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今や我が家に欠かせないものとなっているパナソニックの食洗機。
食器と洗剤を入れてボタンを押すだけで、下手をすると手洗いよりもきれいに食器を洗ってくれる。
食器洗いの時間や手間がグッと減らせるし、手も荒れないしで最高です。むしろ使わない意味がわからないくらい。
この便利な食洗機ですが、設置時にはキッチンの水栓(蛇口の根っこの部分)に分岐水栓というパーツを取り付ける必要があります。
以前の家では自力で取り付けや取り外しをしたんですが、
パナソニック食洗機設置のため、分岐水栓CB-SMD6を自力で取り付けたレポート引っ越し先でも自分でやろうとしたところ、水栓のカバーナットを取り外そうといくら全力でやってもはずれない。
どうやら水に含まれるカルキ成分等で固着してしまっているらしい。
いろいろと悪戦苦闘した結果、最終的に「キッチン水栓ごと取り替える」という力技で解決しました。
この記事では、私が分岐水栓取り付けのためにトライした内容と今回の解決策を選んだ理由をくわしく紹介。
水栓のカバーナットが固着して外れず、カバーナットが回らない
キッチン水栓に分岐水栓とパナソニック食洗機を取り付けるには、ざっくり以下の4ステップが必要。
- 自宅のキッチン水栓に合うタイプの分岐水栓を調べ、購入する
- 水道の元栓を閉め、キッチン水栓のレバーやカバーナットを外す
- 分岐水栓を取り付け、カバーナットやレバーを元にもどす
- 食洗機の給水ホースを分岐水栓に取り付ける
(参考:【卓上型】水栓に適合する食洗機用分岐水栓の調べ方は – 食器洗い機/食器乾燥器 – Panasonic)
分岐水栓取り付けの作業自体は調べながらやればわりと誰でもできる内容なのですが、私を含め多くの人がつまづくのが②のカバーナットの取り外し。
長年水道を使っているとカルキ成分などが付着し、ガチガチに固着してしまっている場合があるんです。
今回の私の引っ越し先は新築ではない賃貸で、蛇口や水栓も磨かれて綺麗ではありますが新品ではない。
何年(もしかすると10年以上)もの長期利用で、モンキーレンチと私の腕力ではビクともしないほどに固着してしまっていました。
いろいろ調べてウォーターポンププライヤーなるものも買ってみましたが、レンチがかかる部分以外は円形で滑って掴みづらいし、そもそもが固すぎてぜんぜん無理。
水栓メーカーの専用ツールは3万以上するらしく、それでうまくいくかどうかもわからないのでいずれにせよ手を出しづらい。
自力でどうにかするのは厳しそうなので、プロの専門業者にお願いすることに。
専門業者もお手上げ状態
適当に検索してさがそうにも、どの業者がいいのかわからないしぼったくりも怖い。
どう探そうか……といろいろ調べてみた結果、「くらしのマーケット」というサイトを利用するのが良さそうだという結論に。
この「くらしのマーケット」は水道の専門業者をふくむ各分野のプロが登録している仲介サイト。
業者が登録するにあたってサイトの審査がありますし、ユーザーからの評価もあるので業者側も変なことはできないプレッシャーがある。
少なくともぼったくりのような悪徳業者には当たりにくいだろうと考えて利用することにしました。
私の住む地域で、価格や評価などを見つつ業者を選定。
事前に「分岐水栓の取り付けできますか?」というメッセージをやりとりした上で発注。
結果たいへん感じのよい業者さんが来てくれたんですが、1時間ほど格闘した結果「これは難しいですね」とお手上げ状態。
業者さんのコメントは以下の通り。
- 固着をはがす(?)スプレーをしつつ回そうとしたが、全然回らない
- これまで担当してきた現場ではこれで回ったが、今回は固着が強く難しい。無理に回すと水栓を破壊する恐れがある
- 熱する→冷ますを繰り返して固着をはがす方法があるが、水栓にダメージが入ってしまうし固着が必ず取れる保証はできない
- キッチンの水栓自体を取り替えてしまう手もある
とりあえず、この日は分岐水栓の取り付けはかなわず終了となりました。
(うまくいかなかったとのことで、お代はかからず。ただ働きさせてしまいすまない。。。)
タンク式食洗機も検討したが、断念
分岐水栓の取り付けができないとのことで、手動で給水して使うタンク式の食洗機も検討してみました。
……が、やはりタンク式だと使い勝手が厳しそうなので断念。
- いちいち手動で給水するのが面倒すぎる
- 排水もあるのでバケツに出すか、シンクの隣に設置が必要。水道使えないのにシンクの場所を取るのは許せないし、バケツに排水を溜めて捨てる手間もだるい
- 頭上に棚がある我が家のキッチンにフィットしそうなタンク式食洗機が、そもそもあまりない
もう手洗いで頑張るしかないのか……でもこれから何年も家事の手間が増えるのはイヤだなあ……と悶々としていたところ、ふと思い出したのが前述の業者さんの「キッチンの水栓自体を取り替えればいける」とのコメント。
それだ。それしかない。
キッチン水栓ごと取り替えて無事解決
まず、前述の業者さんに、「水栓を交換すれば分岐水栓も取り付けられますよね?」と確認したうえで再度依頼。
つぎに自宅のキッチン水栓と同じ型番の新品をネットで購入。
普通にAmazonで売っていました。
なお、同じ型番でなくとも取り付け穴や対応する分岐水栓が同じならいけると思うんですが、私にはそこまでわからなかったので同じ型番のものを選択。
業者さんがキッチン水栓を取り替え、固着のない新品水栓に分岐水栓を取り付けて完了。
無事に引っ越し先でも食洗機が使えるようになりました。長かった……!
賃貸なので退去時に原則として原状回復(=取り外した水栓をもとに戻す)が必要なのでそれが面倒ですが、まあ……それは退去のときに考えましょう。
まとめ
分岐水栓の代金に加えて交換した新しいキッチン水栓、業者への水栓交換費用も必要になってしまいましたが、ともかく食洗機が設置できてよかった。
固着した水栓カバーナット対策についてネットで調べると
「ハンマーで叩きまくる」
「バーナーで炙る」
などさまざまな方法が出てきますが、あまりやりすぎるとキッチン水栓を破壊して修復不能&水漏れ……なんていう事態になりかねませんし、固着が強すぎるとそもそも何をやっても回らない場合も。
そんなとき、「元のキッチン水栓自体を取り替える」方法があることを知っておくと、いざというとき役に立つかもしれません。
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