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話しかけるだけで天気や今日のニュースなどいろいろなことを教えてくれたり、音楽を流したりもできるスマートスピーカー。
スマートリモコンと連携すれば家電の操作も可能になるなど、組み合わせ次第で幅広い使い方が可能です。
そのスマートスピーカー市場でトップシェアを誇るのが、Amazon Echoシリーズ。
音声アシスタント・Alexa(アレクサ)を搭載しており、多くの種類から選べて価格も比較的リーズナブルなのが特徴。
この記事で紹介するのは、Amazon Echoシリーズのディスプレイ搭載機種の中でもっとも安価なEcho Show 5(エコーショー ファイブ)。
スマートフォンと同じくらいの5インチディスプレイを備えたスマートスピーカーで、音声だけでなく画像・映像でも情報を表示できるのが特徴。
SwitchBotハブミニやNature Remoといったスマートリモコンと連携させれば、家電を音声操作することも可能。スマートホーム化した自宅の音声コントローラーとしても優秀。
天気予報も見られるデジタル時計として、あるいはデジタルフォトフレームとしても使える便利デバイスです!
Echo Show 5の見た目とデザイン
Echo Show 5は、Amazonのディスプレイ付きスマートスピーカーの中でも最も小さく、価格も安いモデル。標準価格は8,980円です。
ディスプレイがあることで情報をよりわかりやすく確認できるほか、付属のカメラで赤ちゃんやペットの見守りも可能。
パッケージを開けると、おなじみのAmazonマークがこんにちは。
Echo Show 5本体、電源アダプタ、それに簡単な説明書が入っています。
Echo Show 5本体をチェックしてみましょう。
上部には左からマイク/カメラのオン・オフ、音量ダウン、音量アップのボタン。一番右のスイッチは、内蔵カメラを物理的に見えなくするためのカバーです。
背面には電源アダプタのコードを差し込むポートと、microUSBポート。
microUSBポートからは他デバイスの充電もできないし何に使うのかな?と思って調べたのですが、「メンテナンス用のため通常は使用することがない」とのこと。なんじゃそりゃ。
Echo Show 5の底面。滑りにくいゴム製。
横からみるとわかるんですが、Echo Show 5はデフォルトでやや斜め上に向いた角度になっています。
たとえば正面など別の角度に向けたい場合には、置き方を工夫するなり別売りのAmazon純正 角度調節スタンドが必要。
Echo Show 5の初期設定
Echo Show 5に電源をつなぐと、自動的に初期セットアップがスタートします。
Amazonで購入した場合、自動的にアカウントが連携されているのでログイン等の手間が省けます。
画面をタッチして、初期設定を進めていきましょう。あとからでも変更できるのでそれほど悩む必要なし。
初期設定の最後にはファームウェアがアップデートされます。「10分ほど」とは言ってるけどそんなにかからんでしょ?と思ってたんですが、本当に10分くらいかかりました。気長に待つ。
アップデートに多少時間がかかる以外はスムーズに初期設定が完了。
設定を変更せずデフォルトの状態で画面に流れてくるのは、天気予報やニュース、アレクサに対する呼びかけのおすすめ例など。
Echo Showの設定変更をしたいときは、画面上端から下にスワイプするとメニューが出てきます。
試しに時計表示と壁紙を変えてみました。いい感じ。
Echo Show 5とAlexa(アレクサ)の主なできること
Echo Showでは、すべては把握しきれないくらい様々なことができます。
はじめてEchoシリーズを手に入れる/手に入れた方のために、Echo Show(音声アシスタントAlexa)の代表的な「できること」をまとめました。
(参考:Alexaとできること | Amazon)
天気予報、タイマー、ニュースなど
Amazon Echo(Alexa)を含むスマートスピーカーは、質問すると天気やタイマー、今日のニュースなどさまざまなことについて教えてくれます。
- 「アレクサ、今日の天気は?」
- 「アレクサ、3分のタイマーをセットして」
- 「アレクサ、今日のニュースは?」
音楽をかけたり、動画を楽しむ
Amazon Musicなど、Echoシリーズと連携したサービスから音楽を流して楽しみましょう。
- 「アレクサ、ディズニーヒッツをかけて」
- 「アレクサ、ビートルズをかけて」
- 「アレクサ、おすすめの曲をかけて」
ディスプレイつきのEcho Showなら、AmazonプライムビデオやNetflix、YouTubeなど動画サービスも利用可能。
- 「アレクサ、プライム・ビデオを見せて」
- 「アレクサ、ネットフリックスを見せて」
- 「アレクサ、YouTubeでネコの動画を見せて」
気になった言葉やレシピなどを検索する
ちょっと気になる言葉があるけど、手が離せなかったり検索できるデバイスが手元にない。
そんなときには、アレクサに聞いてみるのもいいでしょう。
Echo Showならディスプレイがあるので、たとえば検索したレシピを画像・映像でもチェックできます。
- 「アレクサ、マリトッツォってなに?」
- 「アレクサ、シーザーサラダのレシピを教えて」
話し相手、遊び相手として
話しかけると応えてくれるAlexaは、たとえば子供の話し相手としても活躍。
子供がもったさまざまな疑問を大人が全部答えるのは大変。Alexaの力を借りるのもひとつの手でしょう。
- 「アレクサ、牛乳は英語で何ていう?」
- 「アレクサ、なぜ空は青いの?」
- 「アレクサ、歌って」
- 「アレクサ、23かける72は?」
1つの言葉で複数のタスクをこなす
Echoシリーズに内蔵されているアレクサには「定型アクション」という機能があり、ひとつの言葉で複数のアクションを実行させることが可能。
たとえば「アレクサ、ただいま」と呼びかけるだけで返事しつつ家中の電気とテレビとエアコンをオンにしたり(要スマートリモコン)。
「アレクサ、おはよう」で今日の天気とニュースとスケジュールを読み上げつつ励ましてくれる……など、何でも自分好みにカスタマイズできます。
Echo Show 5 おすすめの使い方
デジタルフォトフレームとして設置
スマートフォンやデジカメで撮った写真を表示させる、デジタルフォトフレーム。
実際に調べてみるとわかるんですが、謎の中国メーカー製が大半でまともそうな製品を探すのが難しい。SONYなど有名メーカーも以前はデジタルフォトフレームを開発していたようなんですが、そのうちのほとんどは販売を終了してしまってるんですよね。
Echo Show 5を含むAmazon Echo Showシリーズは、Amazon Photosと連携してデジタルフォトフレームとしても使用可能な特徴があります。
フォトフレームっぽい枠こそありませんが、写真を映して楽しむ用途であれば十分。その上スマートスピーカーとしても使える(?)ことを考えるとコスパ的にもかなりお得。
Echo Show 5をデジタルフォトフレームにする(=時計・写真の表示に自分で撮った写真を使う)には、初期セットアップ時の「時計・写真の表示」設定にてAmazon Photosを選択します。
初期設定時でなくても、もちろん後からフォトフレームの設定が可能。
私の場合も、スマートフォンのAmazon PhotosアプリでEcho Show表示用のアルバムをつくってから改めてフォトフレーム設定をしました。
画面上から下にスワイプして設定を開き、「ホーム・時計」をタップ。
「時計・写真の表示」をタップ。
「パーソナルフォト」を選びます。
「写真の表示」。
Amazon Photosからアルバムを選ぶか、スマートフォンのAmazon Alexaアプリで設定した写真を表示するかの2通りがあります。
ここでは前者のやり方で進めるため、「Amazon Photos」をタップ。
Amazon Photosに保存している全写真から選んだり、ランダムに選ばれる写真を表示させることも可能。
私の場合は、あらかじめ作っておいた専用のアルバムを選びました。
すると、ご覧の通り。Echo Show 5が、一定時間ごとにスライドショー形式で切り替わるフォトフレームになりました。
なお、この写真の表示設定はスマートフォンのAmazon Alexaアプリでも可能なようです。
子供やペット用の見守りカメラとして
Echo Showにはスマートフォンと同様にカメラがついており、スマートフォン等のデバイスからそのカメラの映像を確認することができます。子供やペット用の見守りカメラとしてとても便利。
たとえばスマートフォンのAmazon AlexaアプリからEcho Showの映像を見たい場合は、デバイスの中からEcho Showを選択。
「カメラ」を選ぶと、以下右側の画像の通りEcho Showのカメラにうつるライブ映像がチェックできます。
映像を流しているあいだEcho Show側には「家族の方がカメラの映像を表示中です。」との通知が表示され、停止することも可能。
プライバシーに配慮しているため、無断で映像を見ることはできません。
映像を絶対に見られたくない状況であれば、上部のスイッチを右側にしておくことでEcho Showのカメラを物理的にふさぐこともできます。
なお、前述の通りEcho Show 5はデフォルトで斜め上を向いているので、見守りカメラとして使うとなると角度的に難しい。
たとえばAmazon純正の角度調節スタンドを取り付けるなどすれば、より柔軟に設置場所を決められそうです。
Alexaコール・メッセージ
Echo Showを含むAmazon Echoシリーズなど、音声アシスタントAlexa搭載端末同士ならAlexaコール・メッセージ機能が使えます。
たとえばキッチンと子供部屋にAmazon Echoを設置しておけば、わざわざ呼びにいかなくてもEchoを通して「ごはんだよー」とアナウンスできる。
仕事から帰るとき、Alexaアプリを通して自宅のEchoに「これから帰る」と伝えられる。
Echo Showやスマホ同士なら、ビデオ通話だって可能です。
スマートリモコンと連携し、家電を操作
Amazon Echoは、スマートリモコンと連携することで家電を音声操作できます。利便性がグッと上がるので、個人的にもおすすめ。
私が現在使っているスマートリモコンは、SwitchBotハブ。
リモコンによる赤外線通信を判別して記憶し、リモコンの代わりに発信することができるSwitchBotハブなどのスマートリモコン。
このSwitchBotハブとAmazon Echoを連携させることで、テレビやエアコン、ライトなどを音声だけで操作可能になります。
さらに私の場合、家のカギには「SwitchBotスマートロック」、カーテンには「SwitchBotカーテン」と、スマートリモコンと連携可能な製品を取り付け済み。
自宅に設置してあるEchoに呼びかければ、音声だけでカギやカーテンの開閉も自由にできます。とても便利。
Echo Show 5レビュー まとめ
日々の生活をサポートするアシスタントとして、音楽や動画を見るためのエンタメ用デバイスとして、あるいは話し相手としても幅広く使えるEcho Show 5。
ディスプレイつきスマートスピーカーの中では他社製品含めても最安クラスでコスパも高いので、スマートスピーカー初心者がはじめて買うデバイスとしてもおすすめです!