【厳選】一生モノの『買ってよかった』リスト

別府の温泉リゾート「杉乃井ホテル」が凄すぎたのでそのポイントをまとめた。特に家族連れには最高!

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杉乃井ホテルのアクアガーデン

先日宿泊した、世界一の温泉地・別府にある大型温泉リゾート施設「杉乃井ホテル」。

大分県の別府温泉は温泉の湧出量で世界2位(1位はアメリカのイエローストーン国立公園)ですが、人が入って楽しめる温泉としては別府温泉が世界一なんですよね。

周りの評判も良く気になっていたのですが、言うても大型の温泉ホテルといえば大浴場が広くて食事はバイキングのあんな感じでしょ、と正直甘く見ていました。


確かに大浴場は広いし食事はバイキングだったんですが、クオリティとスケールが尋常じゃなかった。棚湯は広くて眺め最高だし、温泉プールも広々として子供から大人まで楽しい。
さらに館内のエンタメ施設が見たことないくらいに揃っており、従業員さんたちの接客も総じてレベル高いんですよ。

だって、ホテル内にボウリング場やら本格的なゲーセンやらPRONTOやらその他色々あって、さらにホテル前にセブンイレブンまで誘致しちゃってるんですよ?こんなの他で聞いたことも見たこともない。

子供用にはイスや食器、浴衣のみならず離乳食まで用意されており、温泉プールは30センチくらいの浅いゾーンもあるので安心。監視員さんも常駐。

泊まっている間中「杉乃井すげえ……まじすげえわ」と感嘆しきりでした。なかなか予約が取れないのも納得。超納得。


この記事では、別府杉乃井ホテルに泊まってみて感じたスゴいポイントと、若干イマイチかなと思った点をまとめて紹介していきます!

① 棚湯、アクアガーデンなど温泉がすごい

世界一の湧出量を誇る温泉地・別府の中でも、杉乃井ホテルの規模はケタ外れ。宿泊できるのは「本館(14階建て)」「Hana館(13階建て)」「中館(7階建て)」の3ヶ所で、647室2,914名もの宿泊が可能とのこと。それでも予約が取りにくいんだから大したものです。

ちなみに私はHana館での宿泊でした。別府駅西口にある乗り場より、シャトルバスに乗って杉乃井ホテルへ。
マイカーの場合は、駐車場に停めてそこからシャトルバスで向かいます。


入れる温泉は「棚湯」「アクアガーデン」「みどり湯」の3ヶ所。特に棚湯とアクアガーデンについては、他ではなかなかできない体験ができること請け合い。

▼ 棚湯(たなゆ)

5段の棚田のようになっている露天風呂からは別府の街と別府湾が一望できる、絶景の温泉「棚湯」。

5段からなる湯船を棚田状に広げた大展望露天風呂「棚湯」。別府湾や街の夜景、そしてはるか四国佐田岬までを借景にした、圧倒的な開放感と眺望をお楽しみいただけます。

大展望露天風呂 棚湯 温泉|別府温泉 杉乃井ホテル[公式サイト]

他にも内湯のほか樽湯、展望サウナ、洞窟風呂などがあり飽きることなく楽しめます。余談ですが入った後の髪がやたらサラサラになって驚いたんですが、温泉効果でしょうか?


おすすめは朝焼けと夕焼けの時間帯らしいのですが、日没時は曇っており日の出の時間には起きられず。。。

結局夕方、夜、朝の3回入りに行きどれも綺麗だったのですが、個人的にはそれほど光の多くない夜景よりもクリアな晴れた朝の眺めが印象に残りました。

▼ アクアガーデン

棚湯と並ぶ杉乃井ホテルの温泉施設がアクアガーデン

なんと800tもの温泉を使った、広々とした”温泉プール“なのです。圧倒的な湧出量を誇る別府にある大規模ホテルだからこそできる、杉乃井にしかできないレジャーと言えるでしょう。
(他にこの規模の温泉プールってあるのかな?あったら教えてほしいです)


アクアガーデンは棚湯の更衣室とつながっており、水着に着替えてから通路を通って向かいます。
入り口にはレンタル浮き輪や水分補給ができるスペース。

ここから軽くシャワーを浴びて入ります。
見た目は普通にプールなんですが、温泉ですからもちろん温かい!体感では40〜41℃といったところでしょうか。


屋上の温泉プールで、絶景を眺めながら遊ぶ。もちろん家族や友人グループ、カップルで一緒に入れます。

杉乃井ホテルの棚湯

温泉というと大人がゆっくりするイメージがありますが、これなら子供も喜ぶはず。実際、多くの親子連れがアクアガーデンを楽しんでいました。

杉乃井ホテルアクアガーデン

日に4回(19:00〜22:00まで1時間ごと)行われる立体映像と噴水のショー。ヴェルサイユ宮殿の噴水ショーと同じデザイナー「Michel Amann」さんがが演出を手がけているらしい。
アートらしくストーリーというかコンセプトはよくわかりませんが、こちらも楽しめます。

途中スモークが炊かれる場面があるのですが、その煙に当たるレーザー光線でこんな写真が撮れたり。

棚湯とアクアガーデンの入り口前には、昔懐かしい(?)伝言板も。棚湯では男女分かれるので、こういう配慮も嬉しいですね。

多くの温泉宿では部屋からタオルを持参する必要がありますが、杉乃井ホテルでは入り口カウンターでタオルが配られているため持って行く必要なし。


水着を忘れた人用にレンタル水着もあるほか、女性用水着やイメージガールで有名な三愛水着楽園まで出店していました。

棚湯とアクアガーデンは日帰りでも利用可(時期により大人1,200〜2,500円)なので、杉乃井に宿泊できなくとも別府旅行のときに来てみてもいいですね。

▼ みどり湯

こちらは今回は訪れなかったのですが、高齢者や体の不自由な方に配慮したバリアフリー対応の温泉。

棚湯やアクアガーデンを利用しづらい人でもゆっくりお湯につかれます。宿泊者専用。


② エンターテイメントがすごい

杉乃井ホテルは、アミューズメント施設の充実っぷりが半端ない。こちらもこれまで見たことがないレベル。

だって、ホテル構内にゲーセン、ボウリング、カラオケ、フィットネス、スパ、イルミネーション、さらに目の前にセブンイレブンがあるなんて信じられます?

▼ 本格的なゲームセンター

大きめのホテルや旅館であればゲームコーナーがある場合もありますが、多くはこぢんまりとして機種も古く、オールドゲーマーが思い出に浸るくらいが関の山。

それはそれで好きなんですが、杉乃井のゲームコーナーはレベルが違う。もはやこれは普通にゲームセンター。

機種のラインナップも昨今のゲームセンターと遜色なく、太鼓の達人やルイージマンション、マリオカート、エアーホッケー、プリクラ×2〜3台、UFOキャッチャー20数台、メダルゲームやスロットコーナーまで。

ホテルの中にこんなんあるのヤバイやろ…と思ってたら、どうやらここは杉乃井の中にあるnamcoのゲームセンター「namco杉乃井ホテル店」という扱いらしい。自前ではなく本業のゲーセンを誘致したわけね。

▼ ボウリング場「スギノイボウル」

構内にボウリング場「スギノイボウル」まで作っちゃう杉乃井ホテル。しかも数えたら36レーンもあった。

閉店まぎわの23時過ぎだったこともあり、私が訪れたときには客はおらず独占状態。人生最初で最後の体験かもしれん。

杉乃井ホテルボウリング場「スギノイボウル」

ホテル併設といっても、普通のボウリング場と何ら変わりありません。違うのは浴衣でプレイできることくらい。

ゲーム代金は大人が平日400円、土日祝500円(年末年始は700円)。レンタル靴は300円なのでこちらも普通ですね。部屋のツケにしてチェックアウト時にまとめて支払うことも可能。

▼ イルミネーション

杉乃井ホテル前の敷地にて、365日開催中のイルミネーション。日中見ると大したことなさそうに見えたのですが(失礼)、夜に来てみるとなかなかのものでした。これを1ホテルがやっちゃうのがスゴすぎる。

夏季のみ営業している大型プール、アクアビートの周りもきらびやかに飾られていました。

杉乃井ホテルイルミネーション

所詮ホテルが片手間にやってることでしょ?とか思ってて申し訳なかったよ。

イルミネーションに照らされる杉乃井地獄蒸し釜。

ワープしそうなアーチもありました。

馬車、城、ウサギ(ピーターラビット?)。
ところどころコンセプト不明だったりもするんですが、十分綺麗だし温泉入った後にちょっと楽しむくらいなら十二分すぎる。ただ冬は寒いので湯冷めに注意。(自戒)

▼ アクアビート(夏季のみ営業)

夏季のみ営業している大型プール施設、アクアビート。今回は11月だったのでやっていませんでしたが、こちらも充実しているらしい。

スパリゾートハワイアンをオマージュしたかのような(?)南国風の内装にウォータースライダー、ウォータージャングルジム、流れたり波が起きるプール、などなどかなり楽しめそうです。


アクアビート アミューズメント|別府温泉 杉乃井ホテル[公式サイト]

▼ 他にも多くのエンタメあり

この他にもカラオケ、フィットネス&スパ、広々としたキッズランドなども完備。

今調べてみたら、SUGINOIフィットネス&スパは宿泊者が500円で利用できるほか、通常のジムと同様の会員制度もあります。

なんと会員は棚湯とアクアガーデンが追加料金無料で利用できるとのこと…!近くに住んでたら間違いなく会員なってたわ。


③ 食事がすごい

今回、朝夕とも食事はシーダパレスという場所でバイキング

チェックイン時に、混んでいる時間帯とそうでない時間を案内されます。特に予約不要なので、営業時間内であれば行きたいときに行ってOK。

追加料金1,000円で握り寿司や関アジ、関サバなどを選んで追加できるとのことでしたが、バイキング自体の内容がわからないので今回は追加せず。

こんなに並ぶことあるの?というくらいイスが並んだエントランスを中へ。

ここがバイキング会場、って広っ!ちょっとした体育館くらいはあるスペースに座席が並んでおり、周囲にはさまざまな料理の数々、中心には巨大な水槽とデザート&ドリンクコーナー。

こんな規模のバイキング来たことないわ…。

会場だけでなく、それぞれの料理も本格的でお世辞抜きにうまい!この日は月〜木限定カニ食べ放題ということでカニ料理もたくさんありました。焼きガニ、冷製カニ、蟹おこわ、蟹パエリア、カニ雑炊など。これだけでも十分満足できそう。

それだけじゃありません。目の前で焼くステーキ、窯で焼く本格的なピザやパスタ、バラエティ豊かな中華料理、和の惣菜などなど到底選びきれないほどのラインナップが揃っています。しかもクオリティもちゃんと高くおいしいのが良い。

バイキングはなるべく少しずつでも全種類制覇したい派の私ですが、早々に諦めました。

お酒やソフトドリンクバーは有料ですが、お茶やコーヒーなどは無料。ハーゲンダッツ食べ放題も。

演奏&歌のパフォーマンスまで(しかもめっちゃ上手)。杉乃井さんさすがにやりすぎやで。。。

子供向けにはイスや離乳食のほか、わたあめを作る機械もありました。大人も子供も食事を楽しめる工夫が随所に見られます。


朝食では、目の前でオムレツを作ってくれるほか朝用のすき焼きまで。

自家製パンもあるよ。

これだけの料理を朝から用意するって、杉乃井はどんだけの料理人を抱えているのか。

朝食だというのについつい食べすぎてしまうのも無理なし。これでも数ある料理の中から相当厳選したんですけどね。

「旅館のバイキング」のイメージを根底から覆されるスケールとクオリティでした。


④ 併設ショップがすごい

杉乃井ホテルは、併設されているショップもすごい。

多くの旅館にお土産などを販売する売店はあるものですが、その大きさがすさまじい。目移りしてしまいます。

なぜかウシにサンタ帽。

ご婦人用アパレルショップまで。旅館でこういうの売れるんだろうか…。


売店だけじゃありません。なんと館内にあのPRONTO(プロント)が出店しているんです。しかもかなり広い。

ビールにも力を入れているPRONTO。この杉乃井ホテル店も例外ではありません。
泡が細かくてマイルドでおいしかった。


さらに、ホテル前にはセブンイレブンまでオープン。品揃えも他の店舗と遜色ないどころか、お酒類を中心にかなり充実。

館内売店でもちょっと高めにお酒を売っていたりするので、目の前のセブンでは酒類は無かったりするのかな…とか思っていたんですが、まったくの杞憂でした。2次会3次会用の買い出しにうってつけ。



他にも、フランスベッドのショールームやマッサージ機の体験販売所まで。もうなんというか、既存の旅館・ホテルの枠で捉えていては理解できない。


⑤ 気配りがすごい

杉乃井ホテルのすごいポイント、最後は「気配り」。
いろいろな細かいところまでよく考えられているな、と思った場面がいくつもありました。

館内には、子供が喜びそうだし撮影スポットとしても使える飾り付けがそこかしこに。

もうすぐクリスマスということで、階段にはクリスマスツリー。

前述の通り子供用には食事用のテーブル&イス、ドリンク入れ、浴衣、離乳食や飾り付けなどがあるほか、全室禁煙なので安心。
(喫煙ブースあり)


アクアガーデンに行った後の濡れた水着はちょっと扱いづらいなあ…と思っていたら、水着用の脱水機が棚湯更衣室に設置されていたり。

こちらも前に記載したとおり、伝言板があったりタオルを部屋から持って行かなくてよかったり。

ボーリングやPRONTOなどの支払いは部屋付けにできるのでサイフを持ち歩く必要なし。
(さすがに売店とゲーセンは無理ですが)


相当な人数がいるのでバラツキはあるものの従業員さんたちの接客レベルも総じて高く、満足こそすれ嫌な思いをすることは一度もありませんでした。


杉乃井ホテルのここがイマイチかも?

全体的な満足度、衝撃度は相当高かった杉乃井ホテルですが、良いところに比べれば些細ながらイマイチに感じた点もありました。

▼ 部屋から温泉など各種施設までけっこう歩く

どの館に宿泊するかにもよりますが、私の泊まったHana館から棚湯やアクアガーデンまではかなり長い通路を歩きました。

その途中にPRONTOや売店、ゲーセンなどがあったため退屈はしませんでしたが(そこでお金を落としてもらおうという戦略でもあるのかもですが)、サクっと風呂入って来ようというときにこの距離はまあまあ遠い。

▼ 建物の外観はやや年代が感じられる

Wikipediaによると1966年に新館(現HANA館)、1967年にスギノイパレス、1971年に本館を建設したとのことですが、建物自体はおそらく当時のまま。たびたびリニューアルされているため館内を歩いていて古いなと感じることはあまりありませんが、外観を見たときは「結構年季入ってるな」というのが正直な感想でした。

杉乃井ホテル

まあ外観がどうであろうと別にいいんですが、これが次の難点につながってきます。

▼ 音が筒抜け(Hana館の場合)

他の館はどうかわかりませんが、私が宿泊したHana館の8階フロアの防音は弱め。

隣の部屋の子供の声や、廊下を歩く団体客の喋り声がかなり聞こえてきていました。


杉乃井ホテル側も配慮してアメニティに耳栓を置くなど配慮してはいるのですが、隣や上下がたまたまうるさかったりすると面倒かも。


どうやって予約すればいい?

じゃらんnet、楽天トラベル、るるぶトラベルでネット予約売上No.1を取っていることからもわかる通り、多くの予約サイトで杉乃井ホテルの宿泊予約が可能です。

ただし、人気ホテルのためなかなか部屋が取れないことも。例えば楽天トラベルのとあるプランで検索してみたところ、12月のうち空いているのは3日間だけでした。

2017/12/5現在の楽天トラベル上での情報

もし予約が埋まっていたとしても、諦めるのはまだ早い。直接電話で聞いてみると、空きが出ている場合があるんです。

私の場合もネットでは完全に予約が埋まっている日程だったのですが、電話してみると1室だけ空きがあるとのことで無事予約することができました。


問い合わせ電話番号は杉乃井ホテルの公式ページに記載されていますので、そちらへどうぞ。


あとがき

それなりにいろいろな宿に泊まってきたので大抵の旅館・ホテルは想定の範囲内での良し悪しに収まるのですが、杉乃井ホテルはそれを大きく超えてきたので思わずこんな長文のブログ記事を書いてしまいました。

老若男女楽しめると思いますが、特に子供連れのファミリーにはこれ以上ない温泉ホテル。


だいぶハードル上げてしまった感はありますが、マジで一度体験してみてほしい。凄いですよ、ここは。

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