほど飲んでタプタプになっていた)
鶏肉はポン酢でさっぱりと。特につくねは俺史上最高クラスのおいしさ!
スープを味わったら、次に鶏ムネ肉ともも肉をさっぱりとポン酢で。
水炊きはもつ鍋やラーメンと違い脂分が少ないので、好き嫌いがあったり高齢の方でも勧めやすいのがいいんですよね。誰に勧めてもほぼ間違いない、もしかしたら博多一の鉄板グルメかも。
ポン酢だけでも十分おいしいですが、塩や柚子胡椒でアクセントをつけるのもまた一興。
柚子胡椒は九州が生み出した叡智の結晶やで。
水炊きと別で頼んだ唐揚げ。一般的なものよりも脂が少ない部位(ムネ肉?)を衣薄めでサクッと揚げ、塩コショウに加えて山椒がふりかけてあります。
この山椒がピリッと効いていて、それだけではやや淡白な鶏肉の味を引き立てる。
次はつくねであります。
コリコリの軟骨とやわらかい鶏身がミックスされたつくねは、歯応えも味も抜群。これはうめえぇぇ!!今日のMVP決定!
これまでの個人的な水炊きつくね史上、いや全つくね史上最高かもしれない。
鶏のコクが十二分に引き出されたスープで野菜を煮こみ、つくねと一緒に。いくらでも入るわこんなの。
ちなみに、最初だけじゃなく途中途中でスープは勝手に注いで飲んでOKですよ。少しずつ鶏や野菜の旨味が溶けて味が変わり、それぞれの段階で違ったおいしさ。
鶏と野菜の旨味が溶け込んだ締めの雑炊、絶品。
締めには素麺もあるそうですが、今回はスタンダードに雑炊で。
これがまためちゃくちゃ美味い!締めの雑炊もこれまででNo.1かも。たまらん。
雑炊にアクセントがほしいときには、柚子胡椒のほかにこのにら醤油漬けもあるそうです。
これはこれで美味しいんですが、味が強くてせっかくの元の鶏の旨味がぼやける気がするので個人的には無い方が好きかな?お好みでどうぞ。
あとがき
夜の予約はなかなか取れないので、直前や週末で予約が難しそうな場合は昼水炊きがおすすめ。
ランチとしてはリッチな価格ですが、たまにはこんな贅沢もいいじゃないですか。
ちゃんとした水炊きを出す店は絶対数が少ないのですが、そんな中でも自信を持っておすすめできる店の1つになりました。
県外の友人諸君!次はここ行こうやー!
店名 | 橙 |
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電話番号 | 092-726-0012 |
住所 | 福岡県福岡市中央区大手門1-8-14 |
営業時間 | 12:00〜22:00 |
定休日 | 日 |
Web | Retty:橙 (だいだい) (大濠/鍋) – Retty 食べログ:橙 – 大濠公園/水炊き [食べログ] |