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iPhone SEシリーズに代わるリーズナブルな機種として発表された、iPhone 16e。
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iPhone 16e
iPhone 16より25,000円安いものの、128GBモデルが99,800円〜と低価格ラインとは思えない価格。
これまでのiPhone SE(第3世代)は64GBモデルが62,800円、128GBモデルが69,800円だったことを考えると、スペックはそれなりに高いにせよかなりの値上げといっていいでしょう。
個人的な感想をぶっちゃければ「Apple Intelligenceとやらはどうでもいいからもっと安くしてくれよ……」。
この記事では、iPhone 16e(およびiPhoneのeシリーズ)はどうなっていくのか考えてみました。
iPhone SEがなくなり、iPhone 16eに
これまで、ナンバリングiPhoneとは別に価格が安い普及版として「iPhone SE」を併売してきたApple。
初代iPhone SEは2016年、第2世代は2020年、第3世代は2022年と発売年はまちまち。
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iPhone SE 第3世代
最近まで販売されていたiPhone SE 第3世代はiPhone 8がベースで、チップはA15 Bionic(iPhone 13と同じ)。
さすがに古くなってきたこともあり、新世代のSEがそろそろ出るのでは?と噂されていました。
そしてついに発表されたのが、iPhone 16e。
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iPhone 16e
iPhone 16にせまるチップ性能をもち、カメラは超広角が無いものの広角のメインカメラはiPhone 16に近い性能。USB-Cも無事採用。
一方で、MagSafeには非対応、Dynamic Islandやカメラコントロールがない、アクションモードなどの一部撮影機能もないなど削られている部分も多くあります。
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身の回りでも「これだけの性能でこの価格は安い!売れる!」という意見と、「いくらなんでも高すぎる」派の真っ二つに分かれているiPhone 16e。
個人的な意見としては、「廉価版iPhoneとしては高すぎる。もっと機能削って安くしてよ」。
iPhone 16eに対する個人的要望
個人的に、iPhone 16eに関してはいくつか思うところがあります。マジでAppleさんさぁ。。。
※この項目は”個人のお気持ち”なので、読み飛ばしてもらって結構です
「Apple Intelligenceのために設計」誰が嬉しいの、それ?
iPhone 16・16 Proの頃より使われているキャッチフレーズ「Apple Intelligenceのために設計」。
これ、一部のAIウォッチャー以外の誰が嬉しいんですかね……?(少なくとも現時点で)
生成AIが業界のゲームチェンジャーになりうることも、そこに乗り遅れないようAppleが力を入れているのもわかる。
iPhone 16・16 ProにApple製AIの「Apple Intelligence」を搭載し、それを大々的にアピールするのもまあわかる。(ユーザーに響くかどうかは別として)
AppleがAIにおいてもシェアを握りたい以上、これから発売されるiPhoneのすべてにApple Intelligenceを搭載するのは既定路線なんでしょう。
でも、安くて最低限使えるiPhoneがほしいユーザー向け(のはず)のiPhone 16eにまで必要ですか?それ。いらんよね。
AI使いたい人はiPhone 16 ProやiPhone 16を買えばいいわけで、廉価版の16eにまでゴリ押しされるのはダルいなと正直思ってます。
そんな機能いらないので、それなりに動いて安く済むチップ使ってくれ。
(Apple Intelligenceを除いても別に安くならないなら仕方ないんですが、どうなんでしょうか)
もっとスペック低くていい。機能削って安くして
iPhone 16から機能を削ってその分安くしている……はずのiPhone 16eですが、最安モデルでも約10万円する中途半端に高価な端末になってしまっています。
円安の影響もあるにせよ、この価格では日本のユーザーは手を出しづらい。
Apple Intelligenceに引っ張られてA18チップ搭載になっているのだと思いますが、A15〜17あたりで安くできるならそうしてほしかった。
アクションボタンは便利だけど、削って安くできるなら別に無くていい。
個人的には、もっと機能を割り切ってその分安くする方向で作ってほしかったなと思います。
ネットやアプリが普通に使えて、そこそこの写真が撮れればそれでいいんですよね。。。iPhone 16eはオーバースペックすぎる。
iPhone eシリーズはこれから毎年発売されるかも
これまで、ナンバリングから完全に外れたシリーズとして展開していたiPhone SE。
このiPhone SEがラインナップから消えて、新たに「iPhone 16e」とナンバリングのついたシリーズに生まれ変わったことには意味があると思っています。
今後、廉価版(普及版)のiPhone eシリーズは毎年リリースされるんじゃないでしょうか。
秋の新iPhone発売から半年ほど経った2〜3月ごろに、新機種をベースにしてiPhone 17e、iPhone 18e……と発売されていくんじゃないかと予想。
秋に新機種発売、半年ほど経ってから機能を削った安いバージョンを売る手法は、Google Pixelが数年前からやっていることとまったく同じ。
iPhoneでいうeシリーズが、Pixelではaシリーズ(Pixel 8aなど)に相当します。
iPhone | 価格 (128GBモデル) |
---|---|
iPhone 15 | 124,800円 →112,800円 |
iPhone 16 | 124,800円 |
iPhone 16e | 99,800円 |
Pixel | 価格 (128GBモデル) |
---|---|
Pixel 8 | 112,900円 |
Pixel 8a | 72,600円 |
Pixel 9 | 128,900円 |
Pixel 9a | ? (未発表) |
Pixelの新機種はiPhoneと変わらないくらい高価になってしまいましたが、Pixelの廉価版であるaシリーズはかなり安めの価格を維持している印象。
Pixel 8に近い性能をもちながら72,600円から購入できるPixel 8a(2024年発売)は、かなりコストパフォーマンスが高い。
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Pixel 8a
iPhone eシリーズも、このくらい安かったらよかったんですが。。。
春頃の発売が予想されるPixel 9aも8aに近い価格を保って、ぜひiPhone陣営にプレッシャーをかけてほしいものです。
iPhone 16eは売れる?売れない?
ナンバリングiPhoneの安いバージョンである「iPhone 16e」は、Appleにとってもはじめての試み。
これからの売れ行きによっては、価格などの方針を変えることもあるかも。
果たしてiPhone 16eはヒット機種になるのか、それとも売れずに方針変更を余儀なくされるのか。注目していきたいところです。
iPhone 16eの予約は、2月21日(金)22時よりスタート。発売は2月28日(金)。
Appleオンラインストア のほか、ドコモ、
ソフトバンク、
au、楽天モバイルでも同じ時刻に予約開始。
こんな記事を読んだ後では誰も買わないかもしれませんが、一応リンクを置いておきますね!