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万人にお勧めしやすく立地も良かっただけに、とても残念です。
福岡県東部、行橋市にある人気ラーメン店「金田家(かなだや)」。
福岡ベストラーメンに何度も輝いた名店で、ロンドンや香港にも進出しています。
ただ、行橋の本店へは福岡市内からでも1時間以上とかなり遠く、キャナルシティ博多のラーメンスタジアムに出していた店は2017年2月までで卒業。
食べたければ行橋まで行くしかないのか……と残念に思っていました。
その金田家が、なんと福岡市内に店舗をオープンさせたとのこと。
あの味がこれからいつでも食べられるなんて……と期待に胸を躍らせながら突入してきました!
川端のとり田横に、行橋の名ラーメン店「金田家」がオープン
金田家がオープンしたのは、博多区の下川端町というところ。
地下鉄で言えば中洲川端駅から徒歩3分、博多座の裏。あの水炊きの名店・とり田博多本店の隣でもあります。
博多水炊きが美味しい「とり田博多本店」中洲の近くであの味が食べられる至福目の前に駐車場があるので、車が停まってたらわかりにくいかも?どでかい「営業中」の看板を目印に。
4/29にオープンしたばかりです。(訪問時は5/6)
食券制となっているので、まずはここでメニューを選びましょう。
ラーメンは豚骨黒豚らーめん一本勝負で、トッピングやセット、ドリンク等を選ぶ形。私は黒豚らーめん(650円)+セットA(ごはん、ギョーザ3ヶ、200円)を選択。
店内はカウンター10席にテーブル席×3。オープンしたばかりでまだあまり知られておらず大通りからも外れた場所にあること、また14時過ぎの微妙な時間に行ったのでお客さんは多くありませんでした。こんな美味しい店にサクッと並ばず入れるなんてかなりの穴場やで……!
卓上には辛子高菜、紅しょうが、ごま、にんにく、コショウ、餃子のタレとラー油。
豚骨の臭みがない濃厚スープは極上の味わい。辛子高菜やギョーザもおいしいぞ
食券を渡し着席してからわずか2〜3分後、黒豚らーめんがすぐにやって来ました。
早いからといって雑だったりするのを心配する向きもあるかもしれませんが、このビジュアルを見ればわかる完成度の高さ。イケメン。
カプチーノのように泡立ったスープ。泡立つ豚骨と言えば一幸舎を思い浮かべますが、果たして…?
スープを一すくい口に含んでみると、一気に広がる豚骨スープの旨味。これは……うまいっ……!
同じく泡立ったスープの一幸舎はカドの立ったワイルドめの味ですが、こちらの金田家は豚骨の臭みは全くない優等生的なスープ。なのに全然物足りなさを感じさせないコク深さはさすが。
麺は極細麺。ポタージュのようなクリーミーで濃厚なスープがよく絡みます。
バラ肉チャーシューは薄めのものが3枚。漬け込んであるようで味はしっかり。豚骨ラーメンのチャーシューにありがちなパサパサ感はありません。
なお、チャーシュー麺を選ぶと種類が違う肩ロースのチャーシューが乗るようなので、チャーシュー好きは「黒豚らーめん+チャーシュートッピング」をすると2種類のチャーシューが味わえるそうです。
(めんむすびさん情報)
ゴマを散らして辛子高菜を乗せれば、また少し違う味わいに。辛子高菜は味わいしっかりの塩分濃いめなので、入れすぎない方がいいでしょう。
この味わい深い辛子高菜は、オンザライスも最高に合う。というかむしろこっちがメイン?
濃厚豚骨スープと辛子高菜でかき込むご飯は堪えられないうまさと背徳感。
忘れちゃいけない餃子。餡がみっちりと詰まっていてこちらも抜かりなし。
ご飯と餃子つきのセットA、正解。
途中で気付いたこの小瓶は、金田家特製の醤油に漬け込んだニンニクとのこと。
こちらもしっかり漬け込んであり、ラーメンにもご飯にもめちゃめちゃ合う。人に会う予定があるならやや注意が必要ですが、気にしなくていいなら全力でいっちゃって。
あとがき
やっぱり金田家うめえなあと再認識する、極上のラーメンでした。
それでいてクセが少ないので、豚骨の臭いが苦手な人も連れてきやすい。いい店ができたもんだ。
そのうち間違いなく行列店になると思いますが、今はまだ比較的空いている穴場です。
有名店はどの店も並びまくる博多どんたくの前に行ってレポートすべきだったなあ……まあしかたない。
福岡市内でもトップクラスにおすすめのラーメンなので、ぜひ行ってみてください!
店名 | 金田家 博多本店 |
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電話番号 | 092-262-8600 |
住所 | 福岡県福岡市博多区下川端町10-4 |
営業時間 | 11:00〜24:00 |
定休日 | 不定休 |
Web | Retty:金田家 博多本店(かなだや) (中洲/ラーメン) – Retty |