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九州ではサバを刺身で食べる習慣があり、特に博多では「ゴマサバ（サバの刺身をゴマと醤油のタレで和えたもの）」が酒のお供によく食べられています。
福岡市内で有名なサバのお店といえば、以前紹介した「きはる」。
食べログで4点近い点数を叩き出しており、実際にめちゃ美味いサバが食べられる人気店です。予約も取りにくい。
ですが最近、その「きはる」に匹敵するサバの美味しい店を発見してしまいました。「鯖郎」というお店。
生簀で泳ぐサバをそのまま活き造りでいただくことができ、味はもちろん見た目にもおいしい。
ありとあらゆるサバ料理からそれ以外も含め、料理すべてのクオリティが高く酒の種類も多い。
まだそれほど有名ではありませんが（たぶん）、ここは要チェックのお店ですよ…！
きはると同じ春吉にあるサバ料理の店「鯖郎」
「鯖郎」があるのは、中洲のやや北側。
天神からも歩いて行ける範囲内ですし、遊びに行く前の腹ごしらえとしてもいいですね。
私が訪れたのは中洲への移転前、春吉という街にあったころ。
きれいな玄関を中へ。
いきなりサバの泳ぐ生簀が出迎えてくれます。めっちゃ泳いどる。
内装もちょっとこじゃれた感じ。
カウンターとテーブルや掘りごたつの個室があります。
本日のおすすめには、サバのみならず海鮮を中心に様々なメニューが並びます。どれも美味しそうやなあ…。
でも、とりあえずはやっぱりサバでしょ。
このお店で取り扱っているのは、長崎でハーブをエサにして育てられた「長崎ハーブ鯖」。
サバは傷むのが早い魚なので、鮮度がとても重要。なので専用の生簀でその場で〆るとのこと。いいね！
なんと約3,000円で、お造りにごまさば、さらに”究極ごまさば”なるものまでついた「一本丸ごと堪能セット」がいただけるとのこと。これはいっとくしかない！！
他にも鯖料理がたくさん。ごまさばだけで5種類ある店とか初めてや。。。
サバのお造りのインパクト！どれも絶品の鯖料理を堪能
まあ、とりあえず乾杯を。
そしていきなりやってきた、「一本丸ごと堪能セット」！なんというインパクト。
しかもめちゃくちゃ美味そうやないか……！輝く泳ぎ鯖刺し。
こちら、ちょっと海苔で見えにくいですがごまさば（白）。
ゴマダレで和えたスタンダードなものですが、サバが新鮮なので当然うまい。かなりうまい。
炙りサバ。元々のサバの旨味に香ばしさがプラスされてたまらない一品。
そしてこれが…究極のごまさば……！
普通のごまさばよりもスッキリサッパリとした味付けで、貴重な無農薬ゴマの香りも相まってより脂の乗ったサバの旨味が引き立つ。いやーこれは絶品ですわ。
これだけのものが乗って3,000円とかありえないでしょ。
4名様よりおすすめと書いてあったけど、2人いれば注文するわこれ。
ちなみに、わさびはなんだか味のあるおろし金で自分ですりたてをどうぞ。
細部までこだわってますなあ…。
こちらは牛ステーキ。（確か九州のブランド牛だったけど銘柄忘れた…）
サバ料理以外のメニューも充実しており、しかもクオリティ高いです。塩で食べるのがおすすめ。
鶏の炭火焼き。柚子胡椒でどうぞ。
日本酒の種類がやたら豊富なのもこの店の特長。ついつい目移りしてしまうぜっ…！
チェイサーも一緒に持って来てくれる心配りが嬉しい。
博多の居酒屋の定番、明太卵焼き。
でもこんなに肉厚な明太子使ってるところはあまりないし、そもそも卵焼きからしてうまいという。
鯖コロッケ。生のサバもうまいけど、ホクホクのコロッケに入ったサバの風味もまた格別。
こちらも塩でいただきます。
あらゆる角度からサバを味わえる料理が続きます。
こちらはサバシューマイ。
さきほどの「一本丸ごと堪能セット」の後造りは、カリカリの唐揚げ。サバを余す所なく味わう。
これはサバのかまぼこだったかな。
もうほんと、どれ食べてもおいしいです。マジで。
あとがき
手頃な価格でサバを舌と見た目で味わい尽くすことができ、他の料理も肉から魚までなんでも美味い。日本酒の種類も豊富だし、店の雰囲気もいい。
当ブログで紹介している店はおすすめのところばかりですが、この店はその中でもかなりオススメ度高いですよ。
福岡人も、観光で来る予定のある方も、ぜひ行ってみてください！
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