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歩数や睡眠などしっかりと活動を記録してくれて、バッテリーはフル充電で20日近く持続。もちろん時計としての機能も備え、水深50mにも耐える防水性能。
これが約4,000円で買えるなんて、どんだけコスパが良いんだ……?
先日購入した活動量計「Mi Smart Band 4」を2週間ほど使ってみた感想です。
例えばApple Watchと比べると、製品としての完成度やデザイン、機能の多様さでは到底敵わない。
ですが活動記録という点では十分だし、バッテリーのもちはMi Smart Bandの方が圧倒的に上。
何より価格が圧倒的に安いのが非常に魅力的。
私的にはディスプレイが小さく縦長で、キーボードを打つときに気にならないのも嬉しいポイント。
ダイエットや健康管理のお供に、これは良いかもしれない……!
中国小米(Xiaomi、シャオミ)の活動量計「Mi Smart Band 4」
Mi Smart Band 4は、中国の大手スマートフォン・家電メーカー「小米(Xiaomi、シャオミ)」の製品。
小米が日本市場に正規参入したのはつい先日(2019年11月)のことで、このSmart Band 4は参入後第1弾となる製品のうちの1つ。
私が購入したときは、Amazonで3,839円でした。スマートウォッチがこんな値段で買えるの?大丈夫……?と思いつつ、とりあえず使ってみることに。
中身は本体のスマートバンド、充電器、説明書。
本体のどこにも充電できそうなポートがないなあと思い説明書を確認したところ、バンドから取り外して充電器にセットすべしとのこと。
バンドの端にグッと力を入れると、本体を以下の写真のように外すことができました。
いちいちバンドから外す必要があるため充電は面倒ですが、バッテリーが最大20日も持続するならそれほど苦にはならなさそう。
加えて充電スピードがとても速く、パソコンのUSBハブからの充電でも1時間で50%近く回復しました。
デフォルトの文字盤だと、バッテリーの残量、時間と日付、その日歩いた歩数が表示されます。
加えて、ディスプレイが小さめで細長いため手首を動かしてもほとんど気にならないのが個人的にはかなり嬉しいポイント。
今まさに装着したままキーボードを打っていますが、着けていることを忘れるほどです。
時計のディスプレイに情報量なんて大していらない派なので、これで十分。
Mi Fitアプリで初期セットアップ
Mi Smart Band 4に対応しているのは、「Mi Fit」というアプリ。響きがWii Fitっぽい。
Mi FitをApp StoreもしくはGoogle Playからダウンロード、インストールして起動。
アカウントを持っていない場合は、メールアドレスを入力して作成、もしくはMiアカウント、WeChat、Facebook、Googleのアカウントでサインイン。
私はFacebookアカウントを利用しました。
現在地の選択、プロフィールの入力。
メニュー画面が表示されますが、この時点ではまだMi Smart Bandは登録されていません。
「ペアリング済みのデバイスがありません。タップしてペアリングします。」をタップし、「バンド」を選択。
スマートフォンにバンドを近づけて、ペアリングします。
バンド上のチェックボタンをタップすれば完了。
ペアリングがされると、一通り簡単な紹介が流れます。
手首から外すとバンドはロックされます(要設定)。
複数のスポーツモードに対応し、活動を計測。
スマートフォンで流している曲を操作することも可能。
すべての紹介を見終えると、Miスマートバンド4の設定画面へ。
Miスマートバンド4の設定
Miスマートバンド4の主な設定を紹介。
バンドのディスプレイはさまざまな形に変更、カスタマイズできます。
初期状態で登録されているものは、やはり絵柄が中国好みな感じですね。
バンドが近くにあるときに、スマートフォンのロックを解除しておく設定。(Androidの場合)
設定を開き、「セキュリティ」をタップ。
「Smart Lock」を選び、ペアに設定。
「信頼できるデバイス」から、スマートバンドを信頼できるデバイスとして追加。
追加が完了すると、バンドとスマートフォンが近くにあるときは常にロックが解除された状態に。
個人的には必要のない設定なので、現在はオフにしています。
着信設定。
電話へのアクセスを許可し、スマートバンドでの通知を許可。
Mii Fitアプリがバックグラウンドで実行されるよう設定。
連絡先へのアクセスを許可すると、発信者の名前が表示可能に。
DND(Do Not Disturb)許可で、バンド上での操作で着信音をオフにできます。
イベントリマインダーとアラームの設定。
大きな音を鳴らされるよりも、腕の振動で起きる方が個人的には不快感がなく重宝しています。
スマートバンドに通知を出すアプリの設定。
まずは通知へのアクセスを許可します。
Mi Fitアプリに通知へのアクセスを許可し、アプリ通知のスイッチをオンに。
通知をスマートバンドに表示したいアプリを選択します。ここではFB MessengerとLINEを選んでみました。
LINEの通知をスマートフォンで受信すると、同じものがスマートバンドにも表示されます。
フォントがやや怪しいというか中国製品っぽさがあるけど、ちゃんと通知してくれるし読めるので問題なし。
その他にも様々な設定がありますが、その一部を紹介。
「検出可能モード」オンにすると周囲のデバイスに表示されるとのことですが、リスクこそあれメリットがないのでオフ。
デフォルトだとタッチしないと時間や歩数が確認できずやや不便なので、「手首を持ち上げて情報を表示」はオンがおすすめ。
「心拍数検出」には「自動心拍数検出」と「睡眠アシスタント」の2つがあり、それぞれオンにするとバッテリー駆動時間が短くなります。
私は「睡眠アシスタント」のみオンにして運用していましたが、それでも十分バッテリーがもつので両方オンにしようかと思案中。
歩数や睡眠時間を自動で記録。天気などもチェックできる
スマートバンドで取得したデータは、Mi Fitアプリで確認できます。
歩数や消費エネルギーに加え、設定でオンにしている場合は睡眠データ、心拍数も。
睡眠時間や眠りの質を自動で記録。
自分の睡眠にどのような傾向があるのか、他のユーザーと比べてどうなのか、時間は足りているのかなどチェックできていいですね。
ただ、私が利用した限りでは「寝床に入ったけど眠れていない」状態でも睡眠として記録されてしまっているようでした。
寝付くのに時間がかかるユーザーだと、睡眠時間に結構な誤差が生まれそう。
スマートバンド上でも、歩数など各種データを表示可能。
自動心拍数検出をオフにしていても、手動で心拍数を計測できます。
運動時の時間や距離・ペースを測ったり、
現在地での天気予報を3日先までチェック可。
私の考えるMi Smart Band 4の特長とイマイチな点
- 約4,000円で買えて実用的な活動量計。コスパ抜群すぎ
- バッテリー持続時間がかなり長く、一日装着していても5%程度しか減らない。しかも充電速い
- スマートフォンの通知を振動で知らせてくれるので、必ず気付けるし概要を知ることもできる
- うるさくない目覚ましとしての実用性
- ディスプレイ(文字盤)の幅が小さいため手首の動きの邪魔にならない。パソコン作業もつけたままで支障なし
- 良くも悪くも割り切ったつくりなので、Apple Watchのようなデザインや機能性を求めてはいけない
- わざわざバンドからディスプレイを外して充電するのは若干面倒
- フォントやディスプレイ壁紙に中国みを感じる
(ただ頻度が少なく済むので個人的には許容範囲)
あとがき
私の場合、Apple Watchは毎日の充電が面倒なのとパソコン作業時に邪魔なのもあり常用はしていませんでした。
ですがこのMi Smart Band 4ではその2つのデメリットがないため、現在のところ2週間継続して装着中。
中国メーカーだからと敬遠している人もいるかもしれませんが、これはなかなかに優れた製品ですよ。
これだけの機能があって約4,000円で買えちゃうっていうのは、ちょっと信じがたいコストパフォーマンス。
試してみる価値ありです!