近代的で美しいデザインの「武雄市図書館」と、自然の力にあふれた樹齢3,000年以上の「武雄の大楠」

先日の佐賀旅行にて立ち寄る場所を探していたとき、目に入ったのが武雄市図書館。

市が民間企業であるCCC（カルチュア・コンビニエンス・クラブ、TSUTAYAの運営会社）と提携したことで良くも悪くも話題になっていましたが、行ったことはなかったんですよね。

さらに調べてみると、武雄市図書館の近くには「武雄の大楠」という樹齢3,000年以上の大樹があるらしい。この2つを一気に楽しめるなんて良さげやん……？

武雄市図書館は自由に撮影はできなかったものの、館内のデザインはおしゃれで図書館としても書店としても通いたくなる。スターバックスが併設されているので、カフェや勉強の場としてもとても良さそうでした。

そして武雄の大楠。「いうても大きな樹があるだけでしょ？」と思っていたんですが、想像以上に雄大で素晴らしかった。大楠に至るまでの道も雰囲気があってたまらない。

武雄市図書館の周りには武雄温泉や嬉野温泉がありますし、福岡から長崎に向かうルートからも近い。
この周辺を旅行する際に立ち寄る候補としてオススメです！

書店とスタバが併設された武雄市図書館

武雄市図書館に着きました。福岡市から車で約1時間20分、長崎市からだと約1時間。武雄温泉駅から徒歩だと15分ほど。

90台分の駐車場があるので、週末や連休でなければ悠々と車を停められるはず。混雑時には周辺の公共施設の駐車場も使えるとのこと。

武雄市図書館

駐車場周辺にはきれいな花も咲いていました。

併設のスターバックスにはテラス席も。春や秋には気持ちよさそう。

館内。日本の図書館にはあまりないデザインで、とても開放的かつ太陽の光もしっかり入ってくるので明るい。1F正面右のスペースには書店とスタバがあり、壁に沿った部分と2Fには図書館として多くの蔵書があります。

面白いデザインだしいろいろ撮って回りたかったんですが、武雄市図書館で撮影可能なスポットは1Fの入ってすぐ左と、2F廊下の突き当たりの2ヶ所のみ。
まあ静かに本を読みたい人もたくさんいるだろうし、仕方ないですね。。

こちらがもう1つの撮影スポットからの眺め。「これ絶対届かないのでは？」という高さのものも含め、数多くの書籍が並んでいます。

館内には多くのテーブルやデスク、席が散在しておりほどよく静か。読書や勉強にはとても良い環境に見えました。近くにあったら通いたいくらい。

併設の武雄市こども図書館もよい雰囲気。

入り口横には小さな子どもが遊ぶスペースがあったり、2Fには保護者がホッとできるカフェもありますよ。この日は平日で人も少なかったので、職員さんが来ていた子供の相手をしていました。

※上記は記事掲載時の情報です。公式HP等で必ずご確認ください

武雄の大楠とそこに至る道が素晴らしく良い

武雄市図書館から徒歩5分ほどのところにある武雄神社。

その脇から続くもみじ通りを進んでいった先に、樹齢3,000年以上の「武雄の大楠」が鎮座しています。
つまり縄文時代から生きているわけですね。すげえ。

「御神木」と書かれた鳥居をくぐり、大楠を目指します。

青々とした美しいもみじのトンネルを通り、

高々と立ち並ぶ竹の間を抜けて、

たどり着いた、武雄の大楠。
わかってはいたことですがとても雄大で、3,000年以上の歳を重ねた今でもたくさんの葉を茂らせ活力に溢れています。

幹のゴツゴツとした樹皮も、長い年月の流れを感じさせて良い。
思わず「おお……！」と声が出てしまう迫力。圧倒されます。

来る前はついでに行ってみるかという程度の感覚でしたが、大楠に至るまでの道も含めてわざわざ訪れる価値のあるスポットでした。来てよかった。

パワースポットみたいな表現は曖昧であまり好きではありませんが、もしあるとするならこういう場所をこそ言うんでしょうね。

※上記は記事掲載時の情報です。公式HP等で必ずご確認ください

あとがき

近代的な図書館の裏手に、重ねた歴史と自然の力強さを感じさせる大楠。
このコントラストがいいじゃないですか。

近くに来たときには、武雄市図書館だけでなくぜひ武雄の大楠にも立ち寄ることをおすすめします！

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