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長崎バイオパークは動物が近い!冬はカピバラの露天風呂でほのぼのするふれあいの動物園

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長崎バイオパークのカピバラ露天風呂

長崎県にある動物園「長崎バイオパーク」。
私を含め、長崎出身者には思い出深い場所です。

長崎市と佐世保市のちょうど中間あたり(西海市)に位置しており、開園は1980年。なんと私、同い年でした。


ライオンやトラとなどいった大型の肉食獣はいませんが、その分カピバラ、キリン、カバ、フラミンゴなどたくさんの動物が間近で観察できます。
直接触れ合えるコーナーもあるし、全体的に「動物たちとの距離が近い」動物園。さすが最上級のふれあい体験をうたっているだけある。

参考 長崎バイオパークに行くと他の動物園が物足りなくなる「カンガルーが目の前で殴り合う」「濡れたカピバラにタックルされる」togetter


12〜2月の冬季は、かわいくて意外とデカいカピバラたちが気持ち良さそうに風呂につかる「カピバラの露天風呂」も。

長崎を旅行するならぜひ立ち寄りたい、おすすめスポットです!

最上級のふれあい体験ができる動物園「長崎バイオパーク」

訪れたのは2017年2月の平日。この冬一番の寒さの日に当たってしまったようで、来園当時は雪も降ってるしめちゃめちゃ寒かった。。。
路線バスも一応あるようですが、時間がかかるし本数も少ないのでマイカーなりレンタカーで来た方がいいでしょう。長崎市内からだと約1時間程度。

ちなみにランタンフェスティバルを見に行った次の日ですね。

「長崎ランタンフェスティバル」写真レポ。風情ある長崎の街に無数の灯りがともる

渋い表情をしているリャマがお出迎え。怒るとツバや食べ物を吐きかけてくる場合があるので、サクッと撮って離れる。

入場料は大人1,700円、中高生1,100円、3歳〜小学生は800円。
動物と触れ合えるスペース「PAW」への入場もセットだと+300円です。

エントランスからちょっとした飲食店のある入場口手前まではフリースペース。
入口ゲートで入場券を見せ、いざ中へ。

入ってすぐは動物はあまりいないので、ずんずんと坂道を順路に沿って上っていきます。
道沿いにはポニーと、もう一頭のリャマらしき動物の姿。仲良くやっているかね。

最初に触れ合えたのは南アメリカ原産「マーラ」。近いというか、マーラたちがいるフィールド内に入れるのでもうその辺にたくさんいます。

エサを探しているのか、フンフンと私の周りを回るマーラ君たち。

この日は0℃近い気温で低活動気味。でも身を寄せ合ってるのもかわいいですね。

温室になっているフラワードーム。ジャングルっぽさを醸し出す色とりどりの花々。

彩り鮮やかなインコもいました。どう進化したらこんな色になるんやろ。

フラワーパークとアマゾン館を出て、「そうしの滝とフラミンゴの池」ゾーンへ。

特に動きが面白かったのが、アメリカビーバー2匹。

1匹は岩に突っ込んだ状態のままほとんど動かず、

もう1匹は真ん中の住処らしき岩の周りをひたすら周回。途中で前転ターンを披露したりとめちゃめちゃ元気。
アクティブさの差にもほどがある。

フラミンゴたちは寒さに耐えているのかいつもこうなのか、両足もしくは片足で直立不動。
首の曲がり方と片足立ちで微動だにしないバランス感覚がすごい。


カピストーブとカピバラ露天風呂

しばらく進むと、池と小屋のようなものが見えてきました。おや、あれはもしかして…??

カピバラだー!!かわええ!

ぽてっとした体つき、クリっとした目。
めっちゃ気持ち良さそうに目を閉じてたりもして、これで癒やされないはずがない光景。

露天風呂が満員のため、人間が手をつけて楽しむ用らしきゾーンにも無理矢理侵入してきていました。入りきってないよ。

動画でプレイバック。癒されましょう。

隣の小屋にはカピストーブ。その名の通りカピバラ用のストーブです。
ん、なんかモコモコしてるぞ…?

いっぱいおるー!

ストーブ側から見るとこの有様。日本の冬は寒いよね、そうだよね。

基本的にはストーブに当たったり風呂に入ってのんびりしているんですが、どこからともなく猿かなにかの鳴き声が聞こえてきたときはふと立ち上がって歩いては止まり、だるまさんがころんだ状態に。

野生の本能が刺激されるのか、しばらく周りを見渡して警戒。
しばらくすると「何でもねえのかよ」といった感じでそそくさと風呂に向かっていましたが…。

カピバラというと可愛い動物のイメージですが意外と大きいんですよね。中型犬くらいはあって、ずんぐりとしてる。

ふさふさに見える毛はタワシのように硬く、チクチクしてます。

お尻のあたりを撫でられるのが好きらしい。

カピバラの露天風呂は、12〜2月の12:00~15:00とのことです。


自由な動物たちの生態を近くで観察

カピバラを堪能した後も、広い園内を動物たちの生態を観察しながら見て回ります。


ここはアライグマですね。……おやっ……。

(察し)

あまりにも一心不乱にしてたので思わず爆笑してしまいました。


寒いからなのか、こちらはガラスで仕切られた部屋の中のペリカン。

冬の上にこの日は気温が低すぎたため、多くの動物は基本的に静かに暖まる姿勢。

木の枝をポッキーのようにむしゃむしゃとかじるキリン。

ちょこまかと走り回るリスザル。いたずらでカメラとか取られたりするらしいので注意!

オオカンガルーの群れ。よく見るとめっちゃ踏んでる(というか乗っかってる)。

これだけ近くで撮ってもあまり動かない。撫でてもよかったのかもですが、カンガルー先輩は強力なパンチやキックが飛んでくると怖いのでやめておきました。

大口を開けるカバ。虫歯大丈夫?

何とも言えない味のある表情でこちらを見つめてきます。

なんと、ノンノンもドンも1980年の早生まれで私より歳上!先輩失礼しました。
つまり1980年11月のバイオパーク開園前から生きてるんですね。カバって長生きなんやなあ。


小動物や犬猫と触れ合える「PAW(Pet Animal World)」

最初の入口付近に戻り、最後は『かわいいペットがいっぱ〜い』なPAWなる施設へ。

中には多くの小動物、鳥、それに犬や猫と触れ合えるスペース。

たくさん放し飼いにされているので、踏んだりしないよう注意。
その辺に普通にイグアナがいて驚く。

『あぁん?今忙しいねんけど?』みたいな目で振り返られた瞬間。

ナマケモノはめっちゃ寝てました。意外と噛むらしい。

恥ずかしがり屋なのか、端っこに頭を突っ込んでじっとしているリクガメ。

何だか神々しさすら感じるメンフクロウ。
フクロウって何故こんなに表情豊かなんでしょうね。

目がギョロっとしたタイハクオウム。
ずっと何か喋ってるのに、飼育員さんに軽くあしらわれていました。

フレミッシュジャイアントという、10kg以上にもなる巨大なウサギ。人工的につくられた種らしい。

奥には猫ゾーン(右)と犬ゾーン(左)があります。

猫は全員寝てました。室内だし寒いとか何とか関係なかったね。

おねむ。

丸まってる猫を下から見るという貴重な経験。

犬ゾーンは割とみんな活動的。ちょこちょこお客さんと触れ合う子もいましたが、基本的には飼育員さんの周りから離れません。
猫カフェはあるけど犬カフェはない(犬同伴可の店はあるけど、犬をかわいがれるカフェは見たこと無い)のはこういう理由なんかな?

この柴犬君が一番かわいかった!


あとがき

ここに載せきれなかった動物や昆虫もたくさんいましたし、家族連れでもカップルでも友達グループでも楽しめる動物園「長崎バイオパーク」。

長崎市内からだと車で約1時間、ハウステンボスからなら30分以内と旅程に組み込むにもいい場所にあるので、ぜひ行って見てください!

店名長崎バイオパーク
電話番号0959-27-1090
住所長崎県西海市西彼町中山郷2291-1
営業時間10:00〜17:00(入園締切16:00)
定休日年中無休
Web公式:長崎バイオパーク – ZOOっと近くにふれあえる九州の動物園&植物園
Twitter:長崎バイオパーク公式(@ngsbiopark)さん | Twitter
Facebook:長崎バイオパーク – ホーム
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