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リビングで妻と2人でゲーム(スプラ3のサーモンラン)するのに、長らく13インチのモバイルモニターを使ってきました。
問題なく遊べてはいたんですが、週5くらいでプレイするのでもう少し大きめのディスプレイがほしいな……と思っていたところ見つけたのが15.6インチのPixio PX160 モバイルモニター。
怪しい中国系ノーブランド製品をのぞけば、15.6インチモバイルモニターとしては最安クラスの18,980円(2023年5月2日現在)。
発色のよいIPSパネルを採用し、Nintendo SwitchやMacBookなどのデバイスとUSB-Cケーブル1本で接続できます。MacBookとの接続ならバスパワーでも動作するので電源いらず。
2年保証、30日間の返品保証もついてます。
ゲーム用に、パソコンのサブディスプレイに。15.6インチの大画面を持ち運んでどこでも使えるのはとても便利です!
Pixio PX160 モバイルモニターのスペック・仕様
まず、Pixio PX160モバイルモニターの主なスペック(仕様)、特徴をチェックしておきましょう。
製品名 | Pixio PX160 |
---|---|
公式画像 | |
価格 | 18,980円 |
メーカー | Pixio |
画面サイズ | 15.6インチ |
スタンド有り寸法 | 368.2 mm x 224.6 mm x 11 mm |
重量 | 0.8kg |
解像度 | 1920×1080p(フルHD) |
リフレッシュレート | 60Hz |
コントラスト比 | 500:1 |
応答速度 | 8ms |
入出力ポート |
USB-C × 2 Mini HDMI × 1 ヘッドホンジャック |
スピーカー | 1.5W × 2 |
主な特徴 |
・IPSパネル採用、非光沢の15.6インチモニター ・MacBookやSwitch等のゲーム機とUSB-Cケーブル1本で接続 ・スタンドにもなるカバーつき |
保証 |
2年間 製品保証 30日間 無料返品保証 |
同梱品 |
・カバースタンド ・HDMI to miniHDMIケーブル ・USB-A to USB-Cケーブル ・USB-C to USB-Cケーブル ・ACアダプター(USB-A×1、USB-C×1) |
カラー | ブラック |
発売日 | 2020年9月8日 |
(出典:Pixio Japan公式ページ)
Pixio PX160は15.6インチのカバースタンドつきFHDモバイルモニター。
怪しい中国系コピー製品メーカーの商品を除けば、15.6インチFHDのモバイルモニターで18,980円はかなり安く、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
※Pixioはアメリカ発のメーカー
ちなみに他社の15.6インチモバイルモニターだと、たとえばIODATA(日本)のEX-LDC161DBMは22,800円、ASUS(台湾)のMB16AH-Jは26,480円。
Pixioはアメリカ・カリフォルニア州で生まれたゲーミングモニターのメーカー。
高品質なモニターを低価格で提供すること(≒コストパフォーマンス)にこだわっているとのこと。
もちろん、ゲーム用だけでなくパソコンのサブディスプレイとして、あるいは映像を楽しむ用途などにも問題なく使えます。
Pixio PX160 モバイルモニターのレビュー
USB-C・HDMI接続の15.6インチモバイルモニター「Pixio PX160」
赤の背景に白の文字が特徴的な、Pixioのパッケージ。
開けてすぐ、本体を収納しているビニール袋にもPixioのロゴ。通常すぐに捨てられてしまうようなこういった場所にわざわざロゴを仕込むあたり、こだわりを感じます。
中身をすべて取り出してみました。
PX160とカバースタンド、電源アダプタ、ケーブル3本(USB-C to USB-C、USB-A to USB-C、HDMI to miniHDMI)、それに取扱説明書。
PX160のディスプレイサイズは15.6インチで、MacBook Proの最も大きいモデル(16インチ)とほぼ同じ大きさ。
普段MacBook Air(13インチ)を見慣れている私からすると、かなり大きめに感じます。
ケーブルが3本……というとなんだか複雑そうな感じがしますが、そんなことはないので大丈夫。このうち使うのはいずれか2本。
1本をノートPCやゲーム機との接続に使い、もう1本を必要に応じて電源に接続。それだけです。
付属の電源アダプタはUSB-A、USB-Cの2ポートを備えているので、Pixio PX160ディスプレイ本体へどちらからでも給電が可能。
スタンド兼用カバーつきで持ち運びやすい
PX160にはマグネットでくっつくカバースタンドが付属しています。
以下の画像はカバーを外してみたところ。カバー装着時は、ディスプレイ全面と背面の上2/3くらいを覆う形になります。
カバーめくって後ろに回し、フラップを広げるとスタンドの脚に。
平坦なデスク等であれば、かなり垂直に近い角度でも利用可能。
思い切りスタンドを広げるとこのくらい。この角度の範囲内でほとんどの用途は満たせるでしょう。
ある程度スタンドを広げれば安定感も十分あるので、使用中にパタッと倒れる心配も少ない。
使わないときは、ディスプレイを覆うようにカバースタンドを装着して保護。使い方としてはiPadのApple公式カバー・Smart Folioに近い感じですね。
カバー装着時の重量は実測値で1,118g、カバーを外すと740gでした。
スイッチにも、MacBookにもUSB-Cケーブル1本でかんたん接続
PX160のインターフェースをみてみましょう。
左側面にイヤホンジャック、メニューボタン、戻るボタン。
右側面には給電とデバイスとの接続の両方に使えるUSB-Cポート×2、mini HDMIポート。
USB-C to USB-Cケーブルでニンテンドースイッチと接続してみると、何の設定もなしでつながりました。ドックも不要なのでお手軽、便利。
良い音というほどではないですが、スピーカーも普通にプレイするくらいなら十分な音量・音質です。
上の画像の状態(PX160をUSB-A to USB-Cケーブルで電源と接続、PX160とスイッチはUSB-C to USB-Cケーブルで接続)だとスイッチがわずかに充電されるんですが、プレイしているとバッテリー消費のほうが速い。
私が試してみた限り、1時間スプラトゥーン3を遊ぶとスイッチのバッテリーが18%減ったので、単純計算で約5時間半は充電なしでもこの環境でプレイ可能。
※バッテリー消費速度はプレイするゲームにもよる
逆に言えば、もっと長時間プレイしたい場合にはSwitchドックやドック代わりに使える変換アダプタを使ってHDMI接続するのがいいでしょう。
MacBook Airにも、USB-Cケーブル1本でかんたんに接続できます。
PX160ディスプレイは電源に接続しなくても、MacBookからのバスパワーで動作可能(ただしバッテリー消費はその分速まる)。
逆にPX160を電源に接続しておくとMacBookに給電されるので、MacBookを電源につながなくてもほぼバッテリーが減らずに継続使用が可能。
15インチモバイルモニターの中ではPixio PX160はかなり安い。コスパ抜群
私がPixio PX160モバイルモニターを買った大きな理由のひとつが、その安さ・コストパフォーマンスの良さ。
「15インチ モバイルモニター」でAmazon検索してみたところ、最安値はKOORUIというメーカーの14,980円の製品。
ですがメーカー名で検索しても公式Webページが出てこないし、メーカー名も聞いたことがない。日本語の怪しさやフォントから言ってもまず間違いなく中国系コピー製品。
これを買うのはちょっとリスクが高いと判断。
そういった怪しげな製品を除外していくと、Pixio PX160が唯一の1万円台で最安だったので購入したという次第。
(スプラトゥーンのプロチーム「Pixio monster」のおかげでブランド名を知っていたのも大きい)
参考までに、私が比較検討した15.6インチモバイルモニターを表で紹介しておきます。
価格は随時変動しますが、今回レビューしたPixioのディスプレイのコスパの良さがわかってもらえるかと。
製品名 |
価格 (2023年5月当時) | ひとこと |
---|---|---|
Pixio PX160 | 18,980円 | Pixioは米国のゲーミングディスプレイメーカー |
KOORUI 15B1 | 14,980円 | 中国系ノーブランドで品質に不安があったためスルー |
アイ・オー・データ EX-LDC161DBM | 22,800円 | I-O DATAは日本のメーカー |
ASUS MB16AH-J | 26,480円 | ASUSは台湾の大手メーカー |
山善 QMM-156R | 22,800円 | 山善は日本の商社 |
Pixio PX160 モバイルモニターのメリット・デメリット
私がこれまで2週間ほどPixio PX160 モバイルモニターをほぼ毎日のように使ってみて感じたメリットとデメリットをまとめます。
Pixio PX160 モバイルモニターのデメリット
- それなりに大きいので、持ち運ぶときはそこそこ大きめのバッグが必要
- スピーカーからの音は悪くはないが良くもない
Pixio PX160は15.6インチの大きさがあり、本体サイズは36.8 x 22.5 x 1.1 cm。持ち運ぶとなると、それなりに大きめのバッグが必要になります。
”モバイル”モニターとしてはギリギリのサイズ感。
スピーカーを内蔵しておりゲームを普通に遊ぶ程度なら問題ないものの、いい音で聴きたいと思うなら別途スピーカーなりイヤホン・ヘッドホンを使った方がいいでしょう。
Pixio PX160 モバイルモニターのメリット
- まともな15.6インチモバイルモニターでトップクラスの安さ・コスパ
- ゲーム用、PCのサブディスプレイ用には十分すぎる画面サイズ
- SwitchやMacなど、多くのデバイスとUSB-Cケーブル1本で接続できる手軽さ
Pixio PX160は、15.6インチサイズのモバイルモニターとしては(怪しい中国系無名メーカーを除いて)トップクラスに安く、コストパフォーマンスが抜群。
2週間ほどNintendo Switchのスプラトゥーン3で遊びましたが、それまで使っていた13.3インチのものと比べてずいぶん画面が広く見やすくなりました。約2インチ差という数字以上の体感の違い。もちろん、パソコン用のサブディスプレイとしても十分すぎるほど。
SwitchやMacなどの多くのパソコンとUSB-Cケーブル1本で接続できる手軽さも魅力。
パソコンと接続する場合はバスパワー利用もできるので、パソコンのバッテリーが許す限り電源不要で使えます。
Pixio PX160 モバイルモニターに関してよくある質問(Q&A)
Pixio PX160 モバイルモニターについて、よくある質問とその回答をまとめました。
もし他に質問がある場合は、可能な限りお答えしますのでコメントやSNSで連絡ください。
※マークアップで記述したい
パソコンと接続する場合、映像用ケーブルとは別に電源コードが必要?それとも1本のケーブルで両方まかなえる?
Pixio PX160でSwitchやPS4・5は遊べる?
Switchはドック無しのUSB-Cケーブル1本でも接続できます。
スピーカーの音質はどう?
遅延はある?
ただしPX160ディスプレイはリフレッシュレートが60Hzなので、それを超えるスペックを求めるPS5やパソコン等のゲームであればもしかすると遅延や描画の粗さを感じることがあるかもしれません。
Pixio PX160 モバイルモニターはこんな人におすすめ
Pixioの15.6インチモバイルモニター・PX160は、コスパの良いゲーム用/パソコン用の大画面ディスプレイをさがしている人にぴったり。
15.6インチの画面はモバイルモニターとしては最大クラスで、パソコンでの作業やゲームには十分すぎるサイズ。このクオリティで2万を切る価格はお値打ちと言っていいでしょう。
一方で、外に持ち出して使う予定なら普段持ち歩くバッグにPX160(約36.8 x 22.5cm)が入るかどうかは購入前にチェックしておくのをおすすめします。モバイルモニターのために大きいバッグを用意するのも大変だと思うので。
もし15.6インチが大きすぎるようなら、ひとまわり小さい13インチサイズのモバイルモニターを購入検討するのもありかもしれません。
Pixio PX160 モバイルモニターのレビュー まとめ
コスパ抜群・性能十分な15.6インチモバイルモニター、Pixio PX160。
それなりに大きいので持ち運ぶには大きめのバッグが必要にはなりますが、15.6インチのディスプレイは情報量が多いしゲームもプレイしやすい。
ゲーム用にパソコンのお供に、なにかと便利な製品です!