「ラーメン内田家」福岡・博多駅近くで食べられる、吉村家直伝の本場家系ラーメン

横浜にある「吉村家」からはじまった名物、家系ラーメン。

中太ちぢれ麺、ほうれん草・チャーシュー・海苔が入った豚骨醤油ラーメンが基本のスタイル。

吉村家のラーメン

”家系ラーメン”を名乗る店は横浜だけでなく全国に数多くありますが、その多くは大手がブームに乗って参入したチェーン店。

吉村家の流れを組む本来の意味での「家系ラーメン」店はそれほど多くないらしい。

そんな中、福岡の博多駅近くに登場したのが吉村家直系の家系ラーメン店「ラーメン内田家」。

家系の元祖である吉村家で厳しい修行に耐え、吉村家直系を名乗ることを許された九州初の店です。

個人的に、これまで食べた中で一番美味しかった家系ラーメン「杉田家（横浜市磯子区新杉田）」と並ぶレベルでとてもおいしかった。

福岡のラーメン好きはぜひ行ってみてほしい……！

「ラーメン内田家」へのアクセス、基本情報

ラーメン内田家があるのは、博多駅の博多口を出てから徒歩7、8分くらいのところ。

少し歩きますが、博多駅に行く用事があるときにふらっと食べに行くこともできる距離です。

この付近には「博多一幸舎 総本店」「元祖ぴかいち」「陽華楼」といった人気店や天下一品の支店もある、なにげに麺類激戦区。

ちなみにラーメン内田家は福岡市内にもう1店舗、「横浜家系ラーメン内田家 博多本店」が空港の南あたり（西月隈）にあります。

こちらは店名に「吉村家直系店」が含まれていないので、受け継いだ味ではなく独自に開発・アレンジしたラーメンなのだろうと推測。いずれ行ってみたい。

【横浜家系総本山 吉村家直系店 ラーメン内田家の基本情報】

博多駅から歩いて行ける「吉村家直系店 ラーメン内田家」

博多駅の博多口から歩くこと10分弱。目立つ赤い看板で「横浜家系総本山 吉村家直系店 ラーメン内田家」の看板。

吉村家にもある『お客様は我が味の師なり』の標語もあるのでわかりやすい。

ラーメンは800円（2023年6月当時）。吉村家直系店らしく、吉村家の特製にんにくも置いてあります。

店内はテーブル席とカウンターあり。食券制。
どれにしようか迷うほど多数のトッピングがあるのも家系ラーメンの特徴ですね。

今回は、ラーメン＋Aセット（ライス＋キャベチャー）をオーダー。

家系の店ならではの赤いテーブルと、にんにく・しょうが・豆板醤・ガーリックなど多数の卓上トッピング。
自分好みにアレンジできるのも家系ラーメンの魅力。

こちらも家系に共通した特徴ですが、食券を渡すときに味・油・麺の好みをオーダーできます。
ただ、初回訪問時はすべて普通で試してみるのを推奨。

豚と鶏の旨味をしっかり感じる濃厚スープがうまい

最初にAセットのキャベチャーとライスが到着。

キャベチャーはメインがキャベツで細かいチャーシューがまぶしてある感じで、肉は少ないですがキャベツがシャキシャキしていて良い。

そしてメインのラーメンがこちら！
茶褐色のスープにチャーシュー、ほうれん草、海苔3枚と王道のスタイル。さすが吉村家直系店。

まずはスープを1口。
おおっ、濃厚な豚骨の旨味を感じる……！

私のイメージ内での「家系」は、どちらかというと醤油が強めに出ている「醤油豚骨」のイメージが強くありました。
（豚骨ラーメンが普通の福岡に住んでるからかも）

ですが、内田家のラーメンは醤油が前に出すぎず、豚骨（＋鶏？）の旨味がしっかりと感じられる印象。うまい！

麺はやや加水率高めの中太ちぢれ麺。しっかりとスープがからみます。

基本的に糖質・脂質が主で体にはあまり良くなさそうなラーメンですが、ほうれん草があるだけで何だか相殺された気になる。
味というよりは気持ち的な免罪符として利いている（気がする）。

チャーシューはパサつかずしっとりしていて良い出来。これならチャーシューご飯もうまいだろうなあ。

ある程度食べたら、お好みで卓上トッピングをIN。
そのままでも十分うまいですが、味変を楽しむのもいいでしょう。入れすぎ注意！

福岡で食べられる、本気の家系ラーメン「内田家」

本場・横浜で食べたものに匹敵する、本格的でおいしい家系ラーメンでした。

福岡のラーメン好きはもちろん、福岡に出張・旅行でよく来る人にもぜひ一度食べてみてほしい！

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