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- iPhone 13 Pro・14 Proのマクロ撮影は最短2cmまで寄ってもピントが合う
- 花、お金、テレビなど、身の回りにあるものを撮影すると目には見えないものも見えてきて楽しい
- マクロ撮影への自動切り替え時に画角が少し変わってしまうので注意
iPhone 13 Pro・Pro Maxで可能になった機能のひとつ、マクロ撮影。もちろん、iPhone 14 Proにも搭載されています。
超広角レンズを使って、最短2cmの距離まで近寄って接写ができるようになりました。
実際に使ってみると、確かにこれまでとは比べ物にならないくらいめちゃめちゃ寄れる……!
肉眼では捉えにくい部分まで見えてしまうほどで、ついついいろんなものをマクロ撮影したくなってしまいます。
一方で、マクロ撮影機能を使う上でひとつ注意すべきポイントも。
この記事ではマクロ撮影の方法、およびお札やテレビの赤・緑・青の三原色などいろいろ撮ってみた写真を紹介。
あわせて、マクロ撮影時に注意すべきポイントについても解説します!
iPhone 13 Proでマクロ撮影する方法。めちゃくちゃ寄れる!
iPohne 13 ProおよびPro Maxでは、被写体に寄るだけで自動的にマクロ撮影モードに切り替わります。
※具体的には、通常撮影に使う広角カメラからマクロ撮影用の超広角カメラへの切り替え
なので、特別な設定や操作は不要。
被写体との距離を自動的に認識し、マクロ撮影の距離だと判断されたら広角→超広角カメラにバトンタッチします。
カメラ(レンズ)位置の違いで画角が変わるので、切り替わりの瞬間がわかりやすいはず。
他のiPhoneなら完全にピンボケしてしまう距離でも、まだ撮れる。
まだまだ寄れる!
ほとんど被写体にぶつかってしまいそうな位置まで来れました。
ちなみにiPhone 12 miniだと、以下の写真の距離で早くもピントは合わず。
公園の花をマクロ撮影。iPhone 13 Proと12 miniで比較
iPhone 13 Proと12 miniを持って福岡・大濠公園に遠征し、マクロ撮影できそうな花々を撮ってみました。
作例1
【iPhone 13 Pro】
これまでのiPhoneでも撮れる距離。当然きれいに撮れます。
グッと近付くとマクロモードに切り替わり、花に触ってしまいそうなこの距離まで近付くことができました。
おしべやめしべの1本1本までよく見える。
【iPhone 12 mini】
iPhone 12 miniでもこのくらいの距離なら綺麗に撮れますが、
これ以上近付くとちょっと厳しい。
作例2
【iPhone 13 Pro】
普通の距離なら広角レンズでしっかり捉えつつ、
近付くと超広角のマクロ撮影。
【iPhone 12 mini】
iPhone 12 miniだと、この距離で既にピントが合わない。
マクロ撮影で遊んでみた。お札のマイクロ文字、テレビの赤緑青の点まで撮れる
楽しくなってきたので、iPhone 13 Proのマクロ撮影でいろいろ撮ってみました。
一万円札。福沢諭吉の顔がさまざまな点や線で構成されているのがよくわかります。
裏面に載っている鳳凰。潰れることなく細かい線がさまざまな色で転写されており、使われている技術レベルの高さがわかります。
千円札の「YEN」に隠れている「NIPPONGINKO」の文字もくっきりと。
五百円玉の桐の葉の中央に描かれている微細なドットや、髪の毛より細い「日本国」の背景にある微細な線もよく見えます。
テレビをマクロ撮影すれば、映像が赤緑青の三原色で構成されているのが一目瞭然。
この3色とも発色した状態だと、遠くから見ると混ざって白に見えます。不思議だ。
注意すべき点:マクロ撮影の距離まで近づくと画角が変わってしまう
前述の通り、iPhone 13 Proでは通常距離の撮影に広角カメラ、マクロ撮影には超広角カメラを使っています。
被写体に近付いていくと、マクロ撮影の距離だと判断されたときに自動で超広角カメラに切り替わる仕組み。
この切り替わるタイミングで、カメラ(レンズ)と被写体との位置関係の関係で画角が微妙に変わってしまうんですよね。
いい角度で近付いていたのに、画角が変わるせいで思った通りの写真が撮れない。。。なんて自体も十分起こり得ます。
以前は自分で被写体との距離を調整するしかありませんでしたが、アップデートでこの自動レンズ切り替わりをオフできるようになりました。
被写体に寄って撮影中、レンズが切り替わると右下に花のマークが出てきます。このボタンをタップすると、切り替え前の広角レンズに戻ってそのまま切り替わることはありません。
撮影したい写真に応じてどちらのレンズを使うか選べるので、より求める写真を撮影しやすくなりました!