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日本人にとって最も身近に感じる国(地域)のひとつ、台湾。
物理的な距離も近く、日本に親しみをもってくれている人が多い(親日度が高い)ことでも知られています。
航空券のお値段的にも韓国と並んで手頃ですし、食べ物も日本人の口に合うものが多い。
基本的に治安はよく親切な人もたくさんいるので、台湾ははじめての海外旅行にもうってつけ。
私も海外10数か国に旅行しましたが、台湾は大好きな場所のひとつです。
この記事では、台湾旅行に安く行くために調べておくべきツアー・航空券・宿泊予約のサイトに加え、両替や通信手段といった基本的な情報までこれから台湾旅行をする人に知っておいてほしい情報を紹介します!
台湾ツアー(航空券+ホテルのセット)
往復の飛行機と宿泊がセットになったツアーで予約すると、飛行機・ホテルを別々に予約するよりもかなり安く済む場合も。
ここでいうツアーは、添乗員がついて集団で回るようなものではなく、ただの「航空券とホテルのセット」。自由に旅行したい人も安心して利用できます。
エクスペディア
まず調べておきたいのが、アメリカ発で世界最大級の旅行予約サイト・エクスペディア。
航空会社の取り扱いやホテル掲載件数も非常に多く、飛行機のフライトと宿泊するホテルを自由に組み合わせて自分に合ったツアープランを作ることができます。
エクスペディア会員プログラムに登録・利用すれば、平均15%のオフの割引が受けられるのでさらにお得。
エクスペディア旅行アプリで旅程がかんたんに確認できるのもメリット。
希望の日程でどのような台湾ツアーが組めるのか、まずはチェックしてみるといいでしょう。
ジャルパック
JALの航空券とホテル宿泊がセットになったJALPAK(ジャルパック)も、台湾ツアーをさがすなら調べておきたいサイト。
日本の2大エアラインのひとつ・JAL(日本航空)が運営しているサイトなので、国内線で慣れている人にとっては安心感もあって使いやすいはず。
海外旅行にあまり行ったことのない人や高齢の方であっても「あのJAL(日本航空)のツアーだから大丈夫だよ」と言えばある程度は安心してくれるでしょう。
JAL航空券とホテル宿泊を自由に組み合わせられる台北行きダイナミックパッケージや、そのダイナミックパッケージが期間限定で安くなるタイムセールも開催しているので、定期的にチェックして掘り出し物を探してみるのもいいかもしれません。
HIS(エイチ・アイ・エス)
日本のツアー会社として有名な、HIS(エイチ・アイ・エス)。
もちろん、台湾行きのツアーも多数取り扱っています。
HISのページでは出発地域ごとにページが分かれているので、左上の「◯◯版」が自分の出発したい地域になっているかどうかをまず確認ください。
たとえば東京近郊なら「首都圏版」、近畿なら「関西版」など。
売れ筋ツアーランキングも掲載されているので、どこに行くか決まっていないときにぼんやりと眺めるのも楽しいかも。
台湾での宿泊予約
台湾のホテルをたくさん取り揃えた、台湾でのホテル宿泊予約におすすめのサイトを紹介します。
エクスペディア
ツアーのところでも紹介した、世界最大級の旅行予約サイト「エクスペディア」。
ツアーだけでなくホテル予約のみでももちろん利用可能で、台湾の宿泊施設も数多く予約可能。バックパッカー向けの宿から高級ホテルまでバラエティに富んだラインナップの中から選ぶことができます。
私も台湾旅行で台北のホテル「ヴィアホテル台北ステーション」に宿泊したときに、このエクスペディアを利用しました。
コスパ抜群で部屋もアクセスも良く、文句なしのホテルでしたよ。おすすめ。
「ヴィアホテル台北ステーション(丰居旅店北車館)」台北駅から徒歩圏内、設備充実コスパ抜群の超おすすめホテル台湾で泊まるホテルをさがしたいときにも、エクスペディアはまず調べてみるべきサイトと言っていいでしょう。
Klook(クルック)
日本語版は2019年にできたばかりですが、実は旅行好きにとってかなり便利な予約サイトがKlook(クルック)。
宿泊予約から現地アクティビティ、各種入場チケットやSIM・Wi-Fiルーターまで、航空券以外はほぼすべての旅行関連予約を取り扱っているサイトです。
宿泊日やホテルによっても変わりますが、他の予約サイトよりも安く予約できる場合も多く要チェック。
ホテルが安く予約できることに加えて、Klookではテーマパークや博物館などのチケット、現地でのツアーやアクティビティなども取り扱っているのが強い。
おそらく知らない方も多いと思うので、一度チェックしてみてほしいサイトです。その幅広さと便利さに驚くはず。
Booking.com
エクスペディアとならぶ世界最大級のホテル予約サイトが、オランダ発祥のBooking.com(ブッキングドットコム)。
私の場合は台湾では利用したことがないですが、タイやカナダのホテルを予約するときに利用しました。
エクスペディアとはホテルのラインナップが一部異なっているほか、民泊物件も一部取り扱っているのが特徴。
そのため物件数は多い反面、宿泊施設のクオリティもややばらつきがある印象。Booking.comで宿泊予約するなら、口コミなどをしっかり吟味してから選ぶのをおすすめします。
楽天トラベル
日本の旅行予約サイトである楽天トラベルでも、台湾ホテル宿泊の予約が可能。
口コミ件数が多く、楽天ポイントが使える・貯まるメリットあり。基本的には国内ホテル予約のときと何ら変わりません。
楽天ユーザーであったり、国内旅行予約で使い慣れている人にとってはこの楽天トラベルが予約しやすいかもしれませんね。
台湾への航空券
台湾への航空券をさがす場合は、チケット比較サイトで一括検索する方法と、航空会社のサイトで価格や空席をチェックする方法の2通りがあります。
どちらもそれぞれ独自の割引クーポンやチケットが販売されている場合があるので、可能な限り広くチェックしてみるのがおすすめ。
直行便・乗り継ぎ便とありますが、台湾は近いですし乗り継ぎも面倒なのでここでは直行便のみについて記載。
台湾には空港が複数ありますが、日本からのフライトだと台北の隣の市にある「桃園空港」、より台北中心街に近い「松山空港」、台湾の南にある第二の都市・高雄に近い「高雄空港」のほぼ3択と言っていいでしょう。
サプライスやSkyScannerでチケット一括検索
飛行機のチケットをさがすにしても、多数ある航空会社をひとつひとつ調べて比較するのは大変。
そんなときに便利なのが、航空券の価格を一括検索して比較できるサイト。
代表的な一括検索サイトとして、日本のHISが運営するサプライス(Surprice)と、イギリス発のチケット検索サイト・スカイスキャナーがあります。
サプライス(Surprise)
サプライスは、台湾行きを含む海外旅行の航空チケットの検索から予約まで可能なサイト。
運営元が日本なのでサポート等も受けやすいですし、時期によってはお得なクーポンやセールを開催していることも。
支払う料金には手数料(取扱料金)が含まれますが、セールやクーポンでそれ以上の割引を受けられる場合もあります。
横断検索でざっくりどの航空会社が安いのか知るのにも役立ちますし、台湾行きの航空券をさがすならまず検索しておきたいサイトのひとつ。
スカイスキャナー(Skyscanner)
スカイスキャナーは、イギリス発の航空券比較サイト。
スカイスキャナーは予約まで行うサプライスと違い、基本的に仲介するだけ。予約自体は航空会社や他の予約サイトですることになります。
ワールドワイドな航空券検索サイトでサプライスよりも検索範囲が広いですし、予約は他サイトなので手数料などもない。
ただ、場合によっては見たことのない予約サイトに飛ばされる場合があるので、ちょっと心配に感じることも。
いずれにせよ、サプライス同様に「ざっくりどの航空会社の何時の便が安いのか」知るにはたいへん便利なサイトです。
LCCで安い航空券がないか探す
通常の航空会社に比べて機内食やドリンク等のサービスが少なく、預け手荷物も基本的に有料となるかわりにベースの運賃が格安となっているLCC(ローコストキャリア)。
日本で言うとピーチやジェットスターが思い浮かびますが、台湾⇔日本路線だとピーチとジェットスターのほかスクート・タイガーエアが就航しています。
ピーチ(Peach)
ピーチ(Peach)は、ANAグループが運営する格安航空会社。
台北・桃園空港⇔関西・成田・羽田・中部・那覇の5路線を運航しています。
日本の会社が運営しているLCCは、2023年現在だとピーチのみ。
安いチケットで片道1万円台くらいから予約ができます。
スクート・タイガーエア
元々別の会社だったスクート(シンガポールのLCC)とタイガーエア(台湾のLCC)が統合してできたのが、スクート・タイガーエア。
いずれも日本⇔台湾をむすぶ航空路線を持っており、スクートは桃園⇔成田、タイガーエアは桃園⇔成田・羽田・茨城の便を運航しています。
会社が統合されたので予約サイトも1つになったのかと思いきや、2023年7月現在でもいまだに別々になっているようで、スクートとタイガーエアのサイトそれぞれで別の便が予約可能となっています。
価格も出発・到着時刻も異なるので、面倒でも両方チェックするのがよさそう。
ジェットスター
オーストラリア発のLCCで、日本でも早くから運航しているジェットスター。
ジェットスターも、日本の成田空港⇔台北・桃園空港間で1日1便飛んでいます。
ANAやJAL、キャセイパシフィックなど王道の航空会社
安さがウリのLCCに比べると最安値になる可能性は低いですが、価格と快適性のバランスを考えるならANAやJAL、エバー航空といった一般的な航空会社を選ぶのもあり。
ANA
日本でNo.1の航空会社・ANA(全日空)。
羽田⇔台北(松山)、成田⇔台北(桃園)空港への路線を運航。
エコノミークラスのチケットは安い順にSpecial(手数料ありで変更可、払い戻し不可)、Basic(手数料ありで変更・払い戻し可)、Flex(変更は手数料なし、払い戻しは手数料あり)の3種類があります。
JAL
JAL(日本航空)では、羽田⇔松山、成田・関西・中部⇔桃園の合計4路線を運航中。
エバー航空(EVA AIR)
エバー航空(EVA AIR)は、台湾の航空会社。
桃園⇔成田・関西・福岡・札幌・仙台・小松・沖縄、松山⇔羽田、高雄⇔成田・関西の10路線で日本との往復直行便を運航しています。
スターラックス
スターラックス(STARLUX)は、台湾を拠点とする2018年に設立されたばかりの新しい航空会社です。
台北・桃園国際空港へ東京・大阪・福岡・札幌・仙台・熊本・沖縄の7か所から直行便を運航。
チャイナエアライン
チャイナエアライン(中華航空)は、よく勘違いされがちですが中国ではなく台湾の最大手航空会社。
台湾⇔日本の路線数も全航空会社中最大で、桃園⇔成田・関西・中部・札幌・福岡・那覇・富山・静岡・広島・高松・熊本・宮崎・鹿児島、松山⇔羽田、高雄⇔成田・関西・札幌・那覇、台中⇔成田・那覇と20もの路線を運航しています。
安いと思って予約まで進んだら、サーチャージが上乗せされてかなり高くなった。。。ということも考えられるので、必ずサーチャージが含まれているかどうか確認するようにしましょう。
現地ツアー・アクティビティ・各種入場チケット予約など
台湾では、観光地を効率よく回れるツアーや現地でしかできないアクティビティに参加したり、たとえば台北101や故宮博物院のようなスポットに行くこともあるでしょう。
そういったツアーやチケットは、事前に予約しておくとスムーズに観光ができて便利。現地で買うよりも安く済むことも多々あります。
鉄道チケットなども購入できるので、とても便利!
Klook(クルック)
宿泊予約のところでも紹介した総合旅行予約サイト、Klook(クルック)。
たとえば、以下のようなツアーやチケットを取り扱っています(2023年8月現在、ごく一部のみ抜粋)。
- 台北101展望台 入場チケット
- 台湾高速鉄道 乗車チケット
- 国立海洋生物博物館(墾丁)入館チケット
- 桃園空港MRT 乗車チケット
- 国立故宮博物院(台北)入館チケット
- 九份・十分ツアー
- ホエールウォッチング
たとえば九份(「千と千尋の神隠し」のような雰囲気のある場所)に自力で行こうと思うと、バス乗り場を自分でさがしたりするのがそれなりに大変。
ですがツアーで申し込んでおけばホテル前などわかりやすい場所まで送迎してもらるし、迷うことなく専用のツアー用車でガイドさんの説明を聞きながら効率よく回れます。
角煮や白菜(を模した美しい彫刻)でも有名な故宮博物院の入場チケットも。
公式より安い場合もありますし、何より「Klook」という1つのサービス・アプリで管理できるのが便利。
KKDay
KKdayは、台湾のツアー会社が運営する旅行予約サイト。
台湾発だけあって、KKDayは台湾ツアーやアクティビティなどが特に充実しています。
例えば私の場合、台湾・台北にある「台北101」の展望台チケットを購入するときにこのKKDayを利用しました。
普通の入場料(当時600台湾ドル、約2,100円)を払うよりも安く、割引チケット(540台湾ドル、約1,890円)が購入できてちょっとお得でした。
スマートフォンからでもサクッと買えるのでとても簡単。
楽天トラベル観光体験
台湾を含む海外現地ツアーの取り扱いは海外発のサイトが多いんですが、日本人にも使いやすい現地ツアー予約サイトとして2022年にスタートしたのが楽天トラベル観光体験。
日本人にとって見やすく使いやすいデザインはもちろん、楽天ポイントが貯まる・使えるのもうれしいメリット。
私がこれまで予約していたWebサイトより安く予約できる場合も多々あります。
たとえば前述の台北101入場チケットの価格は以下の通りで、楽天トラベル観光体験がいちばん安い。(2023年8月現在)
- Klook:2,855円
- KKDay:2,720円
- 楽天トラベル観光体験:2,649円
今後の海外現地ツアー予約ではまずこの「楽天トラベル観光体験」サイトを調べてみようと思っています。
台湾に関する基本的な情報
さいごに、台湾に関する基本的な情報をまとめておきます。
台湾旅行の参考にどうぞ!
台湾の主な都市
日本人が主に訪れる都市は、台湾の首都であり数多くの観光スポットがある台北、台湾第2の都市・高雄、台湾の古都であり日本でいう京都のような位置づけの台南、日本統治時代の建物も多く残る商工業都市の台中あたり。
はじめての台湾旅行であれば桃園国際空港から台北に行き、その周辺を回るといいでしょう。日本人に有名な九份(「千と千尋」のような景色で有名)も、台北からバス圏内です。
台湾で使われる言語
台湾で話されているのは台湾華語と呼ばれる言葉で、中国語に近いけれども一部異なる部分もある。アメリカ英語とイギリス英語の違いくらいのイメージ。
大きな違いとしては、中国語は「簡体字」と呼ばれる日本の漢字を簡略化したような文字が使われるのに対し、台湾華語は逆に日本の漢字より複雑な「繁体字」と呼ばれる複雑な漢字が使われます。
こう見ると、簡体字と繁体字ってけっこう違うなぁ pic.twitter.com/apxkKn2mNy
— 池上がみー弟子が慶應通信76期(経済) (@Ikegami_GaMy) July 10, 2023
台北であればかんたんな英語は通じるところが多いですし、たまにかんたんな日本語が通じる場合も。
地方になればなるほど、英語や日本語が通じる割合は下がる印象です。
台湾で使われるお金
台湾で使われるお金は「台湾ドル(台湾円、台湾元とも呼ぶ)」。
だいたい1台湾ドルが3.5〜4.5円程度で推移しているので、モノの値段に4をかけるとだいたい日本円に直せます。
なお、日本円から台湾ドルへの両替は必ず台湾に行ってからするようにしましょう。日本で両替するとレートが悪いので、かなり損をしてしまいます。
台湾における交通手段
台湾の主要都市である台北・台中・高雄では地下鉄が走っているので、これを使うのがコスト的にもベター。日本の地下鉄とほぼ変わらない感覚で乗れます。
台湾・高雄の地下鉄(高雄捷運)に乗るには?日本のマンガ・アニメの影響がそこかしこに…タクシーを使う場合には、路上の黄色い車を探してください。
ただし運転手さんは日本語どころか英語も通じない場合が多いので、目的地や行き先の住所を指差しや筆談等で伝える必要があります。日本と違って手動でドアを開けることにも注意が必要。
路上のタクシーは上記の通りハードルが高めなので、アプリで呼べるタクシーのUberを利用するのがいいでしょう。
目的地も事前に入力できるので、運転手さんになんとかして伝える苦労もしなくて済みます。
台湾での通信手段
台湾に着いてからも、友人や家族と連絡をとったりSNSに投稿したり、目的地を調べたりタクシーを呼んだりとスマートフォンでの通信は欠かせません。
私が行ったときは現地でSIMカードを購入していましたが、2023年現在のおすすめは日本にいるうちにSIMカードやeSIMを準備していくこと。
これなら、空港でショップを探して手続きしなくても済むし、到着してからすぐに連絡をとったりネットを使ったりできる。
具体的には、以下のどれかがおすすめ。
- airalo(エラロ) でeSIMを購入(1GB7ドル、3GBで14ドルなど)
- KKDay でSIMカードやレンタルWi-Fiルーターを申し込む
- Amazon で台湾で使えるSIMカードを買っておく
- グローバルWiFi でレンタルWi-Fiルーターを空港受け取り
台湾を含む海外での通信手段についてくわしくは、以下の記事に解説しています。
海外旅行におすすめのeSIM・SIMカード8選。日本にいるうちに買って準備しておけばラクでかんたん!
台湾に安く行くためのおすすめ旅行予約サイト まとめ
私が思う日本にもっとも近い外国であり(物理的にも文化的にも)、海外旅行初心者にもおすすめの台湾旅行。
たいへん良いところなので、まとまった休みが取れたときにでもぜひ行ってみてください!