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ベトナム中部に位置する新興リゾート都市・ダナン。
ダナンの有名な観光地の1つが、五行山(ごぎょうざん)。
山自体が大理石でできており、別名「マーブルマウンテン」とも呼ばれる山。ダナン市内から車で20〜30分、ホイアンへ行く途中にあります。
自然の作り出す切り立った岩や洞穴、そこに人間の建てた寺院や洞窟内の巨大仏像、上った先で見られる絶景がポイント。
険しいところもあるし暑いですが、距離自体はそうでもないので1時間半もあれば十分回れる道のり。
ビーチ付近を中心にリゾートとしての開発真っ只中にあるダナンですが、そんな中にあって歴史を感じさせてくれる貴重な場所でもあります。
特に、岩壁に囲まれて鎮座する石仏像は神秘的で思わず息を呑むほどでした…!
まずはチケットを買って山を上る。エレベーターも一応あり
ダナンでは、Airbnbでとった宿(リゾートマンション)に友人と3人で宿泊。
ベトナムのダナンとホーチミンでもAirbnb宿泊。安くリゾートマンションに泊まれるのが楽しいダナンは電車がなくバス網もあまり発達していないので、移動はだいたいタクシー。
適当に止めるとボッタクリだったりもするのですが、今回泊まった物件の1階にはダナンのみならずベトナム全土で最も信頼できるタクシー会社「ビナサンタクシー(VINASUN TAXI)」が待機していたのでとても助かりました。
「ごぎょうざん」と言っても当然通じませんしベトナム語読みもわかりませんが、「マーブルマウンテン」と言ったら通じました。
もしそれで通じなければ、グーグルマップ等で地図を見せつつ指差せばだいたい大丈夫でしょう。
宿からタクシーで20分ちょい、大きな道路からなんだかやたらと石像が置かれている通りに入ってきました。この辺かな。
駐車場のようなところに到着。
切り立った岸壁にポッカリと穴が開いています。ここが入り口?
スタッフさんっぽい人に聞いてみると、ここは出口で入り口はあっち(向かって右の方)とのこと。オッケイ。
なんだか妙に浮いている近代的なエレベーターがありますが、これに乗ってもショートカットできるのはちょっとだけらしい。なら歩いて行くか。
ダナンは年中暑く、そう大した距離じゃないとはいえそれなりに歩きます。水なり何なり、持って来ていないならこの入口付近で買っておくとよいでしょう。
五行山の全体マップ。あれ、Marble Mountainじゃないのかな…と思っていたのですが、ここ五行山は金、木、水、火、土の5つの要素がそれぞれの山に名付けられているらしい。
メインの観光地であり、これから私達が上る山の名前はそのうちの水、Water Mountainということですね(たぶん)。
たくさんのお土産屋さんを横目に見つつ、指示された方のチケットオフィスへ。
ここかな?と思って聞いてみると、ここはエレベーター付きのチケットを売っているところで、歩きのチケットはもっと奥だとのこと。なんだ面倒くさいな。。。
さらに右奥に進んだこの建物で、無事チケットを買うことができました。40,000ベトナムドン(VND)、日本円に直すと約200円。
日本だとミシン目に沿ってチケットをもぎりますが、五行山ではもぎる代わりに端っこをちぎるスタイル。
え、OKなん?と一瞬思いますが、確かに目印としてはこれで十分なのかも。
まずは階段を上っていきます。それなりに急ですが距離は大した事ありません。が、なにせ暑い。。。
このときは6月末でしたが、普通に日本の真夏と変わらないくらい(最高気温30℃台、最低気温20℃台後半)ですね。
中国寺院や仏像、岩のトンネルを抜けて
最初の階段を上がりきると、石像や文字やらが掘られている場所に到達しました。
ここはLinh Ung Pagoda(リンウン寺)という中国寺院。龍がところどころにあしらわれているのが中国っぽい。
庭には池と白い仏像。
仏の後ろに「ピッカーン」と効果音を付けたくなるような電飾が施されているのが印象的でした。
さらに上っていくと、だんだん景色がいい感じに。
途中で休憩中の団体さん。登山というほどのことはないですが、やっぱり暑いし高齢者や小さな子供にはそれなりに堪えるのでしょう。
岩のトンネルをくぐり、先へ先へと。
岩陰ではたくさんの人が休憩中。おつかれさまです。
岩をくぐったあたりではロッククライミングの練習をしている人や、ちょっとした売店もありました。
洞窟を抜けると、そこは絶景でした
この穴がヴァントン洞窟(Van Thong Cave)。洞窟って普段はRPGくらいでしか触れる機会がありませんが、今ホンモノが目の前に…!
中には小さなカラーの仏像が設置されていました。さらに奥には岩の裂け目のような穴が。
自然にできたものなのかわかりませんが、足場はあるもののかなり急で狭い。気をつけて上りましょう。
上りきると、踊り場のようなスペースが。上の小さな隙間から光が射し込んでいて、ここはなかなか神秘的な場所だ…!
しっかり写真を撮っておきたいところですが、小さなスペースでうだうだしていると後続が詰まってしまうのでチャッチャと撮ってゴー。
この奥のさらに狭い岩の隙間を上り、先を目指します。さすがに早くは上れないので行列。
ここを上れば展望スポットが待ってるよ!
ゴツゴツした岩場から見える、ダナンの美しい海と広がる街並み。
左側に目をやると、小高い山や岩場。ここが水の山だから、見えるうちのどれかが金、木、火、土それぞれの山なんでしょうね。
洞窟内から私たちを見守る神々しい仏さま
一通り景色を堪能したら、下へ。
岩穴や古びた門を通って、なんとなく出口っぽい売店や建物もあったりしてこれで終わりかな?と思ったのですが、
まだ先があるよ…と言わんばかりの狭き門。行ってやろうじゃないの。
今回五行山で見た中でも最も大きな洞穴。ちょっとした洞窟の入り口ですね。ここはホアギエム洞窟(Hoa Nghiem Cave)というらしい。
さらに奥のフェンコン洞窟(Huyen Khong Cave)へと進んでみると……な、なんだここは!仏様がこっちを見ておられる。
岩壁中腹の高いところに、座した仏像が安置されています。絵になるなあ。
たどり着いた観光客たちも、思わずじっと見上げる神々しさ。
最後の展望所で奇妙な岩山と絶対アイテムもらえそうな小屋を発見
五行山一のインパクトだったフェンコン洞窟を抜けると、タムタイ寺(Tam Thai Pagoda) という寺院。
そしてその前には、何やら長めの良さそうな展望台が。
さきほどの裂け目を抜けた先の展望スポットよりも陸側の景色を見渡すことができます。あんな街中にボコッと岩山があるの面白い。
あの山の中腹の小屋…絶対なにかある……!(ゲーム脳)
RPGだったら山小屋の住人や仙人、あるいは魔物がいたりして何かアイテムもらえそう。
良い景色、ごちそうさまでした。
下山します。といってもここから出口まではすぐ。後から別の方のレポート記事などと見比べてみると、どうやら回っていないスポットもあった模様。でも主要なところは抑えたしまあいいか。
上りはじめの広場まで戻ってきました。
あんまりデカイのは無理にせよ、せっかくなのでここで大理石のお土産を買っていくのもいいかもしれませんね。
おまけのペンギン(?)二連発。これは何だったんだろう。暑いベトナムにペンギンはいないはず。。。
五行山(マーブルマウンテン)を巡る現地ツアー
ダナンの五行山を巡るツアーは、以下のサイトで予約するのがおすすめです。
最近知った、世界最大級の現地ツアー予約サイト「Klook(クルック)」。
ベトナムのツアーもたくさん取り揃えています。
Klook(クルック)テーマパークや入場チケットからホテル宿泊予約まで、旅のお供に超便利なサービス台湾発の予約サイト「KKDay」もおすすめ。
台湾からスタートしているので、ベトナム・ダナンを含むアジアの現地ツアーに強いのが特徴です。
あとがき
リゾートホテルのビーチでのんびりもいいですが、こういう観光地に来て現地の自然や文化に触れてみるのもまた面白いもの。
歴史ある観光地であるホイアンへ行く途中に立ち寄りやすい場所でもありますし、ベトナム中部旅行の一部に加えてみてはいかがでしょう。
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