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近いようで遠いような、飛行機で行くか新幹線や車で行くか絶妙な距離にある福岡と大阪。
私が福岡在住なこともあり、当ブログではこれまで福岡〜東京間、福岡〜名古屋間の移動についてどの移動手段を選ぶべきか記事にしてきましたが、今回は三大都市圏のもうひとつ福岡〜大阪間の交通機関を調べてみました。
福岡〜大阪間を快適に安く移動するためには、どの交通手段を選ぶといいのか?参考になればうれしいです。
ツアー(交通手段+宿泊)
最初にチェックしておきたいのはツアー。
ツアーといっても添乗員さんが先導するようなものではなく、交通手段と宿泊がセットになったプランのことを指します。
福岡〜大阪間であれば、飛行機や新幹線で移動する往復プランが1万円台後半くらいから選べます。
変わり種としてフェリー移動で1万円台前半なんてのもあったりしますが、船中で1泊するのでかなりのんびりとした旅行向け。
ツアーはゴールデンウィークやお盆、年末年始といった繁忙期には特に高価になりがちなので、そういった場合には別の手段を選んだ方がいいでしょう。
以下より、ツアーが予約できるサイトをいくつか紹介します。
▼ エクスペディア
私がよく使うのは、エクスペディアというアメリカ発祥の予約サイト。
予約可能なホテルの数はじゃらん・楽天トラベルより少なめですが、シティホテルや高級ホテル、旅館、バックパッカー御用達の宿などを中心に日本のサイトとはまた一味違うラインナップ。
福岡〜大阪間は運賃の安いLCC(格安航空会社)のピーチが就航しているので、エクスペディアではそのピーチ便とホテル宿泊を組み合わせたツアーを選択可能。
もちろん、ANAなどの飛行機でツアーを組んでもOK。
もともと用意されているパッケージツアーではなく、自分で利用する飛行機の便やホテルを選んで組み合わせる形になります。
▼ ジェイトリップツアー
ディズニーランドやディズニーシー、USJ、北海道スキー、沖縄ダイビングといったバカンス向けのツアーに強いのがジェイトリップ(J-TRIP)。
大阪にあるUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)のツアーをさがすなら、このジェイトリップツアーがおすすめ。
USJ周辺のオフィシャルホテル、アライアンスホテル、もっと安く済ませたい人にはビジネスホテルなども含めた多くの選択肢からチョイスできます。
私も先日スーパー・ニンテンドー・ワールドに行ってきたばかりなんですが、楽しかったなぁ。
福岡発でUSJ旅行を考えているなら、ぜひチェックしてみてほしい旅行予約サイトです!
USJやディズニーツアーが豊富かつ探しやすいJ-TRIPツアーについてのくわしい解説は以下の記事でどうぞ。
ディズニーやUSJ旅行なら、J-TRIP(ジェイトリップ)がおすすめ!安くて便利なツアーがたくさん▼ トラベルコちゃん
飛行機だけでなく新幹線やフェリー移動なども含む多くのツアー情報を集めているのがトラベルコちゃん。
さまざまなサイトと連携しているため非常にツアー数が多く、その中から目的に合ったツアーを探し当てるのは結構大変。
ですが価格帯や行き先、泊数などをうまく絞り込めれば掘り出し物的な良いツアーが見つかることも多いです。
ただし、安いと思って申し込んでみたら飛行機の便によって追加料金がかかったり、申込み締め切りが早かったりすることも。
予約したい旅程での合計料金がいくらになるのか、よく確認してから予約するのがいいでしょう。
飛行機
福岡〜大阪間であれば、飛行機なら約1時間で移動できてとても速い。
大阪には兵庫県寄りにある伊丹空港と和歌山県寄りの関西国際空港の2つがあるので、目的地やチケットの安さによってどちらかを選ぶことになります。
福岡〜大阪間の飛行機に関しては、ANA・JALは伊丹空港を利用し、ピーチは関西国際空港の便のみときれいに分かれているようです。(2022年10月時点)
ANA、JAL
少し前まで日本の航空路線の大半を担っていた、日本の2大航空会社であるANA(全日空)とJAL(日本航空)。
ANA・JALのどちらも普通運賃が25,000〜28,000円程度、割引運賃が15,000円前後とさほど変わらないので、好みや都合のいい時間帯で選ぶといいでしょう。
ANA、JALともに福岡と結んでいるのは伊丹空港発着の便のみで、関西国際空港発着の便はありません。
たとえば関空経由で海外旅行したいときにはちょっと使いづらいかも。
Peach(ピーチ)
ANAが運営しているLCC(ローコストキャリア:格安航空会社)、Peach(ピーチ)。
LCC(格安航空会社)であるこのピーチの登場により、飛行機でもずいぶん安く福岡〜大阪間の移動ができるようになりました。
日によっては航空券が片道4,000円台からあるので、とにかく安く移動したい人にはうってつけ。
ただし関空は市街地からやや離れているため、そこから目的地への移動時間やコストも考慮して選ぶとよいでしょう。
また、ピーチ含むLCCは運賃が格安な分、サービスも最低限に抑えてあります。
ANAやJALなど他の航空会社では当たり前の座席指定や預け手荷物、機内でのドリンクなどのサービスにいちいち追加料金が必要。
多めの荷物になりそうなときなどは、トータルでいくらになるのか確認お忘れなく。
新幹線
新幹線の通常料金は、片道約15,000円。所要時間は約2時間半ほど。
ANA・JALの割引きっぷ程度でピーチよりは価格が高く、所要時間も飛行機より余計にかかる。
新幹線は揺れも少なく飛行機内より動きやすいので快適だし仕事などもしやすいですが、普通運賃のコスパでいえばあまりお得感はありません。
14日前までの予約であれば、ネット予約限定の「スーパー早特きっぷ」が利用可能。
博多〜新大阪間が片道11,690円で購入できます。ただし、変更は一切不可となっているのでご注意を。
少し時間が余計にかかっても構わないなら、「ひかり・こだま限定プラン」なら安くチケットを購入できます。
のぞみに比べると停車駅が多く時間がかかりますが、特に急ぐ必要がないときにはいいかも。
近畿日本ツーリストが販売しているひかり・こだま限定列車プランは、所要時間が「のぞみ」の約2時間半に対して約4時間と増えますが(新幹線ひかりを利用した場合)、片道8,200円からとかなり安くチケットが買えます。購入できるのはは出発の7日前まで。
上記の近畿日本ツーリストのプランより数百円だけ高いものの、前日まで座席指定予約が可能なのがJTBの「トクトク!ひかり・こだま」チケット。
メリットは前日まで予約できるだけでなく、グリーン車が片道1,000円追加で使えたり、九州鉄道記念館・福岡タワー・水前寺成趣園の入場券がついた「旅の過ごし方」Webサイトも利用可能になるとのこと。
スケジュールに余裕があるなら、この「ひかり・こだまプラン」でのんびり快適な旅をするのもいいかもしれません。
高速バス
福岡〜大阪間だと日程によって最安2,800円からと激安のプランもある、高速バス。
所要時間は約10時間で、特に安いバスだと4列シートで隣に人がいたりもするので相当しんどい。最安4,000円からある独立3列シートならまだマシですが、夜行バスなのでよほど図太い(?)人でない限りぐっすりは寝られないかも。
せっかく移動を安く済ませても到着後にキツくて楽しめないと本末転倒なので、体力によほど自信のある人でなければおすすめしません。もし利用するつもりなら、腰や首を痛めないようお気をつけて。
私が高速バス予約によく使っているサイトは楽天トラベル。
多くの高速バス会社を横断検索できるので、価格や出発・到着時刻などを比較しながら探しやすいのが特徴です。
自動車(マイカー・レンタカー)
マイカーやレンタカーといった車で福岡〜大阪間を移動する場合、高速道路の料金は約12,000円。休日割引や深夜割引の適用で約9,000円ほど。
所要時間は約7時間。長時間の運転になるので、ドライバーには休憩も必要でしょう。
距離は約600kmなので、20km/l走る車ならガソリン30リットル、リッター140円として4,200円がさらにかかります。
労力とこれらを合計した値段を考えると、1人で行く場合のコストパフォーマンスはあまり高くない。
ただ、荷物が多いときや子供連れの家族、友達同士の旅行であればいいかもしれませんね。子供連れや荷物が多いときにも便利。
もしレンタカーを利用するのであれば、私が最近利用しているや楽天トラベル(レンタカー)を紹介しておきましょう。
レンタカー会社が横断検索できる上に、独自の割引プランもあって大手で直接予約するより安くなる場合もよくあります。
試しに大手サイトの価格と比べてみてください。
特にオススメのたびらいについて紹介記事も掲載しているので、こちらも参考に。
私が「たびらいレンタカー予約」を愛用する理由は、安くて信頼できるから[PR]フェリー
フェリーを利用する場合、阪九フェリー(新門司〜神戸 or 泉大津)、名門大洋フェリー(新門司〜大阪南港)の2つの選択肢があります。
料金はどちらも片道7,630円から。(2022年10月現在)
所要時間は12時間半で、いずれも夕方〜夜に出発して翌朝に到着する夜行フェリー。
福岡といっても出発は門司港からのため、福岡市内からの利用ならまず北九州まで移動しなければいけません。
料金や所要時間で考えると他の交通手段に比べてメリットがないので、自転車やバイク・車を運びたい人や、フェリー旅をしてみたい人向けの選択肢となりそうです。
道路を長時間走るのはイヤ、のんびりと大阪まで車やバイクを運んで現地で愛車と自由に旅をしたい……そんな人にはいいかもしれませんね。
なお、車やバイク、自転車を載せる場合には別途料金が必要となるのでそちらも事前に確認しておくといいでしょう。
普通・快速電車(青春18きっぷ)
青春18きっぷで行く場合、所要時間は約12時間ほど。乗り換えは5回ほど必要。
12,050円で5枚つづりなので、1枚を福岡〜大阪の移動に使うと2,410円。
移動で半日がつぶれてしまうためほとんどの旅行には向きませんが、時間はあるがお金がない旅ならいいのかも。
結論・あとがき
いま私が福岡〜大阪の交通手段を選ぶなら、以下の手順ですすめます。
- ピーチ、ANA・JALの早割チケット料金を確認
- 新幹線割引チケットの空きと料金をチェック
- ツアー(飛行機+宿泊)で割安なプランがないか検索
- ①②③を見比べて、価格と快適性のバランスで決める
学生時代や社会人なりたての頃はバスもよく使っていましたが、車内での時間や着いてからの体力を考えるとちょっともうきついかなと。
名古屋や東京まで行くなら新幹線は時間がかかりすぎるし割引チケットもあまりないですが、大阪くらいまでならアリかなと個人的には思います。飛行機とどちらを選ぶかは、そのときのチケット価格や気分次第。
以上、福岡〜大阪を旅行するときにこの記事がお役に立てれば幸いです!
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