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豚骨ラーメン発祥の地である福岡からは、全国や世界に羽ばたく店が多く誕生しています。一風堂、一蘭、秀ちゃんなど、福岡に来たことがなくとも一度は食べたことのある人も多いはず。
そんな世界に飛び立った豚骨ラーメン店のひとつが、「博多 一幸舎(いっこうしゃ)」。
2003年に福岡天神に近い大名で創業し、今やインドネシアに13店舗、中国に9店舗、オーストラリア5店舗、アメリカ3店舗など世界中に50店舗以上を展開中。大したもんだ。
2023年現在、一幸舎の総本店があるのは博多駅から横断歩道を渡ったすぐ近くのところ。
めんむすびさんのレポートによると、2018年夏に大幅リニューアルしてより進化した味が楽しめるようになったとのこと。
旧 博多本店が2018年夏に大幅リニューアルし、総本店として生まれ変わりました。
スープ・麺・具材共に、総本店だけのこだわりの味が楽しめます。
【博多一幸舎 総本店@博多区博多駅前】 博多泡系=博多とんこつラーメンの正統進化系 / めんむすび
福岡のラーメンフリークとして、これはチェックしておかねば……!
博多駅近くに店を構える「博多一幸舎 総本店」
博多一幸舎の総本店があるのは、駅の博多口から横断歩道を渡り少し歩いたところ。徒歩5,6分といったところでしょうか。
意外と大きくない主張控えめな店構えなので、お見逃しのなきよう。
この日は平日のお昼過ぎ。ランチタイムを外していたせいか猛暑のせいか、行列はなし。ですが設置されたウォータークーラーが、普段の盛況っぷりを想像させます。
総本店と言ってもそれほど大きくはなく、10席ほどのL字カウンターとテーブル席が数席あるだけのこじんまりとした店です。
まずは券売機で食券を購入。観光客も多く訪れるのか、中国語の簡体字と繁体字、韓国語、英語に対応。
気持ちのよいおば…お姉さん店員に案内され、席に着きます。
お冷の出る蛇口は席に設置する回転寿司スタイル。珍しい。
テーブル上のラインナップはラーメンダレ、餃子のタレ、コショウ、ごま、ニンニク、辛子高菜、無着色のしょうが。
髪の長い人向けにヘアゴムも完備。
とりあえず、ラーメンが到着するまで辛子高菜としょうがをつまみながら待機。
この高菜が何気においしい。香ばしくて適度な塩気と辛さもあり、ラーメンやご飯のお供として理想に近いバランス。
明るく話し上手なホールのお姉さんを筆頭に、店内スタッフの雰囲気がいいんですよね。
笑顔で言葉を交わすけど変に雑談ばかりするわけでもなく、きっと良い職場なんだろうなというのが伝わってくる。こういう店には何度でも通いたくなりますね。
雑味をさらに取り払い、進化した総本店の泡系豚骨ラーメン
店名入りのりっぱな汁受けとともに登場した、一幸舎総本店の豚骨ラーメンがこちら。
ややチャーシューが立派な以外は、泡立ったおなじみの一幸舎のラーメンに見える。
多くの料理において泡はアクとして取り除かれるものだけど、一幸舎のラーメンでは違う。
より深く豚骨を煮出した、濃厚な味を想像させる不可欠なもの。
食欲に耐えきれず追加したサイドメニュー、チャーマヨ丼と一口餃子もやってきた。いただきます!
スープは、これまでの一幸舎の豚骨らしい味わいを残しつつ、より雑味というかエッジが取れた印象。旨味はこれまで通りですが、より豚骨臭さが無くなって優等生になってます。
ワイルドさが好きなこだわり派は少し物足りないかもしれませんが、より万人に勧めやすい仕上がり。
これまでが大剣だとしたら、今の総本店のラーメンはレイピアで蝶のように舞い蜂のように刺す、というか。わかりにくいか。
他のラーメン店では見たことがない、平打ちで切り出した角のある麺。よりスープを持ち上げるように作られているとのこと。
この角度で見ると、角ばっているのがわかるでしょうか。すすってみると食感が全く違って面白い。
チャーシューは大きめのものが一枚。味付けは控えめでラーメンを邪魔せず、肉の味わいを加えてくれます。
意外な伏兵が、この餃子。これまで食べたラーメン屋の一口餃子の中でもベストかも。
餡にしっかり味がついていて、イヤでもご飯をかきこみたくなる旨味があるんですよね。
プラスチックのトレイから出していたのでもしかすると業務用かも?あるいは自前の工場製?
いずれにしてもおいしいのは間違いないし、どっちでもいいか。
チャーマヨ丼は見た目通りの味。特に驚きはないのでもう1つの博多明太丼の方がいいかも。
丼にしてもご飯にしても、辛子高菜オンザライスは忘れないでほしい。すっごく合います。
【2021/7追記あり】あとがき
正直、豚骨ラーメン単体としては個人的な好みだと5つ星中で☆3.5〜4くらいの位置付けなのですが、臭みがなくしっかりした旨味のあるスープ、これまで行ったラーメン店の中でも屈指の雰囲気&店員さんの良さ、博多駅近くという立地もあり、かなりオススメできるお店の1つに躍り出ました。
もちろん、一幸舎が一番好みという人もいるでしょう。レベルの高いラーメンですからね。
2021年7月久々に行ってみたところ、雰囲気の良さはそのままにスープのレベルが格段にアップしているように感じました。これはめっちゃうまいぞ……!
大将らしき方に聞いてみたところ、しょうゆダレを少し変えたとのこと。それだけでこんなに変わるものなのか。。。
もしこの味を安定して出しているのであれば、福岡市内でもトップクラスにおすすめできる店に間違いなくランクインしますね。
少なくとも博多駅構内で食べるよりはこちらの方が良い体験ができると思うので、電車の出発前や到着後に時間があるならぜひ来てみてください!
足を運ぶ価値はある、そう言えるお店です!
店名 | 博多一幸舎総本店 |
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電話番号 | 092-432-1190 |
住所 | 福岡市博多区博多駅前3-23-12 光和ビル103号 |
営業時間 | 月~土 11:00~24:00(OS. 23:30) 日 11:00~21:00 (ランチ 11:00~15:00) |
定休日 | 年末年始 |
Web | 公式:博多 一幸舎|職人が作る本物の博多とんこつラーメン Facebook:博多一幸舎 博多総本店 – ホーム Retty:博多一幸舎 総本店 (はかたいっこうしゃ) (博多駅博多口/ラーメン) – Retty |