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まずは、”ノート”と”ノートブック”の2つだけ覚えよう!【Evernote】

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Evernote超初心者講座 ノートとノートブック
Quick Tip: Use Evernote to back up your blog in real time / joe.ross

今回は、Evernote活用の実践編。と言っても何も難しいことはありません。

Evernoteは「ノート」と「ノートブック」だけ覚えれば使えますよ、というのが今回言いたいこと。


ブログ記事や書籍などで、細かく分類されたEvernoteを見て「これはできないわ・・・」とハードルの高さを感じている方、なにも難しく考える必要はありません。

まずは、Evernoteの「ノート」と「ノートブック」を、誰でも親しみのある紙のノートに例えて説明してみます。

Evenoteの「ノート」って?

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Japanese Notebooks / L. Marie

Evernoteでいう「ノート」とは、紙のノートでいう「ノートの1ページ」に当たります。

ここに、紙のノートと同様にメモを取れますし、写真を貼ったりもできます。

紙のノートにはできないがEvernoteではできることとしては、メモや写真の他に音声やファイル、Webページの保存などがあります。


要するに、メモでも、写真でも、音声でも、後で見たいホームページでも、何でもかんでも「ノート」としてEvernoteに放りこんでおけるわけですね。


Evernoteの「ノートブック」って?

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Japanese Notebooks / L. Marie

それに対し、Evernoteでの「ノートブック」とは、紙のノートでいう「ノート1冊」に相当します。

メモや写真などなどで作った「ノート」を、好きな「ノートブック」に分類して(束ねて)おくことができます。

(作った「ノート」を後で別の「ノートブック」に移したりも自由にできるので、もしかするとルーズリーフの方がイメージに近いかもしれません。)


例えば、毎日食べた物を写真に撮り「ノート」を作っているなら、それを”毎日の食事”という「ノートブック」にまとめておく・・・といった具合ですね。

以下は私のEvernote。

Evernote lectures for beginners 2 4

「ほしいもの」というノートブックの中に、Amazonのサイトからクリップしたノートが3つまとめてあり、その中のBOSEのヘッドホンという「ノート」を見ている状態なのがわかるかと思います。


じゃあ、紙のノートと何が違うの?

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大きな違いは2つ。

  1. 紙のノート以上に、何でも簡単に放りこんでおける
  2. インターネットさえつながっていれば、どこでも、どのデバイスでも見たり書き込んだりできる

例えば紙のノートであれば、家に忘れてしまった場合はもちろん見ることも書きこむこともできません。

他の人が持ち出してしまったり、あるいは無くしたりしてしまった場合も同様です。


それに対し、Evernoteはスマートフォンなりパソコンなり、ネットにつながったデバイスさえ持っていれば見たり書き込んだりできます。
同じノートに家族みんなで別の場所から書き込むことだって可能。

たとえスマートフォンやパソコンが壊れたとしても、データはEvernoteのサーバーに保存されているので問題ありません。

また、便利なアプリやブラウザの拡張機能などを使えば、ボタン一発で写真やWebページをEvernoteに送り込むのも簡単です。


紙のノートには紙のノートの良さがもちろんあります。
“手書き”が完全に無くなる、ということは今後も無いでしょう。

ですが、Evernoteが紙のノートにはない優れた特長を持っているのも事実。

せっかくこんな便利なものがあるのですから、使わない手はないと思いますよ。

(紙のノートとEvernoteの使い分けについても、この講座の中で書いていく予定です)


最初はノートブック1つから始めてみよう

「よし、じゃあ使ってみよう!」と思って、まずはノートブックをたくさん作ってしまう方がいると思います。

「アイデア」「Webサイト」「食事」「仕事」などなど・・・

そのやり方を否定するつもりは全くないですが、そのノートブックは本当に使うでしょうか?
逆に分類がめんどくさくなって使わなくなる…なんてことにならないでしょうか?


個人的に、最初はシンプルで良いと思っています。

例えば、ノートブックは「Inbox(とりあえず入れておくところ)」、「Action(何かアクションが必要なものを入れるところ)」、「Archive(溜めておくところ)」の3種類だけにしておく、とか。

極端かもしれませんが、最初はざっくり分けておくくらいの方が面倒くさくなくて続きやすいかと。

ちなみに、Evernoteを活用している友人もノートブック3つでシンプルに運用されているようです。

私の場合なんですが、私にとってのEvernoteは 「Inbox」「すぐ見る」「アーカイブ」の3つしか必要ありませんでした。(実際にはアーカイブは細分化されてますが)逆にそれくらいシンプルなものにしないと、よほど几帳面な人でもない限りいちいち Inbox に流れてくるものを分別なんてできません。だからあえて分別することそのものを捨てました。

その代わり、削除を多用します。(後略)
(via D Selection【20120517版】= @donpy のお楽しみ袋的エントリー | 覚醒する @CDiP


後でノートが増えてきて「分類した方が使いやすくなるな」と思ったときに、始めて新しいノートブックを作って分類していくのがオススメ。

使ってみないと、自分がEvernoteをどんな場面で使うか、どういう分類をすると便利か、というのはなかなかわからないものですからね。


あとがき

もちろん、「Evernoteを使い続けること」が目的ではありません。

ただEvernoteはしばらく使ってノートが溜まってきて、始めて便利さが実感できてくるものなので、その前に面倒になって止めてしまうのはもったいないと思った次第。


とりあえず細かい分類やら何やらは後回しにして、いろいろなノートを溜めてみてはどうでしょう。

使っていくうちに、自分に合った便利な使い方が見えてくると思います。

前提知識などほとんど無くても、「ノート」と「ノートブック」さえ知っていれば十分使えますよ!


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