熊本の超こってりラーメン「火の国文龍」強烈な旨みがガツンと来るパワフルな一杯

先日のゴールデンウィークに行った、熊本グルメツアー。

いずれもインパクトのあるいい店ばかりだったのですが、今回はその中でも個人的ラーメンランキングの上位にランクイン確実な「火の国文龍」を改めて紹介します。


“火の国”は、言わずと知れた熊本の別名。阿蘇をはじめとする火山が多いことから名付けられたとのこと。
（ブラタモリでは、熊本は実は水の国でもあったことが紹介されていました）

その名を冠した火の国文龍のラーメンは、「熊本で最強」を自称するほどの超こってり。

福岡でこのタイプのラーメンに遭遇したことは今までありません。今まで食べた中だと東京の「超ごってり麺 ごっつ」が系統としては近いですが、個人的にはこちらの火の国文龍の方が旨味がストロングで衝撃的でした。

若干アクセスしづらい場所ではありますが、ラーメン好きなら行っておくべき名店です！

熊本でも有数の人気ラーメン店「火の国文龍 菊陽バイパス店」車でのアクセスがおすすめ

今回は、渋滞を考慮してレンタカーは借りずに公共交通機関×徒歩のみでアクセスすることに。

降り立ったのは原水という駅。ご覧の通り、見渡す限りの住宅と畑でのどかなところです。

無人改札ですが、ICカードをタッチする機械は置いてあるのでご安心を。。きっぷ買いたいときはどうするんだろ。

目的地の火の国文龍までは、徒歩で20分ほどかかります。のんびりいきましょう。
（普通であれば車でのアクセスをおすすめします）

しばらく歩くと広めの国道に出て、ほどなく火の国文龍が見えてきました！
ちなみにここは菊陽バイパス店で、総本店はこの店に輪をかけて公共交通機関や徒歩では行きづらいところにあるので注意。

名古屋からはるばる災害復旧のためにやって来ていた東邦ガスさんもランチ中のよう。遠くからありがとうございます。

「熊本で最強のこってりラーメン」「俺はこのラーメンしか作れない」という男らしいコメントを確認しつつ、中へ。

こってり〜あっさり豚骨のほか、しょうゆ、しお、みそのラーメンも

こちらのお店も震災被害でしばらく閉店していたようですが、この日（4/30）はしっかり営業されていました。よかった！

店内は満席で空席待ちの状態。普段から人気店であることが伺えます。

食券を買ってしばし待ちましょう。とんこつのこってり〜あっさり、しょうゆ、しお、みそと選択肢が多いのも特徴の1つ。4種類とも提供しているのはなかなか珍しい。
私はもちろん名物のこってりで！

カウンターに着席。目の前には追加や持ち帰りのメニュー。

とりあえず、取り放題の漬け物でも食べながら待ちましょう。

紅しょうが、たくあん、辛子高菜の3種。
高菜といえば熊本・阿蘇の名物でもありますね。

全身をガツンと駆け巡る強烈な旨味にノックアウト！うまいっ！！！

待つことしばし、やって来たこってりラーメンは見たことのないビジュアル。インパクト絶大ですが…これは大丈夫なのか？

だって、スープが見えないほどに脂が振られてますよ。脂っこすぎたりしないんだろうか。

おそるおそるスープを一口。

……うまあああ！！なんじゃこれ！！！
豚骨と脂の濃厚な、濃厚すぎる旨味がガツンと脳髄に一撃。そして全身を駆け巡る。

この一発はこれまで食べたラーメンの中でも掛け値なしにトップクラスです。


麺は福岡よりも若干太めの中細麺。これは熊本ラーメンらしい太さですが、マー油や揚げニンニクといった他の熊本ラーメンによくあるものは加えられていないようでした。分類不能。

味を変えたいときは、卓上にあるにんにく味噌をどうぞ。
ただし味がかなり強いので、入れるとしても少量に留めておくのをおすすめします。せっかくこれだけのうまいスープですからね。

やや大ぶりの餃子もおいしかった。

あとがき

訪問から1ヶ月ほど経った今でも、一口目の衝撃は記憶に新しいこちらの店。

熊本旅行でラーメン食べるなら、この店おすすめです。きっと記憶に残る一食になるはず。

しょっちゅう行くにはさすがに遠い……でもまた食べたい……！

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福岡在住の私が、2泊3日の九州旅行プランを組んでみた。食・温泉・観光どれも豊富な九州へぜひ！