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iPhoneを売る前にやるべき作業のまとめ。データ移行、初期化など

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多くの人は2〜5年、早い人は1年で買い替えるiPhone

iPhoneを売る前にやるべき作業のまとめ

iPhoneを売る前には、データの移行や削除(リセット)などやっておくべきことがいくつかあります。


この記事では、iPhoneをショップやメルカリ等に売りに出す前にやっておくべきことについてまとめました!

ネットワーク利用制限の確認

まず、これから下取り/買い取りに出すiPhoneにネットワーク利用制限がかかっていないか確認します。

ネットワーク利用制限とは、機種本体の代金の支払いが滞っている、不正な契約をしているなどといった場合にかける利用制限のこと。


この状態になっていると、iPhoneを下取り/買い取りに出すことができない可能性があります。

通常利用の範囲でこの制限がかかることはまずあり得ませんが、念のため確認を。


ネットワーク利用制限の有無は、それぞれ契約している携帯電話会社に応じて以下のページで確認可能です。

上記サイトで確認に必要なIMEI番号は、iPhoneの設定から「一般」→「情報」で確認できます。

iPhoneのIMEI番号確認方法


SIMロック解除

ドコモ・ソフトバンク・au・楽天モバイルなど携帯電話キャリアで購入したiPhoneを利用している場合、そのiPhoneにはSIMロックがかかっています。

SIMロックとは『その会社のSIMカードでしか使えない』制限のことで、ほとんどの場合は「機種代金の支払いを完了している」「購入後100日経過」などの条件を満たせばロック解除の手続きが可能


携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)及びAppleでは、SIMロック解除の有無で下取り価格は変わらない。

ですがその他の携帯買い取りショップでは、機種やタイミングによって1,000〜3,000円程度の買い取り額アップが見込めます。


SIMロック解除の条件や方法は契約している携帯電話会社によって異なるので、以下のページなどを参考にやってみてください。意外と簡単ですよ。


iPhoneにSIMロックがかかっているかどうかは、設定の「一般」→「情報」から確認できます。

設定の一般→情報と進む

SIMロックの欄に「SIMロックなし」と記載があれば、SIMロックは解除された状態。

SIMロックがかかっているか確認


iCloudもしくはiTunesを使ってデータ移行

売却するiPhoneに必要なデータがある場合は、iCloudもしくはPCのiTunesを使ってデータ移行しましょう。

多くの人にとってはiCloudの方が簡単かと思いますが、有線接続で作業するiTunesに比べて多少時間がかかります。


iCloudを利用する場合、アプリはインターネット上から再ダウンロードするためWi-Fi環境で移行するのがおすすめ。

モバイル通信でもできなくはないですが、多くのデータ容量を消費してしまう可能性あり。


それぞれの手順については、以下の記事に詳しく解説しています。

iCloudでiPhoneデータ移行する手順
iPhoneを機種変更し、iCloudバックアップでアプリやデータを復元する手順と注意点

iTunesでiPhoneのデータ移行する方法
iPhoneにiTunes経由で旧iPhoneのアプリ・データを復元する手順。15分で完了!

LINEのデータ移行

iCloudやiTunesを使ってデータ移行を済ませても、一部のアプリには独自の仕様があるためデータの引っ越しがまだできていません。

そのうちの代表的なアプリが、LINE


LINEは、引っ越し元(売却するiPhone)でトークをバックアップし、アカウント引き継ぎの設定をした後の引っ越し先のiPhoneでログインが必要。
※2024年現在は、QRコード読み取りでさらに簡単になっています

詳しくは以下の記事をどうぞ。

iPhoneの機種変更で、LINEをトーク履歴ごと移行する方法
iPhoneの機種変更で、LINEをトーク履歴ごと移行する方法。Letter Sealingに注意!

電子マネーの残高移行・登録

残高がiPhone側に残る交通系電子マネー(Suicaなど)、およびEdy残高を新しいiPhoneに移動する必要があります。


モバイルSuicaについては、新旧iPhoneが同じApple IDでサインインされているなら作業はわりと簡単。

古い方のiPhoneのWalletアプリから登録されているSuicaを削除し、新しいiPhoneのWalletアプリでSuicaを追加します。

具体的な方法は以下からどうぞ。

iPhone同士の機種変更で、モバイルSuicaを残高そのまま移行する方法。タイムラグに注意!
iPhone同士の機種変更で、モバイルSuicaを残高そのまま移行する方法。タイムラグに注意!


Edyの機種変更については、公式ページの手順解説をごらんください。


その他のQUICPay、iD、Visaタッチなどといった電子マネーは、新しいiPhoneでまた登録しなおせばOK。


iCloudからログアウト

データ移行まで済ませたら、個人情報保護のためにiCloud(Appleアカウント)からログアウトしましょう。

iCloudからログアウトすると、同時に「iPhoneを探す」もオフになります。


設定を開いて自分の名前を押し、スクロールして1番下にある「サインアウト」をタップ。パスワードを入力すれば完了です。

iCloudからサインアウト


すべてのデータ削除し初期化

データ移行やiCloudからのサインアウトなど必要な作業を終えたら、iPhoneのすべてのデータを削除し初期化。工場出荷時の状態に戻します。

設定から「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」と進み、

iPhoneのすべてのコンテンツと設定を消去

「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ。

あとは案内にしたがってiPhoneデータの削除を進めていけばOKです。
※iOSのバージョンによって多少文言が異なります


SIMカードを抜く(差し替え)

iPhoneの初期化を完了したら、忘れずに差し込んでいるSIMカードを抜いておきましょう。

iPhoneを売る前にSIMカードを抜く


新しいiPhoneにデータを移行した場合は、抜いたSIMカードを新iPhoneにセット。

回線を解約する場合は、そのSIMカードで利用していた通信会社によってSIMカード返送もしくは廃棄のどちらかとなります。


eSIMの場合は物理的なカードの差し替えは必要ありませんが、eSIMのデータ引き継ぎをお忘れなく。


iPhoneをきれいに拭いておく

売却の前に、iPhoneの汚れや指紋をなるべくきれいに拭いておくといいでしょう。

携帯ショップのスタッフやメルカリの購入者も人間ですから、汚いiPhoneより綺麗にしてあるiPhoneの方が当然印象は良いはず。

iPhoneは元々高価なものなので、掃除の有無で売却額が数千円以上変わってくることだって十分あり得ます。


メルカリなどフリマアプリで売るつもりなら、以下の記事で紹介した「メルカリでなるべく高く売るための7つのコツ」も参考にどうぞ。

メルカリロゴ メルカリでなるべく高く売るための7つのコツ

iPhoneを売る前にやるべき作業のまとめ

いざiPhoneを売ろうと思っても、慣れていないと意外とやることがわからなかったりするもの。

下手をすると売却額が下がったり必要なデータがなくて困るだけでなく、個人情報が流出する事態にもなりかねません。


問題なくiPhoneを売却できるよう、この記事に記載されていることは最低限やっておきましょう!


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