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嬉野温泉旅館「和楽園」トロトロの温泉、香りのいいお茶、溶ける湯どうふを満喫してリラックスできる宿

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お茶が香る温泉旅館「和楽園」

先日、嬉野市観光課の方にお声かけいただき、嬉野温泉で冬の間開催されている「あったかまつり」に行ってきたことを書きました。

その際、宿泊したのは「茶心の宿 和楽園」さんという旅館。


嬉野で特に有名な「温泉」「お茶」「温泉湯どうふ」の3つをそれぞれフルに満喫でき、フロントのスタッフや仲居さんの接客も含め、おもてなしの気持ちが伝わるとてもいい宿でした。

若い世代でも十分楽しめますし、バリアフリーに考慮した温泉露天風呂つきの部屋(「ユニバーサルデザイン」らしい)などもあり、高齢の方を含めた家族旅行にもおすすめです!

エントランス・部屋の様子。お茶の香りのする宿

嬉野温泉 茶心の宿 和楽園|佐賀県 嬉野市

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「茶心の宿 和楽園」のある嬉野温泉へは、車でそれぞれ福岡から1時間20分、長崎からだと1時間弱ほど。

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到着すると、スーツのスタッフさんに「ようこそいらっしゃいました」と迎えていただきました。
あんまりこういう状況慣れてないのでちょっと恐縮。笑

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フロントにてチェックイン。エントランスに入った瞬間にお茶のいい香りが。さすが「茶心の宿」というだけあります。

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広い待合スペースで、まずは「和紅茶」をいただきました。

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緑茶も紅茶も葉っぱは同じで発酵のさせ方が違うだけなので、「嬉野茶で紅茶を作ったら美味しいのでは?」と作ったものとのこと。確かに美味しい!

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今回宿泊したのは、山茶亭(さざんてい)という露天風呂付きの客室。

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やっぱり旅館といえば和室ですよねえ。

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お茶の香りがひときわ強くなったなと思ったら、部屋に茶香炉が。

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部屋に着くと、今度は抹茶と茶菓子でのおもてなし。
茶がマジでうめえ。

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部屋付き温泉露天風呂&大浴場

山茶亭の部屋についている露天風呂。蛇口から温泉が出る!

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和テイストの庭を見ながら、誰にも気兼ねなく温泉につかれます。

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部屋によって露天風呂のタイプはいろいろ違うそうです。
こちらは離れの部屋「翠月」のお風呂。これもええな・・・。

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大浴場も、温泉に加え露天茶風呂もあって楽しめます。

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ちなみに、嬉野温泉は日本三大美肌の湯の1つ。
ナトリウムを多く含む重曹泉で、皮脂や分泌物を乳化して洗い流してくれるそう。マジですべすべになりますよ。


佐賀牛やお茶づくしの会席などが楽しめる夕食

夕食は、お茶づくし会席の「旨味」と、

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佐賀牛つき会席の「匠味」を1人分ずつ出していただきました。
いずれも佐賀や九州の食材をふんだんに使った品々。

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こちらでは刺身の食べ方も嬉野流。
すり鉢でお茶をすって、刺身と一緒に食べるというスタイル。

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どのくらいするかは好みに合わせて。すればするほどお茶の味と香りが強くなります。

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ちょっとかけすぎたかなと思ったのですが、このくらいかけて食べてもお茶味に染まることなく、ちゃんと刺身の旨味+お茶のパリパリ食感。
しばらく噛んで飲み込むあたりで、お茶の香りがふわっとする感じ。

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お茶づくし会席では、食前酒もお茶のお酒。

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こちらは「茶美豚(ちゃーみーとん)」という、緑茶とさつまいもを食べて育った豚のお茶しゃぶしゃぶ。
普通の豚肉に比べ臭みがなく、旨味が強いのが特長。

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これを、嬉野のお茶でしゃぶしゃぶしてごまだれでいただきます。
豚肉の脂の旨味はありつつも、後味さっぱり!

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アワビのお茶蒸し。プルプルのコリッコリです。

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フグに抹茶の衣をつけて揚げたもの。お茶づくし会席というだけありほぼ全ての品に嬉野茶が使われています。
全品とかさすがに飽きるかなと思いきや、調理法が工夫されているのとお茶自体が美味しくさっぱりしているので、最後まで美味しくいただけました。

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一方、佐賀牛会席のメインディッシュはもちろんこちらの佐賀牛。A4〜A5ランクを使用しているとのこと。見るからにこれは食欲をそそる…

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焼く!食べる!うまい!言葉はいらないビジュアル。

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ここで初めて食べたふぐちり。

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一通り食べ終わったら、ご飯と椀、デザートで締め。

ご飯ももちろん佐賀で育ったお米を使っています。メインディッシュを差し置いて一番に「ご飯美味しいですね!」というお客さんすらいるのだとか。

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最後は抹茶ムースで。ごちそうさまでした。

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品数が多く全ては紹介できませんでしたが、どれも手が込んでいて美味しかったです!


朝食には名物の溶ける温泉湯どうふが!

朝食では、嬉野の名物「温泉湯どうふ」が登場。

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お茶粥をさっぱりといただきつつ、

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湯どうふが煮込まれるのを待ちます。
ぐつぐついってからしばらく待つと・・・

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この状態に。豆腐が溶け出して豆乳みたいになっとるがな!

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ホロホロになった豆腐を、ごまだれでいただきます!
豆腐を食べ終わったら、豆乳のようになっている温泉水にごまだれを入れて最後まで味わえます。

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朝食の間、気付かないうちに4、5杯はお茶飲んでた気がする。やっぱ本場のお茶うめえわ。

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あとがき

部屋へ向かう通路の途中に、こんなものが置いてありました。宿泊者が自由に書き込めるノートなのですが、もう70冊以上も。

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中には今まで泊まった方々の感謝の言葉の数々が。確かにいい宿やったなあ。また来たい。

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カップルや夫婦、家族でゆっくりするのにもってこいの宿だと思うので、九州旅行の際の候補としてぜひ!

嬉野温泉 茶心の宿 和楽園|佐賀県 嬉野市

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