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チェコの世界遺産「クロムニェジーシュの庭園と城」映画アマデウスでも使われた部屋とインテリアはインパクト大

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クロムニェジーシュ城のアッセンブリーホール

チェコ旅で巡った場所のひとつ、チェコ東部にあるクロムニェジーシュ(クロメルジーシュとも。チェコ語ではKroměříž)。

この都市に点在する庭園群と城は、その歴史的価値と景観からユネスコ世界遺産に指定されており、チェコで最も美しい都市の1つとも言われています。

クロムニェジーシュは、間違いなくチェコ共和国で最も美しい都市の一つです。カラフルな歴史地区、軒を連ねる町人住宅、アーケード、象徴的な大司教宮殿、その周辺の美しい庭園やユニークな大司教のワインセラー。クロムニェジーシュは絢爛豪華な景観と美しさが認められユネスコの世界遺産に登録されています。
Czech Republic – クロムニェジーシュ


日本ではなかなかお目にかかることができない規模とデザインの庭園、豪華絢爛な調度品や見たこともないほど並ぶ鹿の頭など見どころが多く、映画「アマデウス」でも使われたクロムニェジーシュ城を回ってきたので、その様子を多くの写真とともにレポートしていきます!

クロムニェジーシュ庭園群のひとつ「フラワーガーデン」

まず最初に訪れたのは、世界遺産であるクロムニェジーシュ庭園群の中でも最も美しいと言われる「フラワーガーデン」。

彩り鮮やかな花が植えられ最も輝く季節は5月末〜10月までとのことで、5月中旬のこのときはどちらかといえばオフシーズン。
ですが緑の迷宮はいつでも見ることができ、この時期でもところどころに花が咲いていました。

悩ましい姿で水を噴出している像。

16ヘクタール(東京ドーム3.4個分)もの広大な敷地を占めるこの庭園には、さまざまな建物や植物、彫刻などが点在しています。

中に入ると、まるで迷路のよう。高く生い茂った緑の壁が庭園内を縦横無尽に走っています。

建物のスケールも大きい。こちらのギリシャ神話やローマ神話の神々の彫刻が飾られた長い長い回廊は244メートル。

端から端まで声が聞こえるとのことで、試してみたらマジで聞こえた!音速が340メートルなので、約0.7秒遅れて聞こえることになりますね。

17世紀にオロモウツの市況カレル・リヒテンシュタイン=カステルコルンにより造られた、初期バロックスタイルのフランス式庭園。
時期的にほぼ緑色になっていますが、花が植えられると色づいてより美しくなるはず。

「ロトゥンダ」と呼ばれる建物に向かって放射状に気が植えられています。

上から見ると円形をしたロトゥンダの中には、地球の自転を証明したとされる「フーコーの振り子」が。

青空と緑が映えますね。

ジブリの世界っぽさある風景。

建物内では、もうすぐ庭園に飾られるであろう鮮やかな色の花が栽培されていました。


コレクションが凄い「クロムニェジーシュ城」

続いては、歴代の大司教が集めた圧巻のコレクションが見られる「クロムニェジーシュ城」へ。

まず最初の部屋・ハンディングルームに入るなり驚きの声を上げる一同。なんじゃこりゃ……!

218個のハンティングトロフィーが飾られているそうで、鹿の角部分のみ本物で頭部分は石膏で作られているとのこと。

1つ1つに仕留めた人の名前、場所、日付が記されています。これは1860年11月5日だから、約157年前か…。

ボヘミアガラスで作られたシャンデリアが美しい、ゲストを迎えるための部屋・ローズサロン。ロココ様式の鏡も飾られています。

この地を治めた歴代大司教の肖像画が飾られた部屋。部屋の角に見える白い筒状のものは暖炉。

98枚もの絵画が飾られた、謁見の間。大きなものはほとんどコピーで、小さなものはオリジナルが多いとのこと。素人目にはどちらも綺麗で全然わからない。。

1848年にオーストリア帝国の議会が開かれたアッセンブリーホール(議事堂)。
映画「アマデウス」でも使われた部屋です。
(ただし、モーツァルトは実際にはクロムニェジーシュを訪れていないとのこと)

クロムニェジーシュ城の議事堂

壮大な天井画に、ベネチア製のシャンデリアは22個。2階・3階をぶち抜いたという部屋の大きさは30m×14m×16m。

いつまでも見ていられそうでしたが、時間があるので次へ。


64ヘクタール(東京ドーム13.6個分)もあるという城の庭園をカートで回ります。
フランス式のフラワーガーデンと違い、こちらはイギリス式らしい。

緑豊かな庭園に流れる川、そのほとりに建てられた小屋。まるっきりおとぎ話の世界。

庭園というか、もはや森と言っていいほどの広大さ。

雷にでも打たれたのか、途中で曲がり横方向に幹を伸ばした不思議な巨木も。


レストラン「チェルニー・オレル」で美味な料理とビールを

たくさん歩き回って、時間はもう夕方。クロムニェジーシュの中心の広場にやって来ました。

この日の夕食は、「チェルニー・オレル (Černý Orel)」というレストランで。

ビールの国らしく、自家製ビールの醸造タンクが店内に。さすが本場。

乾杯ももちろんビール!
一人の参加者は元々ビールがあまり好きじゃなかったそうなのですが、チェコに来てから飲めるようになったらしい。味は好みもあるのでどこが一番とは言いづらいですが、確かに日本のビールとは違う旨味と苦味があるんですよね。個人的にはかなり好き。

春が旬のアスパラガスの天ぷら。

チェコの家庭料理、ジャガイモのスープ・クライダ(kurajda)。真ん中に見えるのはうずらの卵。

肉や野菜を煮こごりのようなもので固めた料理。

チェコの名物料理の1つ、ビーフタルタル。生の牛肉をパンと野菜と一緒に食べる料理なのですが、その食べ方はというと…

パンにニンニクのかけらをゴリゴリと擦り付けて、しっかりと香りをつけた後に肉と野菜を乗せて食べるというもの。
人と話すときは匂い注意ですが、その香りと背徳感も相まってうまい!

ビールもグイグイ進みます。

この旅で気に入ったチェコ料理のひとつ、グラーシュ(牛肉のシチュー)。

イノシシ肉のステーキ。脂身の少ない豚肉のような食感。

アスパラガスのリゾット、サーモン乗せ。

なんと、デザートのシャーベットまでアスパラ仕様。「え、マジで大丈夫なん?」と思いましたが、全然トンデモ料理ではなく不思議とアリな味と食感でした。


余談ですが、男女を区別するトイレの表示が面白かった。めっちゃ我慢してるやん!


あとがき

以前紹介したオロモウツと近い場所なので、合わせて観光に来るお客さんが多いとのこと。

世界遺産の聖三位一体柱から独特の香りのチーズまで。チェコ・オロモウツを街歩き

私たちはかなり駆け足で巡るツアーでしたが、ぜひゆっくりと時間をとって街や城、庭園を回ってみてください。


当ツアーには、チェコ政府観光局のスポンサードにより交通・宿泊・ツアー費を出してもらい参加しました。
ただ執筆料はいただいておらず書く内容についての制約もないため、当ブログの方針によりPRタグはつけておりません。
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