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Pixel 6・6 Proにはじめて搭載されたGoogleのチップ、Tensor(テンサー)。
そのTensorのパワーによって可能になった機能のひとつが、リアルタイム文字起こしです。
標準搭載のレコーダーアプリを起動し「文字起こし」を選ぶだけで、音声を自動でテキスト化。
録音時に文字起こしをしていなくても、レコーダーで録音しておけば自動的に文字起こしが完了しているのも非常に便利。
Pixel 6は音声文字変換という文字起こしに近い別機能も備えており、耳が聞こえにくい難聴者の会話もサポートします。
それなりの精度がある文字起こし機能がこれだけ手軽に使えるとなると、インタビューやセミナー、YouTube動画のテキスト化など、仕事にプライベートにいろんな用途が考えられますね!
レコーダーで日本語が使えない場合の対処方法
さっそくリアルタイム文字起こしをしてみるべく、レコーダーアプリを起動。自動音声文字変換機能をもちろん備えています。
必要に応じて録音をGoogleアカウントにバックアップすることも可能。
早速やってみようと思ったんですが、左下に「English(US)」と表示されていて日本語設定になっていない様子。
しかし言語選択の中に英語しかなく、日本語の文字起こしができない状態。
解決方法がわからずググってみたところ、Pixelコミュニティでも同様の質問があり以下のような回答が。
Speech serviceというGoogleのアプリを一度アンインストール後、更新して本体を再起動したら、レコーダーの設定に日本語やその他の言語が追加されました。
レコーダーの日本語が使えない – Google Pixel コミュニティ
この不具合(?)の原因、なぜこれで解決するのかはわかりませんがとりあえず記載の通りやってみることに。
「Speech Services by Google」を一旦アンインストールしてから更新し、Pixel 6 Proを再起動。
すると、無事言語選択画面に日本語が出てきました!同様の症状が起きている方はお試しあれ。
標準アプリ・レコーダーでリアルタイム文字起こし。オフラインでも使える
Pixel 6と6 Proで使える文字起こし機能を利用するには、まず標準でインストールされているレコーダーアプリを起動します。
録音を開始したら、「文字起こし」タブを押してみてください。音声がそのまま自動的に文字入力されるはず。
どのように文字起こしされるのか、実際の様子をどうぞ。
Pixel 6・6 Proで使えるリアルタイム文字起こしの様子。ちょくちょく間違いはあるけどそれなりの精度はあるし、これならインタビューのテキスト化や議事録作成からちょっとした音声メモまで幅広く使えそう。 pic.twitter.com/A1UD3hv3kp
— ushigyu (@ushigyu) November 12, 2021
語り手が1人、かつ早口でなければかなりの精度で文字起こしが可能。複数人だったり早口になるにつれて精度は多少落ちますが、それでも十分使える。
Google Pixel 6 Pro 10日使用レポ
超絶進化した「音声文字起こし」
「レコーダー」や「音声文字変換」「翻訳」などのアプリやGboardのキーボードの音声認識がとんでもなく進化。
1人の声なら、びっくりするほど正確に読み取ってくれて、そのままコピぺ可能#Pixel6pro #GooglePixel6Pro #teampixel pic.twitter.com/IpIGcNZGxf— YOSHITAKE Kan/豆助 (@mame_suke2) November 9, 2021
音声を保存するとそのままテキストも保存されるほか、他アプリへのコピペやキーワード検索も可能。
「あの言葉、スピーチのどの辺で出てきたっけ?」などというときにも一発で探せます。
この文字起こし機能が優れているのは、処理をすべてオフラインで行っていること。
そのためネット環境がなくても動作しますし、オンラインでのやりとりが不要なので処理も速い。
録音した音声は自動でテキスト化される
Pixel 6レコーダーアプリの文字起こしでもう1つ特筆すべき点が、録音した音声が自動でテキスト化されること。
「文字起こし」無しで普通に録音し保存した音声であっても、後から選択して「文字起こし」を選ぶだけで全内容が既にテキスト化された状態で表示されます。これすごい。
ちなみに録音した音声の黄色く表示されているのが音楽、青色が会話として認識されている部分。会話だと認識されると自動で文字起こしの対象となります。
難聴者の会話にも使える「音声文字変換」アプリもある。ただしオンライン限定
レコーダーの文字起こしに近い機能として、音声文字変換アプリがあります。
⇒ 音声文字変換&音検知通知 – Google Play のアプリ
これはAndroidのアプリで、Google Playからダウンロード可能。Pixelスマートフォンであれば機能を有効にするだけで使えます。
Pixel 6および6 Proの場合、「ユーザー補助」→「音声文字変換」へと進みます。
「音声文字変換を開く」でスタート。
これは主に難聴者に向けた機能で、聞き取った会話の内容が大きめの文字でテキスト表示されます。
返事を画面キーボードで入力することで、言葉を発しなくても会話が可能に。
ただし、この音声文字変換はオンラインでしか使えないのがネック。
インターネット環境がないと、以下のような表示が出て音声のテキスト化がされません。
Pixel 6・6 Proのユーザーは、ネット環境がない場合はこの音声文字変換の代わりにレコーダーアプリを使うのもありですね。
音声による文字入力も、指で打ち込むよりはるかに速い
音声認識能力の高いPixel 6・6 Proは、音声によるテキスト入力も非常に速い。
送信や消去も、音声だけで行なえます。
実際の様子をどうぞ。入力する文章がすでに固まっているなら、キーボードで打ち込むよりもはるかに速い。
音声によるテキスト入力も凄い。そこそこ早口でも聞き取ってくれるし、送信や消去まで音声のみで完結。
LINEやSNS、メール、検索ワードなどテキスト入力する場面ならどこでも使える。 pic.twitter.com/1iHoOqFI4F— ushigyu (@ushigyu) November 12, 2021
仕事からプライベートまで、様々な用途が考えられる
このリアルタイム文字起こし、仕事からプライベートまでさまざまな用途が考えられますね。
例えば仕事ならインタビューやセミナー等の文字起こし、議事録作成など。
学校の授業であったり英会話など習い事の音声を録音するのもいいですね。
YouTubeで発信されている情報を知りたいけど動画を全部見るのはダルい場合、動画再生しつつレコーダーで録音し、気になった部分だけをチェックする……などという使い方もできそう。
Pixel 6・6 Proを手に入れたら、ぜひやってみてください!
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Pixel 6・6 Proの注目機能をレビュー記事にしてアップしています。こちらも参考にどうぞ!