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紙の本を裁断し、スキャンしてデータ化まで終えたら、あとに残るのは裁断済みの本。
積みっぱなしにしたり本棚に元通り並べるわけにもいきませんし、捨てるか売るかして処分する必要があります。
というわけで今回は番外編として、裁断後の本を捨てる際の縛り方、売り方について記事にしました!
覚えておいて損はない紐の結び方も2つ紹介。
普段裁断しない方でも、雑誌や新聞を捨てるときにも使えますし、知っていると何かと便利ですよ!
裁断済み本を捨てる時、ギュッときつく縛るのは意外と難しい
当たり前ですが、裁断済みの本はバラバラになっています。
それを積み上げ、紐で縛って古紙の日に捨てるわけですが、よくあるのが以下のような事態。
裁断をしない方でも、本や雑誌、新聞などを捨てるときに、もしかすると経験あるかもしれません。
普通に「ちょうちょ結び(リボン結び)」をすると、きつく縛るのは難しいですよね。
そこで、ここでは「もやい結び」を使ってガチガチに縛る方法を紹介します。
もやい結びで裁断済み本をきっちり縛り上げる!
もやい結びは、主に船乗りや登山者の間で使われる、紐の端に輪っかをつくる結び方。
自然には解けにくいにも関わらず、必要となればすぐに解くこともできる、使い勝手の良い結び方でもあります。
まずはこの「もやい結び」で輪っかをつくります。
Wikipediaが見やすかったのでそちらの図解をご覧ください。
ステップ2で穴に通すときの方向さえ間違えなければ簡単。
もやい結びができたら、輪っかができた紐を使って裁断済み本を縛ってみましょう。
まず、下の写真のように本の下に紐を通します。
もやい結びでつくった輪っかにもう片方の端を通し、締め上げます。
そのまま、今度は縦に一周させて…
またさっきのもやい結びの輪っかに通す。
あとは適当に留めれば…
出来上がり!
やってみるとわかりますが、かなりきつく締めることが可能。
このやり方なら、もう緩まってバラバラになることはないはず!
紐の長さが足りないときは、シートベントで2本のひもをつなげる
もやい結びを使った縛り方は、あらかじめある程度の長さに紐を切っておいてから結ぶやり方。
ですが目測を誤って短く切ってしまった場合、紐の長さが足りなくなることがあります。
そんなときは、「シートベント」という結び方で他の紐をつなげてしまいましょう。
シートベントのやり方も、別サイトから抜粋。
このシートベントを使えば、長さが足りない場合でも紐をつなげて、きっちり縛り上げることができます。
使おうとしたひもが短すぎたときに便利なので、覚えておいて損はありませんよ。
「売る」という選択肢も
以上、「捨てる」ことを前提に書いてきましたが、他には「売る」という選択肢もあります。
メルカリ等のフリマアプリで「裁断済み本」などとさがしてみると、たくさんの出品が見つかるはず。
売れるかどうかはその本の人気次第ですが、面倒でなく利益も出そうであればメルカリなどフリマアプリやオークションサイト等で売るのもありかもしれません。
サクっと捨ててしまうか、売れる可能性を考えてフリマアプリやオークション等に出すか、手間との兼ね合いを考えて選ぶと良いでしょう。
今後電子書籍の利用が広がってくると、裁断本売買のマーケットも拡大するかもしれませんね!要チェック。
知っておくと便利な、ちょっとした結び方
ちなみに、なぜ私が紐の結び方なんぞを知っているかというと、大学時代ヨット部に所属していたからです。
まさか、ヨットで覚えた結び方を、裁断済みの本を縛るのに使うことになるとは。。。
中でも今回紹介した「もやい結び」「シートベント」は日常のちょっとした場面で役立つ便利な結び方。
裁断本を捨てるときに限らず、覚えておくとどこかで役立つかもしれません!
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【自炊(本の電子化)完全マニュアル】 全2+6+1回シリーズ
第4回「本に合わせてScanSnapを設定し、スキャンしよう!」
第5回「電子化した本をiPadやiPhone、MacやWin機で読もう!」
☆ 番外編「裁断した本を処分しよう!」 →当記事
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