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マレーシアは、マレー系6割、華人が3割、インド系1割と主に3つの民族がそれぞれのコミュニティを持ち、共存している国。
また、植民地時代が長かったこともありキリスト教の史跡も多く、マラッカ(以下の記事参照)では教会を中心に回ることができました。
翌日は、首都クアラルンプールにて王宮とイスラム教の礼拝堂・モスクなどを巡るツアーに参加。
イスラム教徒でなくとも礼拝堂前までは入ることができ、中の様子を覗き見ることができます。
日本ではなかなか触れることのない文化を半日でざっくり体験できる、楽しいツアーでした!
ツアーの最初は、マレーシア王宮へ
私たちが参加したのは、VELTRAというサイトで予約した以下のツアー。
半日(午前中)で、国立モスクを含むクアラルンプールの観光地を回るというものです。
ホテルまで迎えに来てくれたバスに乗り、最初に向かったのは王宮。
マレーシアはイスラム教が国教なので、王宮もその影響を受けた建築様式となっています。
正面から見ると、門の向こう側に王宮の建物が綺麗におさまるよう計算されています。
門の右側には馬に乗った衛兵、左側には武器を構えた衛兵が静かに警備中。観光客向けの意味も兼ねているのかも。
写真もOKなようすで、皆が代わる代わる記念撮影をしていました。
衛兵さんたちは表情一つ動かさず、真剣な眼差し。かっこいいけど大変な仕事やなあ。。。
観光客は私たち日本人のほか、中国系の方が多いようでした。
残念ながら王宮内部には入れないので、門越しに撮ったショットを。
ちなみに、マレーシアの国王は13州中9州にいる首長の中から選挙で選ばれるとのこと。世襲制ではないんですね。
独立戦争で戦死した兵士を弔う、国家記念碑
次に向かったのは、国家記念碑。
12年間に及んだマレーシア独立戦争にて命を落とした兵士たちを弔うために建てられたものです。
広々とした内部。
やはりイスラムの玉ねぎ形屋根が見えてきました。
イスラムの要素だけでなく、ヒンズー教・仏教で特別な意味を持つ蓮の花も備えられていたりします。
多民族・多宗教国家のマレーシアらしい。
なぜかこんな場所で、鳥の鳴き声っぽい音が出る笛を売るおじさん。
兵士が持っているのはマレーシアの国旗。
国旗が星条旗に似ているのと顔が西洋人っぽいので、一瞬アメリカの銅像かと錯覚してしまいそう。
ガイドさんの話によると、銅像の顔をマレー系・華人・インド系のどれかにすると争いになってしまうので、そのどれでもない西洋系になったとのこと。
唐突ですが植物たち。(写真残ってたけど、名前&どういう解説をされたか忘れた)
イスラム教の礼拝堂、国立モスク
お次はイスラム教の礼拝堂、モスク!
マレーシアには観光地としても有名なモスクが3つあり、そのうちの1つが国立モスク「マスジット・ネガラ」です。
(もう2つは通称「ブルーモスク」「ピンクモスク」というらしい)
向かいにはテレビ局。当たり前ですが日本でイメージするテレビ局と全然違って面白い。
モスク前には、体を清めるための洗い場。男女別に分かれています。
入場前に、女性は肌の露出を抑えるためにローブの着用が必須。
一応長袖を着ていったのですが、男性は肌が出ていようが特に何もしなくていいようでした。
日本や欧米では考えられないほどの男女差別(区別?)がここにある。
よく見ると男性でもローブを着ている人がいたので、持参したか雰囲気を味わうためにお願いして着させてもらったんでしょうか。
広々とした廊下は、天井、柱、床それぞれ美しくデザインされています。
礼拝堂の入り口。イスラム教徒でなければここから中には入れませんが、中を見ることは可能。
礼拝というと中央に何か崇め奉る対象があり、それに向けて皆が祈りを捧げているのを思い浮かべるのですが、ここにはそういったものは置かれていないようでした。屋根や窓が美しい広間。
そう言えばイスラム教は偶像崇拝禁止だったっけ。
いくつかの小さな輪に分かれて何かやっている様子。コーラン読んでいるんかな。
ガイドさんが、イスラム教の成り立ちや序列などについて解説してくれました。
(ガイドさん自身は華人で仏教徒らしい)
イギリスからの独立を宣言した、独立広場
独立広場にやってきました。
ここは、1957年にイギリスからの独立を宣言した記念すべき場所。
噴水や大きな広場の向かいの建物まで含め、絵になる場所です。
歴代の指導者たちの肖像画。
その後、20世紀で最も高いビル・ペトロナスツインタワーが見える場所にも立ち寄りました。
- 参考:20世紀で最も高いビル・ペトロナスツインタワー(マレーシア・クアラルンプール)は写真に映える、中に入って上れる!
チョコレート・キングダム〜民芸品店
チョコレート・キングダムというその名の通りチョコレート屋さんにやってきました。
眼力の強い謎のキャラクターと、
牛。
いかにも団体客向けお土産屋といった風情ですが、ここのチョコレートがマジで美味しくて驚いた。
色々試食させてくれるので、食べてみてから決めるといいでしょう。
スタンダードなショコラやアーモンド、イチゴ入りのものが美味しかったです。
ドリアン入りや辛いチョコなど変わり種もありましたが、そっちはまあ…お好みで……。
最後に寄ったのは、民芸品を扱っているお店。
たくさんの絵や民芸品も販売しています。こちらもツアー客向けな感じの場所ですねー。
とはいえ、間近で作業風景が見られるのは貴重な体験。
日本のキャラクターが飾ってあるのは、自然にそうしてるのか日本の観光客向けなのかわかりませんが。
この器具に熱々のインクを入れ、伝統的な模様を描いていくとのこと。
いやあ、上手だなあ。
あとがき
日本でツアーに参加することはほとんどありませんが、勝手がわからず運転もちょっと怖い海外ではサクッと色々見て回れて結構便利。
こういった「ざっと色んな場所を回るツアー」を旅程の初日に入れておき、そこから個々で好きな場所を攻めるという流れが個人的におすすめです!
- 参加したツアー:クアラルンプール市内観光ツアー<午前/クアラルンプール発>
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