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豚骨ラーメン発祥の地・福岡県久留米市の国道沿いにあるラーメン店・丸星中華そばセンター(通称:マルボシだが、実は「マルホシ」が正しい)。
福岡のラーメン好きで知らない人はいないと言っていいほどの老舗かつ有名店です。
私も大学生だった2002年頃に行ったことがあるんですが、味よりも「警察犬」のイメージが強い。
(何を言ってるかわからないと思いますが。。。)
久留米方面で用事を済ませた帰りに、ひさびさに行ってきました!
「丸星中華そばセンター」リニューアルして警察犬展示がなくなった老舗人気ラーメン店
九州を縦断する幹線道路、国道3号線沿いにある「丸星中華そばセンター」。この昔ながらのたたずまいが特徴的。
”中華そば”というと醤油系のラーメンを思い浮かべますが、れっきとした豚骨ラーメン屋さんです。
入ったところにある券売機で食券を買いましょう。
ラーメンは1杯550円、いなりやかしわおにぎり、塩むすび、おでんなどもあります。
※価格は2024年5月当時
私が2002年頃に丸星に来たときの印象は以下の通り。
- 警察犬の絵や歌「俺の警察犬(警察犬と書いて”とも”と読む)」が飾ってあり、演歌が流れる個性派
- ちょっとこきたない(失礼)、トラックドライバーさんたちが多く訪れる昭和の男っぽい雰囲気
- ドライバーのお客さんが多いためか、店内の看板などで「交通安全」を掲げていた
なんでも丸星の前店主・小川泉さんが以前警察犬の訓練士だった経歴があるとのことで、お店も警察犬推しになっていたらしい。
では今は……というと、見る限り警察犬に関係のありそうな展示はありません。
昭和の映画ポスター、有名人との写真が数多く飾られていました。
「丸星おもちゃコーナー」なる一角があったりと個性はあるものの、私の記憶にある雰囲気とはぜんぜん違う。
昔の名残は「皆さまの交通安全を祈ります」看板、そして写真は撮り忘れましたが丸星ラーメンのテーマソング「丸星小唄」のみ。
調べた感じだと2017〜18年ごろにリニューアルしたらしい。
女性やファミリーでも比較的入りやすい雰囲気になったのは良いことですが、あの個性的なお店や警察犬がもう見られないのは残念な気持ちもあり。
卓上には紅しょうが、コショウ、ラーメンダレ。
なんとこの丸星、ラーメンに紅しょうがを入れるスタイルの発祥の店でもあるらしい。(※諸説あり)
じんわりうまい昔ながらの豚骨ラーメン
丸星のラーメン(550円)がこちら。
食券が回収されないので声かけた方がいいのかな?と様子をうかがっていたら、いきなりラーメンが出てきて驚きました。
具は脂身多めでやわらかいチャーシュー、海苔、ネギ。
麺はスタンダードな細麺。いただきます!
スープはややとろみがあり、骨髄まで溶け込んだ久留米らしいもの。
一方で塩分やカエシなど強い味は控えめで、食べやすいラーメンに仕上がっています。
一口目が意外とあっさりしていて「あれ?」と思ったんですが、食べ進めるにつれてじんわりとおいしさを感じる印象でした。
丸星ラーメンのもうひとつの特徴が、お惣菜が食べられること。
この日は肉じゃが、高菜、たくあんがありました。いつもはここに手羽先(1人1個まで)もあるとのこと。
現店主の高橋和子さんが早朝からこの惣菜を仕込んでいると、ローカル番組「福岡くん」でも紹介されていました。
ラーメンだけだと栄養が偏りがちですし、こういうサービスは温かみを感じて嬉しいですね。
「丸星中華そばセンター」アクセス・基本情報
「丸星中華そばセンター」は久留米市の北部、福岡を南北に走る国道3号線沿いにあります。
駐車場は店の両隣と向かいに3、4ヶ所あり、車で訪れる人がほとんどとはいえ、こんなに何か所も駐車場がある店ははじめて見たかも。
公共交通機関を利用する場合は、西鉄宮の陣駅から歩いて約15分ほど。
車やバイクがはるかにラクですが、電車でもそこそこ歩けば来れないことはありません。
【丸星中華そばセンターの基本情報】
店名 | 丸星中華そばセンター |
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電話番号 | 0942-33-6440 |
住所 | 〒830-0002 福岡県久留米市高野2丁目7-27 |
営業時間 | 【平日】9:00〜21:00 【土日祝】8:00〜21:00 |
定休日 | 第2・第4木曜 |
Web | Instagram:丸星ラーメン 本店(@maru.hoshi1) • Instagram写真と動画 |
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