シワを伸ばす乾燥機「アイロンいら〜ず」を使ってみた感想

たまたま見かけたローカルテレビ番組で紹介されていた、シワを伸ばす乾燥機「アイロンいら〜ず」。

普段スーツで出勤しているわけでもないのでアイロン使う機会はそもそも少ないのですが、乾燥させつつシワも伸ばせるなんて面白い製品やん…と心の中で思ったときには、既に購入が完了していました。

サンコーレアモノショップを中心に販売されており、価格は7,980円（税込）。なかなかのお値段。

早速使ってみたところ、確かに便利な点もあればちょっと微妙なポイントも。

それぞれ正直にレビューしていきたいと思います。

アイロンなしでシワを伸ばしつつ乾燥できる「アイロンいら〜ず」

価格の割にはややチープさを感じなくもないパッケージ。わかりやすいですけどね。
中身がちゃんとしてればええんや。

普段通りに洗濯機でシャツを洗濯し、脱水まで終わったら「アイロンいら〜ず」にかぶせてスイッチオン。すると乾燥が始まり、乾かすと同時にシワ伸ばしまでできるという製品です。

中身を全部取り出してみました。意外と本体がデカい！他には乾燥用のバッグ（小・大各1枚ずつ）、吊り下げるときに使うフック付きのベルト、説明書が入っています。

本体には2つのツマミ。上がタイマーで、下が送風/熱風の切り替え。

上部には吹き出し口があり、ここからバッグに熱風を送って衣類を乾燥させる仕組み。

アイロンいら〜ずの使用準備

早速使ってみましょう。まず乾燥用のバッグかぶせます。

その上からカバーを本体の溝に合わせてはめ込み、ロック。

熱に強いハンガー（プラスチックではなく針金や木製が良さそう）をカバーの内側に通し、適当な高さのフックにかければ準備完了！ハンガーフックの部分のファスナーは熱風の出口になるので、少し開けておきましょう。

私は付属のベルト付きフックを使って本体が床につくように設置しましたが、使用例を見ると浮かせても全然OKっぽい。

洗濯したシャツを着せてスイッチを入れるだけ

脱水まで終わったシャツを、カバーに着せます。袖を通したり、ボタンを全部留めるのが若干面倒。

シャツであれば30分ほどで乾燥できるとのことでしたが、とりあえず15分くらいにしてスイッチON。するとみるみる膨らんでパンパンに。
布団乾燥機の要領で、内側からシャツを伸ばしつつ乾かしていきます。

そのままだとところどころシワが寄った状態のまま乾いてしまうため、湿っているうちに手で伸ばしておくのがコツ。

15分経ってから見てみると、熱が伝わりにくいエリやソデ、ボタン周りを除いてほとんど乾いていました。

仕上がりがこちら。うん、まあそれなりにシワは伸びてるけど、それなりに残ってもいるような…？

内側からの圧力で伸ばしやすい部分はほとんどシワもなく綺麗。
ただ、構造上エリ、ボタン周辺、ポケットは伸ばしきれないため、シワが若干残ってしまっているようです。
※後で使い方を良く見てみたら、エリは立てた状態で使うのが正しいようです。このやり方ならもう少しシワが減る可能性も

背中側は布が重なっている部分が少なく熱や圧力が伝わりやすいため、なかなかに綺麗。
手で十分伸ばしたつもりでしたが、膨らんだときについていたクセで少しだけシワができていました。

白シャツだとややシワが目立ちがちでしたが、色付きだったり材質によっては「アイロンいら〜ず」一発で十分着られる状態に。

以上は普段着の柔らかめのシャツで試した結果なので、スーツに合わせる用のもう少しパリッとしたシャツであればシワも少なめになるかもしれません。

「アイロンいら〜ず」を使ってみた個人的感想

例えば出張時などに持っていければシャツの枚数を減らせるしすぐ乾かせて重宝しそうなのですが、いかんせん巨大で重量もあるため持ち運びには向かないのが残念。ドライヤーくらいの大きさに収まればいいんですけどね。

あとがき

それなりに高いのもあって、賛否両論分かれそうな製品だなというのが正直な感想。

設置してボタン留めたり外したりするのが結構面倒だし、まとめて仕上げたくても1枚につき最低15分程度は待たなくてはいけないので、個人的にはちょっと使いづらいかな。。。

洗ったものをすぐに乾かして着たい、多少のシワ残りは気にならない（もしくは自分で仕上げるので問題ない）、設置の手間も大丈夫 or 出しっぱなしにしておける、という人であれば気に入るかもしれません！

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