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3年ほど前から、我が家では欠かせないアイテムになっているSwitchBotカーテン。
朝夕のカーテン開閉を自動化するので、わざわざ開け閉めする必要がないし、太陽の光で自然と目覚められる。
アプリ操作はもちろん、スマートリモコンと組み合わせれば音声操作でのカーテン開け閉めも可能。
一度使い始めると手放せない便利さ。
私が使っていたのは初代モデルだったんですが、今回SwitchBotカーテンに第3世代がリリースされたとのことで、販売元のSwitchBotさんからレビュー用に製品を送っていただくことができました(ありがとうございます)。
パワーアップ&静音化、スマートホームの新規格に対応など多くの点で進化を遂げているSwitchBotカーテン第3世代。
- ほとんどのカーテンレールにかんたん設置、アプリやスケジュールで自動開閉
- よりパワーアップした一方で、運転音が25dB以下とかなり静かに。業界初の「QuietDrift」搭載
- 約8ヶ月の運転が可能。専用ソーラーパネル(別売)を取り付ければ、半永久的に充電不要
- スマート家電の世界規格「Matter」に対応
- SwitchBot 第2世代よりも1,000円安い
カーテンを自動で開け閉めしてくれる、たったそれだけのことがこんなに便利だとは……と実感できる、そんな製品です!
SwitchBotカーテン3は生活をどう変える?具体的なメリットはこれ
3年間SwitchBotカーテン第1世代を使ってきて、今回第3世代をレビューしたユーザーとして、まだSwitchBotカーテンを使ったことのない人に伝えたいメリットを3つにまとめました。
自動でカーテンが開き、光が射し込んだ部屋で起きられる喜び
SwitchBotカーテンがない場合、朝起きたら自分でカーテンを開けて陽の光を入れるのが普通。もしかすると、電気を点けるだけでカーテンは閉じっぱなしの人もいるかもしれません。
SwitchBotカーテンを設置してスケジュール設定しておけば、毎朝自動的にカーテンが開いて室内が明るくなる。これがまず嬉しい。
光に敏感な人なら目覚まし代わりになるし、アラーム等で起きたときでも部屋が暗いのと明るいのでは気分がぜんぜん違う。
これから本格的に寒くなると布団からなかなか出られなかったりもするので、そういう意味でも自動で開いてくれるのは便利です。
もちろんカーテンを閉めるのも自動でOK。
アプリでも、音声でもカーテンが操作できる。手の届きにくいカーテンにもおすすめ
スケジュールなど設定していなくても、スマホアプリからカーテンの開閉が可能。
SwitchBotハブやスマートスピーカーと連携させておけば、「アレクサ、カーテンを開けて」などといった音声操作もできます。
手の届きにくい位置にあるカーテンに設置するのもおすすめ。
動作音が静かになり、よりストレスがなくなった
SwitchBotカーテンの第1世代・第2世代は、カーテンの開閉時にそれなりに大きな「ウィーーン」というモーター音がしていました。
私は長くつかってきて慣れていたのでいいんですが、音に敏感なユーザーは気になっていたはず。朝は陽の光よりも先に、この動作音で起きてしまう人もいたでしょう。
今回レビューするSwitchBotカーテン第3世代では、この動作音が非常に小さくなりました。
普通に動作するときは『少し小さくなったかな?』程度なのですが、音を極力抑えながら少しずつカーテンを開閉する新機能「QuietDrift」を使うと本当にめちゃくちゃ静か。
耳を澄ませても聞こえるか聞こえないか…というくらい静かなので、動作音が気になっていた人はSwitchBotカーテン第3世代、ぜひ試してみてほしい。
改善を重ね、さらに使いやすくなったSwitchBotカーテン第3世代
SwitchBotカーテン3のパッケージ。
こちらはU型/角型レール用で、ポールタイプ用は別にあるのでお間違いのなきよう。
SwitchBotカーテン単体でも、アプリと連携して操作やスケジュールでの開閉設定が可能。
さらに、SwitchBotリモートボタンと連携してのボタン操作、ソーラーパネルと併用して給電、ハブミニやスマートスピーカーと連携して音声操作もできます。
SwitchBotカーテン3パッケージの中身。
部品が多めに見えますが、基本的に使うのは右下に写っているSwitchBotカーテン本体(とマグネット)のみで、それ以外は必要に応じて使う感じになります。
使い勝手はもちろんですが、説明書も簡潔ながらとてもわかりやすい。海外メーカー製品ではありますが、その点はご心配なく。
第1世代SwitchBotカーテンのユーザーである私がまず嬉しかったのが、フックと本体をはめ込む部分(下の画像参照)の取り外しがしやすくなっていたこと。初代SwitchBotカーテンはここがめちゃめちゃ固くて、一度取り付けると外すのが大変だったんですよね。。。
世代を重ねるごとに地道な改善がされているのがわかって、とても好印象。
充電は底面のUSB-Cポートから。
出荷時にある程度の充電はされているので、すぐにセッティングに移ってしまっても問題はありません。
カーテンレールに取り付ける部分。
このゴムローラーが回転することで、レール上を移動してカーテンを開け閉めできる仕組みになっています。
SwitchBotカーテン3の初期設定と設置方法
SwitchBotカーテン3をはじめて使うときの初期セットアップ・設置方法をくわしく紹介します。
まず、何はなくともSwitchBotアプリをスマートフォンにインストールしておいてください。
アプリにSwitchBotカーテンを追加
SwitchBotアプリを起動し、右上のプラスボタンから「デバイスを追加」→「カーテン」と選択。
SwitchBotカーテンのボタンを2秒長押しし、アプリの「次へ」をタップ。
これで自動的にアプリと連携されます。
片開きか、両開きかを選択。
今回はSwitchBotカーテンを2台使って両開きにするので、下の「両開き」を選んで2台目のカーテンを追加します。
自動的に2台のSwitchBotカーテンがグループ化されます。
カーテンに名前をつけ、部屋を選択したらアプリへのSwitchBotカーテン登録は完了。
SwitchBotカーテンを、カーテンレールに取り付け
続いて、アプリの指示にしたがってカーテンレールにSwitchBotカーテンを取り付けます。
カーテンレールのタイプを選択し、それぞれに合った取り付け方法の説明をチェック。
動画で見るのがわかりやすいと思いますが、図解説明(説明書を読むような感じ)で見ることも可能。
おすすめは、動画の説明を一通り見たあと、必要に応じて図解説明を確認する流れ。
何度でも進んだり戻ったりできるので、焦らずゆっくり進めていけば大丈夫です。
実際に、我が家のU型カーテンレールにも取り付けてみました。
カーテンのフックを端1つだけ外して、その間のカーテンレールにローラーが入るようにフックを差し込みます。
90度回転。これで引っかかって落ちない状態になるはず。
ローラーの大きさがレールに合わない場合は、付属の別サイズのローラーに付け替えてください。
SwitchBotカーテン本体も同様に取り付け、カチッと合体させたら準備完了。
このとき、SwitchBotのロゴがこちら側(室内側)を向くようにするのがポイント。
カーテンレールにマグネットを取り付け
ゆるいカーテンレールでもしっかりと閉まるように、マグネットを取り付けます。
SwitchBotカーテン3のパッケージの中にある、矢印マークのついたパーツがそのマグネット。
取り付ける部分を付属のシートできれいにふいて、
マグネットの両面テープ台紙をはがし、貼り付けます。
磁石がかなり強力なので、金属製のレールならテープ不要なくらい強くくっつくはず。
両開きの場合の取り付け完成図は、以下の画像の通り。
あとは、取り外したカーテンのフックを元通り引っ掛ければ設置完了です。
アプリでカーテンの移動距離を自動調節→設定完了!
SwitchBotカーテンの設置を終えたら、アプリでカーテンの移動距離を調節します。ほとんどの場合は「自動調節」を選んで問題ないはず。
取り付け時にSwitchBotのロゴがこちら側(屋内側)を向くように設置できたかを要確認。
両開きの場合は、左右の確認が入ります。どちらかのSwitchBotカーテンが点滅するので、どちらが点滅したかを選択して次へ。
SwitchBotカーテンが完全に閉めた状態(全閉位置)になるようにしておいてください。
取り付けたマグネットが検出できたら、自動的にカーテンが開閉して移動距離を測定してくれます。
ソーラーパネルを取り付ければ充電いらず
SwitchBotカーテン3には、専用のソーラーパネルが販売されています。
このソーラーパネルを取り付けておけば、1日3時間日光を当てるだけでSwitchBotカーテンが半永久的に稼働できるだけの電力を生成可能。
複雑な設定や組み立て等は不要。
取り出してSwitchBotカーテンに差し込み、光が当たりやすいように角度などを調整するだけです。
黒っぽい部分に太陽電池が内蔵されているので、ここがなるべく光に当たりやすいように設置するのがGood。
折りたたみ式のアームの先端にはUSB-C端子があり、ここをSwitchBotカーテンの充電ポートに差し込んで使います。
ソーラーパネルにより光が当たりやすいよう、長さや角度を調整可能。
両開きのSwitchBotカーテン3に設置した様子がこちら。
なんだかゴツい感じにも見えますが、普段はカーテンで隠れているので室内から見えることはありません。
バッテリーを気にせずSwitchBotカーテンを使いたいなら、このソーラーパネルもあわせて手に入れておくといいでしょう。
過去のSwitchBotカーテンと比較したときの違い
すでに前世代のSwitchBotカーテンを持っている人向けに、今回レビューした第3世代と第1・第2世代を比較したときの違いを紹介しておきます。
まず大きさ。第1・第2世代(画像左)に比べて、第3世代(右)は縦に長くなりました。
見た目はかなり変わっていますが、持ち歩くような製品でもないですし日々使う上では特に変化はないでしょう。
性能面で大きく変わったのが、その静音性能。
SwitchBotカーテン1・2は「ウィーーーン」というモーター音がそれなりに大きかったんですが、SwitchBotカーテン3では通常の動作音が小さくなっただけでなく、運転音25dB以下で動作する「QuietDrift」機能で音がほとんど気にならなくなりました。
以下の動画、音声がないわけじゃなくて本当に音がしないんですよ。
これまではカーテンの開く音で起きることも多々あったんですが、SwitchBotカーテン3のQuietDriftにしてからは一度もなくなりました。気がついたら室内に光が射している感覚。
SwitchBotカーテン3は、新たにスマート家電の世界規格・Matterに対応。他メーカーのスマート家電とも連携して動作可能となっています。
もうひとつ最後に重要ポイント、SwitchBotカーテン3は8,980円で、9,980円のSwitchBotカーテン2よりも1,000円安い。
(2023年11月時点)
これから購入予定なのであれば、第3世代のSwitchBotカーテンを買うのがいいでしょう。
SwitchBotカーテン第3世代のレビュー まとめ
手動で開けるのに何の不都合もないカーテンを”自動で開ける”ことにあまりピンと来ない方もいるかと思いますが(私もそうでした)、毎日明るい部屋で目覚められる生活に慣れてしまうともう手放せない便利な製品・SwitchBotカーテン。
パワーアップや静音化といったわかりやすい部分から細かい改善まで、より進化したSwitchBotカーテン3は、より多くの人におすすめしやすい製品に仕上がっています!