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Oladanceイヤホンをレビュー!オープンイヤー&長時間バッテリーで快適。耳元で迫力のサウンドが楽しめる!

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ヘッドホン・イヤホンというと、カナル型(耳栓型)や耳を完全に覆うオーバーイヤーのものを好むユーザーも多いですが、私が気に入って日々使っているのは耳をふさがないタイプのイヤホン

外部の環境音が入ってくるので音楽への没入感は多少減るものの、その分耳への負担が少なく長時間装着していても疲れにくいのが特徴。毎日音楽を聴きながら作業したり長い時間を過ごす人には大変おすすめです。

私が5年ほど愛用しているのは、Shokzの骨伝導イヤホン

OpenRun Pro、OpenRun、OpenMove、OpenCommの違いを比較。おすすめのShokz骨伝導イヤホンは?


この記事でレビューするのは、そんな「耳をふさがない」タイプの中でもまた違ったタイプのイヤホン。

Oladance(オーラダンス)ウェアラブルステレオという製品です。
(Oladanceの方から製品を提供いただきました。ありがとうございます)

Oladance(オーラダンス)ウェアラブルステレオ

瀬戸弘司さんのOladance紹介動画


左右独立型のワイヤレスイヤホンで、最大16時間もの長時間バッテリー迫力あるオーディオ体験が特徴。

迫力あるサウンドで音楽が聴けて、毎日長い時間使っても痛くなったり疲れたりしにくい。操作系と充電方法にちょっとクセがありますが、それを差し引いてもこれはかなり良いイヤホンなのでは……!

すっかり気に入って、普段使いをShokz骨伝導とどっちにしようか迷っているところです。

Oladanceウェアラブルステレオを写真でチェック

木材のような温かみのあるパッケージが特徴の、Oladanceウェアラブルステレオ
中央にある丸と斜線のマークが、Oladanceのロゴらしい。

木材のような温かみのあるパッケージが特徴のOladanceウェアラブルステレオ

パッケージ裏には、Oladanceの特徴が英語で記載されています。

Oladanceの主な特徴
  • 快適な装着感
  • 安定したフィット感
  • バーチャル低音再生技術
  • 環境音に気づける
  • クリアな通話品質
  • 最大16時間駆動

パッケージ裏にはOladanceの特徴が記載

中に入っているのはケースとOladance本体、USB-C to USB-Aケーブル、説明書などの冊子。

中に入っているのはケースとOladance本体、USB-C to USB-Aケーブル、説明書などの冊子


ケースの中には、Oladanceイヤホンの本体が内蔵されていました。
私が選んだブルーのほかにシルバー、オレンジ、ホワイトの全4色があります。

ケースの中には、Oladanceウェアラブルステレオ イヤホンが内蔵

専用ケースは、やや小さめのメガネケースくらいのサイズ感。
収納するだけでなく、ケース自体にケーブルを接続して充電する用途も兼ねています。

専用ケースは、やや小さめのメガネケースくらいのサイズ感

ケースの背面には、充電用のUSB-Cポート。
イヤホンをケースにセットした状態で、ここにUSB-Cケーブルを差し込めば充電できます。

ケースの背面には、充電用のUSB-Cポート

ケースを開けただけでイヤホンがオンになりデバイスと接続するので、充電時はケースを閉じておく必要あり。

充電時はケースを閉じておく必要あり


Oladanceイヤホンの本体。左右独立したワイヤレスイヤホンで、少し変わった形をしています。

Oladanceウェアラブルステレオの本体

下の画像(右耳側)で言うと右側が音を出すスピーカー、左側には内蔵バッテリー。左右がヤジロベーのようにバランスをとっているので、装着が安定するのが特徴。

スピーカーとバッテリーでバランスを取っている

裏返したところ。スピーカー用のメッシュ穴が開いているのがわかるでしょうか。
この内蔵スピーカーが、耳に装着したときにちょうど耳の穴の上にくる形になります。

内蔵スピーカーが、耳に装着したときにちょうど耳の穴の上にくる

あまり他で見ない形状なので最初は装着の仕方を迷いますが、すぐに慣れるはず。耳に引っ掛けて軽くひねるだけです。

Oladanceウェアラブルステレオの装着方法

周囲に登録したデバイスがないか、両耳のイヤホンに約2秒タッチするとペアリング状態に。
たとえばスマートフォンに接続したい場合は、Bluetoothから「Oladance Wearable Stereo」をタップすればすぐにつながります。

両耳のイヤホンに約2秒タッチするとペアリング状態に

実際に装着してみたところ。耳をしっかりホールドする形になるので、そうそう脱落することはありません。

Oladanceウェアラブルステレオを装着してみた

耳の形状や大きさによる個人差はあると思いますが、私の場合は頭をおもいっきり振っても落ちませんでした。


迫力のサウンド&最大16時間再生が強すぎる

実際に使ってみた感想は、とにかく音がいい

中高音はクリアに聴こえるし、低音もしっかりと鳴る。耳をふさがないタイプのイヤホンで、ここまでの音質が出せるとは……!かなりマジで驚きました。

はっきり言って、私が愛用しているShokz骨伝導イヤホンよりもはるかに音のクオリティは上。


”耳から浮いたところにステレオスピーカーがある”といったイメージから考えると音漏れが激しそうですが、私の印象としては思ったよりも音漏れは少ないです。

もちろん音量を上げるとそれなりに音漏れするので、静かな場所や電車などでの使用にはご注意を。

音漏れの程度で言うと、体感では通常のインナーイヤー型(開放型)イヤホンと同じくらいでしょうか。


音質と並んで特筆すべき特徴が、最大16時間もの連続再生時間

たとえばAirPods Proなら最大6時間、私が普段使っているShokz骨伝導イヤホンの最上位モデル・OpenRun Proは最大10時間。

『最大16時間』がいかに突出しているかがわかります。


長時間の連続使用をしたいユーザーにとっては、かなり有力な選択肢となりそう。


つけ心地も良好で疲れにくい。だが運動中の使用はちょっと気になるかも

Oladanceの重量は、両耳で25.3g(実測値)。片耳だと12.6〜7gくらい。

Oladanceウェアラブルステレオの重量は、両耳で25.3g

1日8時間ほど連続で使ってみましたが、耳の痛みやダルさはほぼありませんでした。長時間の使用でも問題なさそう。

デスクワーク中はもちろん、家の中を歩く程度でもほぼ重さは気になりません。


ただ、外出時である程度の頭の揺れがある状況だと、重みが耳にグッとかかるのが少し気になるかも。(痛みはなし)

私の場合だと実際に脱落することはなさそうなんですが、走ったりするとOladanceイヤホンが落ちはしないかとヒヤヒヤします。


なお、OladanceはIPX4の生活防水
これは「防沫形(いかなる方向からの水の飛沫によって有害な影響を受けない)」にあたるので少々の雨程度なら大丈夫ですが、大雨のときはちょっと心配ですし、流水で洗うことも推奨はされません。


別売りバッテリーケースの併用で、最大94.4時間の『超』長時間再生

Oladanceは、フル充電すれば最大16時間再生可能。それだけでも通常の利用であればまず困ることはないでしょう。

ですが、旅行や外出などでしばらく充電できない or 毎回ケーブルに接続して充電するのが面倒というユーザー向けに、Oladanceは別売りの専用充電ケースまで用意しています。

Oladanceウェアラブルステレオの専用充電ケース(別売)

ケースには2,550mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、フル充電するとOladanceイヤホンを4.9回充電可能とのこと。

本体とこの充電ケースをどちらもフル充電したとすると、合計の再生時間は最大94.4時間。もはや意味がわからないくらいの長時間再生ですね。。。
(ちなみにAirPods Proはケース込みで最大30時間再生)


よほど長期の旅行・出張でない限り、このケースさえさればコンセントから電力供給しなくてもまず電池切れすることはないでしょう。

このケースさえさればコンセントから電力供給しなくてもまず電池切れすることはない


タッチ操作にクセあり。やや大きめのケースがないと充電できない

耳をふさがないタイプのイヤホンとしては驚くほど音が良く、驚異的な長時間再生が可能。

素晴らしい特長の多いOladance(オーラダンス)ウェアラブルステレオですが、『激しめに動くと落ちそうで怖い』以外にも使っていて不便な点がいくつかあります。


ひとつは、タッチ操作が思ったようにしづらいこと。

左右ともに1タップで一時停止/再生なんですが、タップ感度が高いのでちょっと耳のあたりを触っただけで音楽が止まることがよくある。

タップから再生/停止までのタイムラグがあるので、一時停止/再生しようとしてつい2回以上タップしてしまい曲がスキップすることもしばしば。

Oladanceの操作方法

前スワイプで音量アップ/後ろスワイプで音量ダウンなんですが、一時停止/再生になってしまうことも多いし、一気に音量を上げたり下げたりといったこともしにくい。

操作系には改善の余地があるんじゃないかと個人的には思います。

Oladanceのスマホアプリで操作の変更が可能なので、1タップでは動作しないようにしておくのがおすすめ。

1タップでは動作しないよう設定するのがおすすめ


もうひとつのやや不便な点は、ケースがないと充電や電源オフが基本的にできないこと。
※スマホに接続してアプリから電源オフすることは可能

この特徴はAirPodsシリーズと同じなのですが、ケースがそれなりの大きさ(メガネケースよりひとまわり小さいくらい)なので持ち歩いたり常備しておくのがちょい面倒です。

AirPodsとOladanceのサイズ比較


Oladanceのメリット・デメリットまとめ

さいごに、今回レビューしたOladanceウェアラブルステレオのメリット(優れた点)とデメリット(イマイチな点)をまとめます!

Oladanceのデメリット(イマイチな点)

Oladanceのイマイチな点は、以下の4つ。

誤操作をしてしまいやすい点については、前述の通りOladanceアプリで「1タップに機能を割り当てない」ことで多少改善されます。


耳の形や運動の強度によっては脱落が心配なので、運動中に音楽を聴くのが主な用途ならShokz骨伝導イヤホンの方がおすすめ。

デメリット
  • タッチ操作の感度が高くタイムラグがあるので、誤操作しやすい
  • ケースを常備しておかないと充電や電源オフができない
  • ジョギングなど激しめの動きをすると耳が揺れて脱落が心配
  • 周囲の音が耳に入るのはメリットもあるが、音への没入感は損なわれる

Oladanceのメリット(優れた点)

いくつかイマイチな点もある一方で、Oladanceには優れたポイントもたくさんあります。

超がつくほどの長時間再生に、耳をふさがないオープンイヤー型とは思えないほど奥行きのあるクリアな音


音楽を聴きながらの作業や日々の生活のお供に、非常に優れたワイヤレスイヤホンです。

メリット
  • オープンイヤー型とは思えないほど音がいい。骨伝導よりはるかに上
  • 耳をふさがないので長時間使っても疲れにくい。周囲の音もそれなりに聞こえる
  • 最大16時間の長時間再生。電池内蔵ケースを使うと最大94.4時間の圧倒的バッテリーライフ
  • 音漏れも意外と大きくない(しないわけではない。インイヤー型と同じくらいなので、大きくするとそれなりに音漏れあり)
  • 左右独立しているので音楽のシェアができる
  • ネックバンドがないので首に当たらないし、あおむけに寝転がっても問題なし

Oladanceワイヤレスイヤホンのレビュー まとめ

操作がややしづらいなどの注意点はあるものの、耳をふさがないオープンイヤー型でこれだけの音質を実現したOladanceウェアラブルステレオにはかなり驚かされました。

本体だけで最大16時間というバッテリー持続時間も驚異的で、長い時間イヤホンを使いたい人にもかなりおすすめ。


Oladanceの販売価格はAmazonでは26,225円となっていますが、2月12日までAmazonでは20%オフクーポンが使えるようなので(26,225→20,980円)、もしAmazonで購入される場合には忘れずにチェックしておきましょう。


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