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コストパフォーマンスの高いイヤホンを数多くリリースしているSOUNDPEATS(サウンドピーツ)より、新製品をレビュー用に提供いただきました。
耳をふさがないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS RunFree」です。
この記事にRunFreeのメリット・デメリットなど詳しく掲載していますが、6,000円台(クーポン利用で6,000円を切る価格)はさすがに安すぎる……!
見た目は骨伝導イヤホンに近いですが、RunFreeは骨伝導ではなく耳の穴の上にミニスピーカーを浮かせるような形で音を聴くイヤホン。
「耳の上にスピーカー」と言うと音漏れが激しそうですが、想像よりもはるかに音漏れは少ない。
音質も良好で連続再生時間も最大約14時間と長く、さすがのコストパフォーマンス。
この記事では、SOUNDPEATS RunFreeを忖度なしでレビューします!
SOUNDPEATS RunFreeのスペック・仕様
まず、SOUNDPEATS RunFreeのスペックや仕様、主な特徴をチェックしておきましょう。
製品名 | SOUNDPEATS RunFree |
---|---|
公式画像 | |
価格 | 6,680円 |
メーカー | SOUNDPEATS |
サイズ | 134.3 × 107.4 x 48.3 mm |
重量 | 約28g |
充電ポート | USB-C |
防水規格 | IPX4 |
Bluetooth仕様 |
Bluetooth Ver 5.3 対応プロファイル:A2DP,AVCTP,AVDTP,AVRCP,HFP,HID 対応コーデック:AAC,SBC |
バッテリー |
容量:140mAh 最大再生時間:約14時間 充電時間:1.6時間 |
主な特徴 |
・耳をふさがないので疲れにくく、周囲の音も聴こえる ・最大14時間連続再生 ・独自技術で迫力ある低音を再現 ・6,000円台で買えるコストパフォーマンス ・Bluetooth 5.3、マルチポイント接続対応 |
保証 | 1年間 |
同梱品 |
・アプリマニュアル ・USB-A to USB-C充電ケーブル ・取扱説明書 |
カラー | ブラック |
発売日 | 2023年4月10日 |
SOUNDPEATS RunFreeは、左右一体型のワイヤレスイヤホン。
耳に入れないタイプなので音への没入感が少ない一方で、疲れづらく周りの音が聞こえやすい。
定価6,680円と比較的リーズナブルでコスパが良く、最大再生時間が14時間とかなり長いのも特徴です。音のクオリティもこのクラスのイヤホンとしてはかなり良い。
一方で、デメリットというか気になる点もいくつかあるので、メリットと見比べて購入検討するといいでしょう。
では、実際にSOUNDPEATS RunFreeはどのようなイヤホンで、実際に使ってみてどう感じたのか紹介していきます。
SOUNDPEATS RunFreeのレビュー
RunFreeの見た目とおもな特徴
SOUNDPEATS RunFreeのパッケージ。
ブラックにSOUNDPEATSのロゴ、製品の写真、「RunFree」の青文字とシンプル。
パッケージの裏側。以下5つの代表的な特徴が紹介されています。
- 耳をふさがないオープンイヤー設計で、周囲の音を聞き逃さない
- ニッケルチタン形状記憶合金を採用し、動いても落下しにくい
- 16.2mmダイナミックドライバーを採用し、迫力ある重低音を実現
- 食品にも使われる液体シリコンで肌にやさしく快適
- 計4基のマイクでノイズ低減、クリアに通話
中身はRunFreeイヤホン本体、USB-A to USB-C充電ケーブル、取扱説明書。ポーチやケースなどは入っていません。
こちらがRunFree本体。
片耳につき楕円形のユニットが2つついており、前側(以下の写真左)がスピーカーで後ろ側はバッテリーを内蔵していると思われます。
RunFreeの操作ボタンや充電方法
RunFreeの各部分をもう少し詳しく見てみましょう。
骨伝導イヤホンと似ていますが、RunFreeは耳の穴の上にスピーカーを浮かせるような形で音を聴かせるイヤホン。
以下の写真の通り、音が出てくるメッシュ状のスピーカー部分が両耳についています。
右耳の後ろにかかる部分に再生/一時停止や音量上下などの操作ボタン。少し固めなので、他の指で支えながら押す必要あり。
操作ボタンの逆側にあたる部分には、充電のためのUSB-Cポート。
充電中は、側面にあるランプが赤色に点灯。
重量は実測値で約30.7g。仕様にあった約28gとは少し誤差がありますが、それでも十分軽いと言っていい数値。
IPX4の生活防水なので、少々の雨や水しぶきに当たっても大丈夫。ただ水流への露出や水没は推奨されないので、水洗いは避けて濡れタオルで拭く程度に留めておくほうが無難でしょう。
RunFreeで音楽を聴いてみた感想
さっそくRunFreeワイヤレスイヤホンを使って音楽を聴いてみました。
以下の写真を見てもらえればわかる通り、両耳に引っ掛けて装着。ちょうどスピーカー部分が耳の上にくるので、音がよく聴こえる。
耳に入れるタイプではないのですが、耳の上に乗っかるような形になります。
音質は、6,000円台のワイヤレスイヤホンとは思えないくらいに良い!
独自設計の「ラムダ型音響空間」とやらが利いているのか、薄くなりがちな重低音もこの価格・大きさの製品にしてはしっかり。もちろん中高音もクリアに響きます。
周囲の音が聞こえるので音楽への没入感は耳をふさぐタイプのイヤホンほどではないですが、そこは「家族の呼ぶ声や車の近づく音を聞き逃さない」「長時間使っても疲れにくい」というメリットと表裏一体なので仕方のないところ。
一方で、耳の軟骨に常にイヤホンが当たる状態になるので、特に首に当たってネックバンドが動くときには耳がこすれてこそばゆい。
耳をふさぐイヤホンに比べれば間違いなくラクに長時間使えますが、完全に耳がオープンになる骨伝導に比べると多少は耳への負担がかかりそうです。
SOUNDPEATS RunFreeのメリット・デメリット
SOUNDPEATS RunFreeのデメリット
- 特にネックバンドが動いたとき、耳の表面がこすれてこそばゆい
- 電車内などで音量を上げるとそれなりに音漏れする
- 充電時のUSB-Cコネクタがやや差し込みづらい
- 物理ボタンが小さくて固い
SOUNDPEATS RunFreeは、耳の前の骨を振動させる骨伝導イヤホンと違い、耳を軽く覆って小さなスピーカーから鼓膜に音を届けるタイプのイヤホン。
耳をふさがず音が聴ける一方で、耳の軟骨部分にイヤホンの一部が常に接触している状態になります。
そのため、完全に耳が開けている骨伝導に比べると耳の負担がやや高め。
ネックバンドがイスの背や首などに当たって動くと、イヤホンも動いて耳の表面がこすれます。
痛みを感じたりはしませんが、耳の表面を触られている感じでこそばゆい感触あり。
屋内など比較的静かな環境で常識的な音量であればそうそう音漏れはしませんが、騒がしい電車内で十分聴こえるくらいの音量に上げようとするとそれなりに音漏れします。
あとは、充電のUSB-Cコネクタを差し込む部分がイヤホンの影になっているので地味に差し込みづらい、物理ボタンが固めで小さいので若干押しづらいのが小さなデメリット。
SOUNDPEATS RunFreeのメリット
- 軽くて耳をふさがないので長時間でも疲れにくい。周りの音も聞こえる
- このサイズのイヤホンではなかなかない、最大約14時間ものバッテリーライフ
- この価格帯のワイヤレスイヤホンにしては音がとても良い。重低音もしっかり
- 総じてコストパフォーマンスがたいへん高い
RunFreeのメリットは、軽くて耳をふさがないので長時間使っても疲れや痛みを感じにくいこと。
耳がこすれてこそばゆい、少し負担があると”デメリット”の項で書きましたが、それでも耳に入れるタイプのイヤホンやヘッドホンに比べれば格段にラク。
最大14時間ものバッテリー持続時間があるので、充電を忘れでもしない限り電池切れで困る心配もほぼありません。
鳴らす音もバランスが良く、耳をふさがないタイプかつこの価格帯では十分以上に満足のいく音質。
総じてコストパフォーマンスが高く、6,000円台(Amazonクーポンを使えば6,000円を切る価格)で買えるのは破格と言っていいと思います。用途に合うなら大変オススメ。
Shokz骨伝導イヤホンとの比較
見た目や用途が似ており、私も長く愛用しているShokz骨伝導イヤホンとSOUNDPEATS RunFreeを比較してみました。
以下の写真の左がShokz OpenRun Pro、右がSOUNDPEATS RunFree。
RunFreeのほうがややゴツめに見えますが、重さはOpenRun Proが28.3g、RunFreeが30.7gと大差ありません。(いずれも実測値)
耳に当てる部分を比べてみると、その違いは一目瞭然。
Shokz骨伝導は耳の前の骨に振動で音を伝えるので、耳あてが小さくスピーカー部分もありません。
対してRunFreeは、耳の穴の上にスピーカーが浮くように横長のつくりになっており、ミニスピーカーがついている。
どちらも耳をふさがず負担が少ないという点で同じですが、耳の表面に接触した状態で使うRunFreeよりShokz骨伝導は耳が完全にオープンのためより疲れにくく使用感が軽い。
対してRunFreeはスピーカーなので骨伝導と比べて音響に関する制限が少なく、体感ではShokz骨伝導より音が良い。そして何より安い。
Shokz骨伝導、SOUNDPEATS RunFreeをかんたんな比較表にしたので、購入検討する際の参考にどうぞ。
- 専用マグネット充電
(OpenMoveのみUSB-C) - 11,880〜23,880円
- 骨伝導(耳の前の骨へ、振動で音を伝える)
- 軽量で耳をふさがず疲れにくい
- それぞれのボタンが操作しやすい位置と固さ
- 音量を上げすぎると振動を感じる
- バッテリー最大6〜10時間
- USB-C充電
- 6,680円
- 耳の上にスピーカーを浮かせる形で音を伝える
- 軽量で耳をふさがず疲れにくいが、
耳の表面が擦れるので骨伝導よりやや負担が大きい - ボタンの位置・固さがやや操作しづらい
- 振動しないので大音量も問題なし
- バッテリー最大14時間
Shokz骨伝導イヤホンの代表的な4機種(OpenRun Pro、OpenRun、OpenMove、OpenComm)の比較記事は以下からどうぞ。
OpenRun Pro、OpenRun、OpenMove、OpenCommの違いを比較。おすすめのShokz骨伝導イヤホンは?
SOUNDPEATS RunFreeはこんな人におすすめ
多少の雨くらいなら防げるIPX4生活防水を備えているので、運動用にも使えるSOUNDPEATS RunFree。この製品がクーポンを使えば6,000円切る価格で買えるとは……コスパが半端なさすぎる。
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