【閉店】北九州「無法松」純トンコツ＆無化調で驚愕のコク旨さ。小倉ラーメンのレベルの高さを思い知る

福岡において、全国的に有名な博多や豚骨ラーメン発祥の地・久留米に勝るとも劣らない名店がひしめく北九州の小倉。

その中でもトップクラスの実力・人気を誇るのが「無法松」というお店。


化学調味料を一切使わず、豚骨を長い時間かけて煮出した旨味あふれるスープ。
厳選された豚肉にタレの味がしっかり染み込んだチャーシュー。
そのスープに合うよう、保存剤などを使わず作られた生麺。
何千回、何万回と繰り返された麺切りの技。

「混じりっ気なしの、ただただうまい豚骨ラーメンが食べたい」という人に、自信を持ってすすめられる名店です！

北九州・小倉にある純豚骨ラーメンの名店「無法松」

ラーメン無法松の場所は、北九州市小倉北区のやや外れ。
小倉駅から27番系統「霧丘三丁目」行に乗って15分ほど、「東公園前」バス停で降りて徒歩3分ほどでした。
駐車場もあるようなので、車で来るのがいいかも。

着いたのは16:00という中途半端な時間でしたが、昼から夜まで通し営業なので問題なし。

たまたま人がいなかったのは微妙な時間のせい。なのですがまだ夕方くらいにも関わらず、この後ぞろぞろと家族連れやら地元の学生やらが入ってきてすぐに盛況になりました。

ラーメンは650円。他にたくさんの具を乗せた無法松ラーメンや、特選ロース肉入りのロース太肉麺などがあります。

手元にもメニューあった。ラーメンともう1つの名物が「姫ぎょうざ」。
ニンニク不使用で、なんとサザエがが入っており歯ごたえのよいギョウザとのこと。

裏には店主の食材へのこだわりがびっしりと。麺、スープ、具材、サイドメニューに至るまでこだわり、化学調味料は使っていないそう。

ギョウザと高菜は持ち帰りもあるよ！その横や下にはラーメン総選挙や食べログベストラーメンの賞状が。
そう、この無法松は食べログの福岡ラーメンで1、2を争うほどの高評価を獲得しているのです。
食べログは個人的にネガティブな投稿をしようとしたら規約違反とやらで掲載拒否された過去があるのでイマイチ信用していないのですが、ここまでの高評価ともなればさすがにまず外れません。
（2016/4/25時点で「3.93」でした）

卓上には高菜、ごま、紅しょうがなど。

常に真剣な表情のご主人。麺を乗せたざるを天高く掲げ、一気に落とす熟練の湯切りは見ものです。

無化調なのに一口目から最後までしっかり旨い！チャーシューなど具材も妥協なし

私が注文した無法松ラーメン（790円）。
チャーシュー2枚、細切れチャーシュー、白髪ネギ、小ネギ、きくらげ、それに真ん中に辛味ダレが乗った豪華版ラーメンです。

若干胡椒がかけられているのも特徴的。
普通は卓上にあるものをお好みで、だと思いますが、これも店主のこだわりなのでしょう。

おいしそう、おいしそう。

まずはスープを一口。

めっちゃコクウマ〜！！
無化調なのにぼやけた感じが全然なく、口に入った瞬間からしっかりうまい。
脂や醤油ダレの濃さで誤魔化さずに豚骨の旨味をしっかり引き出しているので、クドくなく最後まで飽きずに楽しめる。豚骨の臭みも全然ないので苦手な人にもすすめやすい。

マイナスポイントが見つかりません。マジで。


スープの個性に比べれば麺は地味っちゃあ地味。でもそれでいい。
主張しすぎず麺としっかり絡む、それだけでいい。それがいい。

豚バラチャーシューには、しっかりとタレの風味を閉じ込めてあります。

細切れはさらに味濃いめで個人的にかなり好み！この店にはチャーシュー丼は無いようなのですが、これご飯に乗せて出したらラーメン店のサイドメニューとして最高であろうことは疑いなし。
（何らか事情なりこだわりがあって出していないのだとは思いますが）

中にワンタンも入ってた！トゥルッとした食感がアクセントを与えてくれます。

途中で徐々に豆板醤ベースと思われる辛味ダレを溶かしながら、変化するスープの表情を楽しみましょう。最初から全部溶かしたらアカンよ！少しずつ！

あとがき

北九州には、この無法松を含めいずれ劣らぬ純豚骨ラーメンの名店がいくつかあります。以前紹介した「ぎょらん亭」然り、「拉麺エルボー」然り。

ちょくちょく遠征しつつ、1つ1つ制覇してこのブログに記録していきたいと思っております。いやー旨かった。